今更聞けないジャケパンスタイルQ&A~ビジネス編~【ONLY札幌エスタ店】
2020.04.16 | 札幌エスタ店
ONLY札幌エスタ店です
4月ももう折り返し、間もなく5月に入っていきます
なかなか外に出かけたくても出られない、そんな日々が続いておりますが
ほんの少しでも、何かお力になることができれば、そんな思いでこのブログを書いております。
ここ最近はクールビズ効果もあり、ジャケパンスタイルはすっかりビジネスシーンの定番のスタイルになりましたね。
さて、意外と皆さん知らないことが多いジャケットとの事なのですが
スーツの上着とジャケットって一体何が違うの?一緒なの?という疑問。
諸説あったりするのですが、実は元々はスーツの上着とジャケットは同じものでした。
それが時代の流れとともに、より気軽に着られるようカジュアル化が進み、
スーツとはちがった素材や色、形が使われるようになり、スーツとは区別されるようになってきたのです。
左がスーツの上着、右がジャケット
パッと見でもなんとなく違いがわかるのではないでしょうか?
主な違いを挙げていくと
1・「素材」…例外もあるのですがスーツはウールがメイン、生地表面に艶がよくあることに対して、ジャケットはウールの他にコットンや麻が混合されていたり、冬場だとツイードやフランネル等の素材が多いです。
2・「着丈」…同じサイズで比較すると、スーツに対してジャケットのほうが少し短めでよりカジュアル、軽快な印象なのがジャケット。
3・パンツ…スーツは基本上下セットで売られているのに対して、ジャケットは単品で売られており、違ったパンツを合わせます。*これも一部例外があります。
4・「ポケット」…スーツはフラップのついたポケットが一般的ですが、ジャケットはパッチポケットといわれる外付けのドラ〇もんのポッケのようなポケットなことが多いです。スーツと同じフラップポケットが付いているものもあります。
5・「肩パット」…最近のスーツは薄めではありますが一般的にスーツは肩のパットが入っているものがほとんどであるのに対し、ジャケットは入っていないことが多く、より気軽に堅苦しくなく着られる仕様になっています。
これはほんの一部で、まだまだ奥深い歴史、違いが多数あるのですが
簡単に見分ける主な方法は大体このような感じです。
*あくまで例であり、例外もありますので参考までに。
そんなジャケットですが、スーツと違い上下がセットでないため
どのようなパンツをジャケットに合わせたらいいのかわからない、という声をお客様からよく耳にします。
今回は何種類か、ビジネスシーンで使えるジャケパンコーデをご紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
まずはこちら
一番定番のネイビージャケット、ジャケパンスタイルの王道ですね。
これはもうグレーのパンツを合わせておけば問題なし。合わせるパンツグレーの色が薄くても濃くてもネイビージャケットであれば何でも合わせられます。
定番コーデの中にさり気なくチーフを入れてみても〇
グレーのシアサッカー生地のチェックのジャケット、これはチェックの主張が強いため
他のアイテムは極力シンプルに。また、写真のようにパンツ、タイを濃いめのグレーでジャケットとの濃淡を出すとよりメリハリがついて〇
ここ最近台頭してきているカラーのひとつでもあるブラウン、基本的に相性が悪い色がほとんどなく、思っている以上に合わせやすい色なんです。
今回はファビオ社のウール×リネンジャケットをイタリアの定番合わせであるブラウン×ブルーで。柄の強いチェックシャツもジャケット同様リネン混の無地のタイを合わせてあげるとぐっと締まって統一感が。
淡いグレーブルーのウインドウペンのジャケットにあえてストライプシャツを。
チェックジャケットにストライプシャツは意外とおさまりがよいので、怖がらずにチャレンジしてみましょう。タイをする場合は無地のタイをすると〇
ストレッチ性抜群のジャージー素材ノルマンディリネンジャケットは
よりアクティブな印象をつける為チェックのパンツで。
タイをするときは、少しシャリ感のあるタイを合わせればよりお洒落に。
私が個人的にお勧めなのは、同じ色味のもので濃淡をつけるワントーンコーデ。
手軽にできてまとまりがよく、尚且つお洒落に見えるのではと思っています。
淡いブルージャケット×ネイビーストライブシャツ×濃紺の無地タイ×ネイビーパンツ。
靴もブラックで締めると、ぐっとまとまったコーディネートになるかと思います。
ジャケパンコーデのパターンはもう何通りもあります、ぜひ今回のコーデを参考に
自分だけのコーディネートを作ってみてくださいね。
それではまたの機会に。
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