隠れた名品。

2021.06.24 | BUYER’S BLOG

こんにちは。

いつもONLY各店をご利用頂き、誠にありがとうございます。

ONLY商品チームがお届けするバイヤーズブログ、引き続きよろしくお願い致します。

 

今回はONLYの隠れた?名品(笑)

シューズのご紹介です。

 

毎回ですみません、、、スーツ屋なんですが(笑)

 

唐突ですが、ONLYの靴は高級靴と同じ製法で作られています。

今回ご紹介するラインナップはグッドイヤーウェルト製法を採用したシューズです。

 

「グッドイヤーウェルト製法」とは、甲革と靴底を「ウェルト」と呼ばれる革の帯でつなぎ合わせる製靴技法です。

欧米の高級靴の製法としても採用されています。しかしこの製法は時間と手間がかかります。

また高い耐久性を維持するためには、各素材が上質なクオリティでなければならず、コストもかさみます。

また近年、世界的に高品質な革素材が希少となり価格が高騰しているため、グッドイヤーウェルト製法の靴は、

非常に高価なものとなっています。しかしONLYのオリジナルシューズは、敢えてこの「グッドイヤーウェルト製法」

を採用しています。靴作りを手掛けるのは、日本の某百貨店もオリジナル靴をオーダーするインド・AFFAN社。

AFFAN社についてはまた別の機会にお話しさせて頂くとして。。。

 

弊社は2011年より同社と継続的に協業することで、2万円を切る価格で製品化に成功しました。

同じようなクオリティの靴は、国内メーカーでは2~3倍、欧米ブランドなら5~10倍の価格となるレベルです。

 

冒頭から長くなりましたが、ここからは商品紹介を。

まずはアメリカンテイスト漂うプレーントゥとロングウィング。

 

プレーントゥは程よいラウンドトゥで、ソールはレザーではなくラバーソール仕様にしています。

アッパーはインド工場が長年生産している英国軍向けのオフィサーシューズにも使用している、

ガラス調の革で有名なサデッサ(Sadesa)社のウルグアイ産レザーを採用。

L字型のウェルト仕様によるソール周りのボリューム感もあり、カジュアルコーデにもおすすめです。

 

ロングウィングはアメリカンタイプのウィングチップで、英国のカントリーシューズのようなL字型のウェルト仕様や、

トゥの「W」の装飾がかかとまで伸びているデザインはスーツはもちろん、ジャケットスタイルにもよく合います。

 

お次は、フレンチタイプのコインローファー。

丸みを帯びたモダンなデザインは、ビジネスシーンでのジャケパンコーデはもちろん、夏のパンツスタイルにも最適。

ラバーソールにしていますので、悪天候時も安心です。

モカ部分も1足1足手縫い、ハンドモカシンにしていますので、絶妙なカジュアル感を表現しています。

 

カバーソックスで合わせるのも良いですが、写真のようにソックスとのコーディネートも楽しみやすいと思います。

 

最後になりましたが、これらのシューズは全て¥19,000(税込み¥20,900)

一部取り扱いのない店舗もございますが、オンラインストアでは販売しておりますので是非ご利用ください。

 

グッドイヤーウェルト製法のシューズは少量ずつのご用意ですが、

毎シーズン、デザインを変えて展開しておりますので、サイズ切れの際はご容赦願います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

ONLYの物づくりへのこだわり。

今回も手前味噌ですが、、、スーツだけではないです(笑)