京都発のスーツブランド ONLY

「スーツは男の戦闘服。着ると気持ちが仕事モードに切り替わります」

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  —ONLYについてどんな印象をお持ちですか?

  以前から雑誌や駅前で店舗を見かけたり、衣装で既製品を着用したこともあったのでONLYというブランドは知っていました。
  日本人の体格に合わせた仕立てや、どこかイタリア的な色気を感じるデザインに興味を持っていて、いつかオーダースーツが欲しい、と思ってたんです。

  —お仕事柄スーツを着ることが多いですが、何着くらいをお持ちなんですか？

  テレビ番組やイベントでも自前のスーツを使うことが多く、今は15着ほどのスーツを着回しています。メインはネイビーとグレーで、明るいものから落ち着いたトーンまで幅広く揃えています。その日にどれを着ていくかは、自分に求められるイメージや場の雰囲気、スタジオやステージの背景を考えて選んでいます。

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  —スーツの着こなしに関するこだわりはありますか？

  私はテレビ番組のほかに、企業の展示会やイベントの司会をやらせていただく機会が多く、そこでお会いする経営者の方々のスーツを参考にしています。
  特にその方々の共通していることが2つあります。着こなしのルールを守ることと、スーツのサイズが体に合っていること。
  私もスーツを着る際はこの2点を心がけています。

  —スーツのサイズが体に合っていることを重視するなら、体格のクセを補正できるオーダーがいいですね。

  私は筋トレが趣味なんですが、その目的はずばりスーツが似合う体になること。特にスーツスタイルのポイントとなる肩と背中、ヒップを重点的に鍛えています。食事にも気を遣っていて、大好きなラーメンも月1回と決めているほど（笑）。
  せっかくスーツ用の体を作っているので、ボディラインがきれいに見えるオーダーの方に魅力を感じます。

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  —今回オーダーしたスーツのイメージを教えてください。

  清潔感がありつつ、ほんのりとした華やぎを感じさせるスーツです。ちょうど企業のイベントやパーティで使えるような一着が欲しかったので。
  スタイルはベーシックな2つボタンで、色はフォーマル度が高めなネイビーブルー。生地は店長におすすめしていただいたイタリア・カノニコ社のスーパーソニックというウール生地を選びました。生地はしなやかで上品な光沢を帯びており、高級感を感じました。
  
  スーツに関してはマイ・ルールがあるんです。着こなしに関しても、シャツは白かサックスブルー、ネクタイはレジメンタルタイ、靴は黒かダークブラウンが基本です。
  20代の頃は色々チャレンジしましたが、最近は、自分に一番似合うもの、自分が好きなテイストがはっきりわかってきたんです。
  迷うことが少なくなったことで、昔よりもスーツを着ることが楽しくなりました。