【Buyer’s Blog】テーラーメイド秋冬新作コレクションのご紹介 ~Vol.3 ストライプ編~

2021.08.18 | BUYER’S BLOG

皆様、こんにちは。

いつもバイヤーブログをご覧いただき、ありがとうございます。

すっかりアップするのが遅くなり、申し訳ございません。。。

そろそろ好評の早割も終了します。お急ぎください!

 

今回はストライプ編ということで、お勧め生地を3つご紹介します。

 

その前に。正直に申し上げると今シーズンはヨーロッパでストライプの人気がありません!(泣)

毎シーズン生地を決める際には、イタリア・イギリスを中心として、20、30ブランドを見ています。ブランドにより大小ありますが、1ブランド100柄以上のコレクションはあります。これだけの柄を10年以上見ていますが、これだけストライプの提案がこれだけ少ないのは初めてかもしれません!

 

スーツがファッション化している影響か、チェックが年々増えています。

しかしながら、私はストライプこそできるビジネスマンの象徴だと思っています。なぜならニューヨークのウォール街のエリートのスーツと言えば、ストライプを連想しませんか?

そのためONLYでは厳選されたストライプも多くご用意しております。

 

数少ないストライプの提案ですが、1つトレンドがあります。それはピッチ幅(ストライプの間隔)が広いことです。ペンシルストライプのような細く狭い柄は、本当にダウントレンドとなりました。これから暫くはその傾向が続くと思いますので、幅広のストライプを1着持っておいて損はないと思います!

CANONICO (カノニコ )

SUPER100’s/ウール100%/4540-2

¥74,800(税込)→早割¥59,840(税込)

皆さんが大好きなCANONICOです。私も大好きです。

SUPER100’sのサキソニー。微起毛した生地ですが、CANONICOサキソニーと言えば、業界では殿堂入りするぐらい長年人気がある生地です。膝抜けしにくい品質と光沢感ある見た目が、他にはない人気の秘訣でしょう。幅が19mmぐらいなのでワイドピッチに分類されますが、ストライプがブラウンのため上品な印象です。ネイビーにブラウン。イタリアではベーシックな合わせですが、日本では新鮮です。

 

CANONICO (カノニコ )

21μ TRADITIONAL WORSTED/ウール100%/4546-2

¥63,800(税込)→早割¥51,040(税込)

こちらもCANONICOのTRADITIONAL WORSTEDシリーズです。あえて太い糸を使い、しっかりと打ち込みながら織り上げることで、昔のビンテージ生地のように見た目になっています。しっかりした生地は仕立て映えし、シワにもなりにくいなど強度もあります。この手の生地は風合いが固くなりがちですが、CANONICOの独自の仕上げ技術により、柔らかさがあります。ただウエイトが360gと重いのは、好き嫌いが分かれるところでしょう。

ピッチ幅20mmとワイドで、太い糸を使っているのでストライプも自然なビンテージ感があります。ダブルブレストなどで、男らしさを出すのには最適な生地です。

 

DRAGO (ドラゴ)

SUPER130’s Vantage/ウール100%/4550-2

¥63,800(税込)→早割¥51,040(税込)

名門DRAGOから、SUPER130’sを使った生地です。先程とは打って変わって、高級とされる細い原料を使い、繊細に織り上げています。高級感ある光沢と、柔らかい着心地が特徴です。ただ強度面では少し劣ります。

こちらは22mmと更にワイドですが、色使いがとてもシックな印象です。細いストライプは水色です。イタリア人が最も好む配色のマローネ・エ・アズーロ(brown&sax)は、とてもお洒落な印象です。

 

余談ですが、生地は高級感(柔らかさ、光沢感)と強度(丈夫)は、完全にトレードオフの関係です。上の2つの生地のように。どちらを優先するかは、着用頻度などを考慮すべきだと考えます。ご不明場合は、お気軽にスタッフにご相談ください。

 

皆様のご来店をお待ちしております。