【貝ボタンの種類の秘密】ONLY PREMIO ルクアイーレ店
2024.11.14 | ルクアイーレ店ONLY SHOP BLOGをご覧いただき誠にありがとうございます!
ONLY PREMIO ルクアイーレ店ブログ担当の多田羅でございます。
ここ数カ月でルクアイーレ店ではオーダーシャツの注文数が前年の5~6倍に増加するほど大人気となっております。
そこで今回はオーダーシャツのボタンの種類についてはご説明していきたいと思います。
■シャツのボタンの素材は?■
早速ですが、ドレスシャツのボタンは大きく二つになります。
①ポリエステルボタン
まず多くの物に使用されているのは「ポリエステル」を用いたボタンです。
私たちの生活にも多く存在しているポリエステルは様々な形に変わりボタンにまで使われています。
後ほどご紹介もしますが、貝に似せたボタンや、スーツ出多く使用する水牛ボタンなどの模様を出す事も出来ます。
更に安価で丈夫なので大量生産の商品のほとんどは「ポリエステルボタン」の使用が主となっています。
②貝ボタン(シェルボタン)
続いては本物の貝の貝殻を使用したボタンです。
先程のポリエステルボタンと異なり天然素材で使用したボタンの為。、一つ一つの色柄は勿論、削り出された表情の違いが楽しめます。
大きく「貝」としていますが、更に分類すると「白蝶貝」、「茶蝶貝」、「黒蝶貝」、「高瀬貝」と分かれます。
簡単にご説明していきます。
■白蝶貝■
まず白蝶貝ですが、名前の通り「白蝶貝」という二枚貝の殻を使用しています。
真珠の母貝にもなっているので、現在の多くは二次産業で成り立っています。
貝ボタンの中では最も高価であり、深い光沢感が特徴です。
基本的に高価なシャツはこちらが用いられることが多いです。
■茶蝶貝■
こちらも白蝶貝と同じく真珠の母貝となっています。
名前の通り赤みのある茶色が特徴で色味の変化が最も大きいです。
光の当たり方によっては虹色に見えるので女性のブラウスなどで人気のボタンです。
こちらも白蝶貝と同じく高価なボタンになりますが、白蝶貝に比べ分かりやすく違いがあるので是非探してみて下さい。
■黒蝶貝■
白蝶、茶蝶と同じく南洋黒真珠の母貝になります。
黒と名前にはありますが、どちらかというと色味はグレーやシルバーに近く、光沢感も強く出ます。
スーツやシャツでは使う場面は少ないですが、カフリンクスに用いることもありフォーマル感が欲しい際にはお勧めです。
因みにですが薄いものは価格が安く、濃い色程高価で取引されています。
■高瀬貝■
最後にご紹介する「高瀬貝」ですが、こちらだけ他と異なり「巻貝」になります。
白蝶貝に比べ少し黄なりになっており、クリーム色に近い色味になります。
他の蝶貝は真珠の二次産業がほとんどなので高価になりますが、高瀬に関しては食用での消費がある為他の貝と比べると安価です。
多くの貝ボタンを用いたシャツは「高瀬貝」が使われています。
■オマケ■
オマケになりますが、分厚いものほど高価なのが貝ボタンの特徴です。
しかしすごく拘られたシャツは第一ボタンのみ薄いボタンをあえて使っている事があります。
ボタンのかけ間違いや、首元の留めにくい位置を留めやすくするための工夫です。
現在は不明ですがフランスの至宝「Charvet(シャルベ)」や、イタリアの最高峰「Anna Matuozzo(アンナ・マトッツォ)」でも使用されていた方法です。
とてもじゃないですが買える値段ではないので、見る機会があれば是非見てみると面白いですよ。
今回はここまで・・・
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