抜群の着回し力と実用性を実証
スタイリスト 四方章敬
1982年京都府生まれ。数々のメンズファッション誌をはじめ、著名セレクトショップやブランドのカタログなど、幅広い分野でスタイリングを担当。
スタイリスト 四方章敬
1982年京都府生まれ。数々のメンズファッション誌をはじめ、著名セレクトショップやブランドのカタログなど、幅広い分野でスタイリングを担当。
DAY.01
タイドアップで
きちんとオンモード
「セットアップの要点は、単品でも装いが成立する存在感ある生地と、かっちりしすぎない仕立て。その点、デニム風のテクスチャーを転写プリントしたコットンジャージーモデルは、単品使いも容易です。タイドアップするときちんと見えるは、長年スーツを仕立ててきたオンリーの技術ゆえでしょう。」
DAY.02
端正な白タートルで
スマートカジュアル
「梳毛系のスーツは上品でドレッシーに見える反面、カジュアルダウンするのが難しい。ゆえにセットアップは着回しを考えると紡毛系に限りますが、見た目がデニム風のプリントジャージーでも効果は同じです。タートルネックはオフホワイトでクラシックさを意識するのがポイント」
DAY.03
旬のカラーニットで
リモートスタイル
「ジャケット単品での着こなしは、近年のドレスコードのカジュアル化やリモートワークの普及により、いまは出番がかなり多いでしょう。上下モノトーンの差し色として、トレンドであるカラーニットのなかからオレンジを選んだのは、黒パンツと合わせると都会的な雰囲気にまとまるからです」
DAY.04
硬くないビジカジは
絶妙な抜け感が肝心
「近くで見るとブラックデニムのような雰囲気のプリントジャージーは、パンツ単品でもこなれた表情によって物足りなさを感じさせません。ネイビージャケットでビジネスカジュアルを意識しましたが、デニム調の抜け感とのバランスを考慮してシャツはワンピースカラーにしました」