セレモニーのスーツスタイルはとかく横並びになりがち。
もちろんドレスコードが最優先だけど、周囲と差をつけたいという気持ちも……。
――そんな大人におすすめしたいのが「ベスト」です。ベーシックなダークスーツでも、ベストを投入するだけで、一段上のお洒落を感じさせるスリーピーススーツに早変わりするのです。
そこで今回は「テーラーメイド」の人気オプションであるベストにフォーカス。
さまざまなメディアで活躍中の凄腕スタイリスト・武内雅英さんとともにその実力を検証します。
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スタイリスト
武内雅英さん 1977 年東京都出身。メンズ誌の編集者を経て、スタイリスト・梶谷早織氏に師事。2005 年に独立し、ファッション誌やWEB媒体、広告、ブランドのカタログなどで活躍。ドレスクロージングを得意とし、上品な色気がありながら、リアリティを感じさせるスタイリングに定評がある。
たとえば、オーソドックスなこんな組み合わせ……
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KIWAMI -極-
チャコールグレースーツ
SUIT ¥41,800 -
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KIWAMI -極-
チャコールグレーベスト
VEST ¥11,000 -
ウールの名産地・尾州の老舗生地メーカー「西川毛織」と共同開発した極（きわみ）は、先染めのトップ糸が生み出す深みのあるチャコールカラーと上品な光沢が持ち味です。
オンリーのテーラーメイドなら
14,630円～
でベストが仕立てられます！
オンリーが展開するオーダースーツ「テーラーメイド」は、すべて国内の自社工場で仕立てながらも、４１,８００円～という手に取りやすいプライスも手伝って、高い支持率を獲得しています。
そんなテーラーメイドのウリのひとつが、豊富な生地やオプション、モデルから自分好みのものを選ぶことができる点。中でも人気が高いオプションがベストなのです。
そう、このベストこそが、セレモニーのスーツスタイルの格上げに威力を発揮するのです。
今回はセレモニー兼用のスーツとして絶大な人気を誇るベストセラー生地の極（きわみ）のスーツにオーダーベストを追加してみましょう。
セレモニーコレクション
シルクウールオーダーベスト
¥18,480
シルクウールオーダーベスト
¥18,480
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今回紹介するのは「セレモニーコレクション」のシルクウール生地。天然素材のシルクをブレンドすることで、高級感のある光沢とサラリとした風合いでオールシーズン使用できる万能生地だ。スーツと同じく、ボタンや裏地、ステッチを選べるほか、ラペルをつけたり（＋３,３００円）、ポケットを4つにしたり（＋1,１００円）と自分好みにアレンジできる。
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背中と裏地は表地のトーンに合わせてグレーのキュプラを選択。標準装備の尾錠は、ジャケットを脱いだ際、後ろ姿のアクセントに。
セレモニーはもちろん、普段のビジネスにも。
ミディアムグレーの無地が一番使える
では、どんなベストをオーダーするのが正解なのでしょう？ 武内さんに聞いてみました。
「スーツとまったく同じ生地のベストをオーダーするのがオーソドックスですが、その分、周囲とあまり差がつきません。そこでおすすめしたいのが、ミディアムグレーの無地。セレモニーのスタイルにさりげなく個性を演出できますし、ビジネスシーンでも使うことができます」
このベストがどれだけ使えるのか。シーン別にスタイリングを披露してもらいました
武内流グレーベストの着こなし①
～結婚披露宴～
ベストを使ったディレクターズスーツ風の着こなし
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極のチャコールグレーは黒に近いので、結婚披露宴にもばっちり対応します。共地のベストでもいいのですが、周囲と差をつけるなら、ミディアムグレーのベストを使って、昼の巡礼装であるディレクターズスーツっぽく着こなすのも格好いい。ボウタイとシャツは、ベストと同系色にまとめて、全体に統一感を演出しました」
武内流グレーベストの着こなし②
結婚式の２次会、パーティなど～
パーティを意識したノータイスタイルにベストが効く
武内流グレーベストの着こなし③
～ビジネスシーン～
マンネリしがちなビジネススタイルにドレッシーなスパイスを
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「このベストはセレモニー専用ではありません。こんな風にビジネススタイルのドレッシーなアクセントとしても重宝します。ただ、チャコールグレーとミディアムグレーだと、若干お堅い印象になりがちなので、ネクタイや小物でブラウンを入れて、柔らかい雰囲気を演出しました」
結論！ セレモニー用のスーツを買うなら
「とりあえずベスト」が正解
いかがでしょう？ セレモニーのスーツスタイルにおいて、いかにベストが効果的なアイテムであるかをおわかりいただけたでしょうか。
実際、スーツを購入した際に、ベストを追加するお客様は多く、中には【共地】＋【別の生地】の２着をオーダーする方も。
着るだけでスーツスタイルを格上げし、かつ着こなしの幅も広げてくれる万能服。
やはりベストは大人のお洒落の切り札なのです。