【ジャケパンがダサい方必見!】ONLY PREMIOルクアイーレ店

2024.07.17 | ルクアイーレ店

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ONLY PREMIO ルクアイーレ店ブログ担当の多田羅でございます。

 

台風が来るようになることで夏の訪れを感じますね。

私事ですが、昔は何も感じなかった低気圧の変化を身体が感じるようになり、老いを感じるようになりました・・・。

 

さて今回は皆様が手を出しずらいと思っている「ジャケパン」の話題に触れたいと思います。

 

既にジャケパンをされている方も多いかと思いますが、こう思っている方いませんか?

 

「なんかスーツに比べてダサいな・・・」

「店員さんに決めてもらったコーデなのになんか違う気がする」

「これ合っているのかな・・・?」

 

など男性は女性に比べ幼いころから服に興味を持って着てこない方が多いので、なんか違う気がするという感覚を感じる方も多いと思います。

かくいう私も滋賀の辺境の地で、ザリガニとカブトムシを捕り続けるド田舎出身なので服なんてどうでもよかった人種です。

 

そこで今回は何故か垢抜けないジャケパンの原因と改善を記載していきます。

 

ジャケパンの基礎は?

 

最初にジャケパンの基本的部分ですが、ジャケットとパンツが異なる物で着ることがジャケパンになります。

定番どころではネイビーのジャケットにグレースラックスが鉄板ですね。

 

ジャケットとパンツを反対色にすることが定番となるので、逆に上がグレーのジャケットなら下はネイビーになるといった感じです。

上級者になると色のコントラストでジャケパンをしたりしますが、素材感なども考えるようになるので最初は避けた方が無難です。

 

大体どこのスーツ屋さんでも最初のジャケパンはこのネイビー×グレーのジャケパンを提案してくると思います。

 

なぜかダサく感じるのはなんでだろう?

 

皆様が見たいのはこの部分かと思います。

店員さんに組んでもらったコーデなのにダサくない?と思った方いると思います。

 

これは服を着る上で盲点になるところですが、「コーディネート」と「着こなし」は違います。

モデルと同じ服なのに全然違うと感じるのは勿論スタイルもありますが、着こなしの点も大いに影響します。

 

最近はインスタやYouTubeでもこのアイテムがオススメみたいなのがすごく出回っています。

服に興味がなかったけどおしゃれになりたいと思い見た方も多いと思います。

実際買って着てみると画面の中の人と違うんだが・・・?みたいなことありませんか?

 

その違和感が「着こなし」になります。

 

身も蓋もない話にはなりますが、この着こなしはある程度トレーニングが必要です。

自分で服を買って着てみて失敗して、自分の雰囲気や体型、どう見せたいか、などの方向へ進んでいきます。

最近は骨格診断やパーソナルカラーなどの近道もありますので活用してみて下さい。

 

ただこれは選択肢の幅が広いカジュアルでのお話です。

ドレスファッションではある程度ルールが確立しており、大まかな道筋があるのでカジュアルよりはるかに簡単です。

 

あなたのジャケパンの違和感はどこにある?

 

さて上記で座学的な部分を説明しましたが、ここから実践編です。

 

最初に最もジャケパンとスーツで違和感を感じやすいのは「サイズ感」です。

既製品に関してはスーツは上下で同じサイズの物で販売されている事がほとんどですので、上下の異なるサイズ感というのが分かりにくいかと思います。

 

よくあるのがジャケットはスーツ専門店で購入し、パンツをファストファッションブランドやカジュアルメインのショップで購入する方がおられます。

パンツは消耗品だから安く抑えたいや、手持ちで持っていた等が主な理由かと思いますが、注意が必要です。

 

ジャケット一つ取っても国内サイズなのかインポートサイズなのか、その中でもクラシックな物なのかモードの物なのか、それらが重なる事で各ブランドの特色が出て来ます。

 

例えばですが、モードスーツの定番でもある「GIORGIO ARMANI」のジャケットとクラシックなスラックスに定評がある「ROTA」のパンツのジャケパンをしたとすると単品としてもクオリティはお互いとても高いものですが、ちぐはぐな雰囲気が生まれます。

 

これはブランドの個性がより強くあるほど顕著に出ますが、大げさに言うとこうならないように上下のバランスを考える事が大事になります。

 

こうなると手っ取り早いのは上下共に同じお店で買う事がいいですね。

セレクトショップなどでは様々なブランドの取り扱いがありますが、セレクトの店員さんは総じてアパレルスタッフの中でもスキルが高いので、ある程度お任せしても良いと思います。

 

ジャケパンのサイズ感の目安は?

 

続いて数値的なサイズ感ですが、ジャケットに関してはスーツと同じかやや細身程度で問題ありません。

ただ注意いただくのは元から細身の方はそれ以上細身にする必要はありません。

 

ジャケパンのルーツは「スポーツ」からの発祥です。

スポーティーさを前面に出すのであれば、やや細身でも問題はありません。

 

しかしその際は上下のバランスを考える事を忘れずに・・・

 

ウェブ上では着丈がやや短めと書かれている事も多いですが、これは細身の場合と思ってもらうくらいで問題ありません。

あくまでクラシックな雰囲気の場合はスーツと同じで問題ないのでご安心ください。

 

続いてパンツの太さ長さですが、ジャケットをベースに考えていただき、上下のバランスが同じ程度の太さで選んでください。

 

■着丈短め・細めのジャケット=ノータックの細めのパンツ(裾幅18~19cm程)で裾が靴にかからない程度

■着丈普通・標準のジャケット=ノータック又はワンタックのテーパード~ストレートのパンツ(裾幅18.5~20.0cm程)で裾が靴に少し乗る程度

■着丈眺め・大きめ(ウエスト絞りが甘い)のジャケット=ワンタック又はツータックのストレート~ややワイドのパンツ(裾幅20cm~)で裾がしっかり靴に乗る程度

 

これはカジュアルのアイテムでも同じことが言えるので基礎としては大事な部分かと思います。

 

■スキニーパンツ=くるぶし丈

■ワイドパンツ=踵がすらない程度の長さ

 

おしゃれな方を見てみるとこういった基本のベースを作っています。

 

またこれは上下異なるジャケパンだからこその着目点ですが、ジャケットのボタンを閉めた際のボタン位置と、パンツのウエスト位置のバランスがとても大切です。

 

分かりにくいので写真で見てみましょう。

フリー画像にすごくいい例がありましたので助かりました。

こちらをバランスが悪い例として見てみるとジャケットのボタン位置(留める位置)に比べ、パンツの履き位置が下すぎます。

胴が長く短足に見えてしまうので勿体ないサイズ感になります。

 

スタイルを良く見せるのであればジャケットの着丈の理想値で見ると失敗しにくいかと思います。

着丈理想値の計算式ですが(身長-25÷2-2=着丈の理想値)で出て来ます。マイナス2しなくてもいいのですが、ジャケパンなので少し短くしておきました。

 

私が去年のスタッフコーデで着用したジャケパンですが、我ながらサイズが大きい中うまく誤魔化したなと思います。

身長165cm程、体重当時で50kgを切るくらいだったと思うのですが、世間的に見て恵まれた体格では全くありません。

オンリーの既製品は全て大きいのでオーダーでしか着る事は出来ませんが、それでも違和感が出ないくらいの着方は出来ていると思っています。

 

ポイントとしては、

①縦のラインを意識する着丈の長さ(こちらで70~71cmの着丈)

②パンツウエストの履き位置(ジャケットのボタンを留める位置の3~6cm下ににベルト部分が来る程度)

③パンツのシルエットに応じた裾の長さ(今回は細身のパンツ且つローファーなのでノークッション)

 

スーツとは異なりジャケパン派自由な組み合わせだからこその問題が発生してきます。

しかし服を着るという楽しみはかなり感じる事が出来るのが良いところではあるので是非この機会に挑戦してみて下さい。

 

お悩みの場合は店頭スタッフやGoogleのチャット機能などでご相談いただければお答えしますので、ご気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

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