【徹底解説Vo.1】ONLY Italian tailoring shirt の魅力👚  ONLY PREMIO ルクアイーレ店

2023.04.28 | ルクアイーレ店

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ONLY PREMIO ルクアイーレ店でございます。

 

4月も下旬に差し掛かり、クールビズシーズンも近くなってきたなと感じています。

 

クールビズになるとシャツがコーディネートの中心になりますが、皆様はシャツの選ばれる基準はどのようにされていますか?

 

  • 🌟コスト重視
  • 🌟手入れの容易さ(形状記憶等)
  • 🌟質感
  • 🌟色、柄などのデザイン
  • 🌟着心地(着やすさ)

 

ざっと挙げただけでも5つほど出てきましたが、今回はコストや手入れの容易さに重点を置いておられる方に是非ともご覧頂きたい内容になります。

長くはなりますが、まずはシャツの説明から入り、最後に弊社自慢のイタリアン・テーラーリングシャツをご紹介いたしますので是非とも最後までご覧くださいませ。

 

ドレスシャツの良し悪しはどこで見る?

 

まずドレスシャツとはそのままになりますが、スーツなどのドレスクロージングの際に着用するシャツの総称になります。

逆に普段着などで着用するシャツをカジュアルシャツと呼びますが、明確に基準はありません。オックスフォードシャツなどは両方使いますしね。

 

本題の良し悪しのポイントですが、大きく三つ程ございます。

  1. 🌟天然素材を用いていること
  2. 🌟人体に基づいた形
  3. 🌟縫製の細かさ

 

天然素材を用いていること

まず一つ目の天然素材を用いている事からご説明いたします。

天然素材とは名前の通り自然界に存在する植物や動物などから採れる素材になります。

スーツでしたらウール(羊の毛)がベースになり、シャツでしたらコットン(綿花の綿)になります。

これらの天然素材を用いた際のメリットですが、基本的に人体への影響が少なく、肌触りや気候の影響などの大まかな部分にマイナスの効果が出難いです。

特に肌着であるシャツに関しての天然素材のメリットは大きく、汗の吸湿性や臭いの発生や肌荒れなどの問題をほぼ解決してくれます。

その代わりにはなりますが、天然素材ゆえのシワが最も大きなデメリットになり、これらを解決しようとして生まれたのが形態安定やイージーケアと呼ばれる化学繊維を混紡したシャツになります。

 

しかし現在の技術でコットン100%でありながら形態安定の機能を持ったハイブリットなシャツも出てきており、これからは更にそういったシャツが増える可能性も高いです。

 

更にコットンの中でもグレードがあり、番手と呼ばれる紡いだ糸の細さ等の違いもありますが、記述し続けると終わりがありませんので簡単にご説明いたします。

まずコットンのグレードですが主に産地によるものの違いにあります。

 

  • 🌟エジプシャンコットン(ギザコットン)・・・エジプト
  • 🌟スーピマコットン・・・アメリカ
  • 🌟新疆綿・・・中国

 

こちらの三つの綿が世界三大コットンと呼ばれています。

 

次に番手になりますが、同じコットンでも柔らかいものと固いものの違いを感じた方は多いのではないでしょうか?

分かりやすく記述するとその違いが番手となります。

番手が高いほど柔らかく感じますし、低いとザックリとした生地感になります。

 

店頭でよく見られるのは40番手~120番手程のものがほとんどになります。

よく薄いからダメと仰られる方も多いですが、薄いというのは高番手な可能性もあるので一概にダメとは言えません。

 

人体に基づいた形

次に型紙と呼ばれる布をシャツとして形にした時の形が重要になります。

 

私たち人間は大まかな体のつくりや体型は似合っていても人それぞれ同じ人はいません。

なで肩であったり、鳩胸の方、猫背の方やそれらが組み合わさっている方など様々です。

 

良いシャツとは個人的にですが、生地よりも仕立てによるところだと思っています。

感覚的には乗り心地の良い車や、運転していて楽しい車を選んでしまうような感覚です。

どこにベクトルを持っていくかによりますが、日常使いするなら扱いがしやすい方がよくありませんか?

 

因みにですが、アイロン掛けがし難いシャツは仕立てが良い証拠の一つでもあります。

人体の形に立体的に縫製されているのでどこかで捻じれが出てくるのがその理由です。

これはトラウザーズにも同じことが言えるので是非一度お持ちのものや、お店のものを見てみて下さい。

 

縫製の細かさ

縫製に関しても目で見ても中々わかるところではないので、型紙に近い存在ではあります。

 

基本的にですが、世界中のどの品を見ても手作りのものと、機械で作ったものは価格の差が大きく出るかと思います。

勿論手作りの方が良いものと、機械で作った方が良いものは適材適所あります。

 

ただし服に関しては手で作る工程が多いほど基本的に良いものの扱いとなります。

 

まずマシン縫製のメリットは何といってもズレのない完璧な縫いになります。

つまりは縫製不良が起こり難く、縫製部分からの破れや裂ける事が少ないです。見た目も綺麗です。

 

しかし逆の意味になると縫いが固く生地との間のアソビ(ゆとり)がないので、体の形に馴染んでいくといったことはありません。

適材適所でマシンとハンドを使い分けていく必要があるので、シャツひとつとっても奥深い世界です。

 

長くはなりましたが基本的なシャツのご説明でした。

ここからが本題の弊社自慢の『Italian tailoring shirt』の紹介になります。

 

ONLY自慢の『Italian tailoring shirt』のココがすごい!

 

最後は自社のPRかよとなるかもしれませんが、胸を張ってオススメできる逸品です。

 

まず上記でご説明してきた流れに沿って紹介していきます。

 

素材は拘り抜いた120番手生地

 

こちらのシリーズはコットン100%とコットン×ポリエステルの二種類の生地から展開しております。

 

今回は主軸をコットン100%にて紹介いたしますが、混紡生地もおすすめなので是非店頭にてお手に取ってご覧くださいませ。

 

上記で説明していた通り、シャツには糸の細さを示す番手というものがあります。

こちらのシャツは120番手の極細の糸を使い作られており、肌触りの良い質感と上品な光沢感が楽しめます。

 

なぜ120番手なのかというところですが、高ければ高いほど良いものというわけでもありません。

番手が高い=シワが付きやすく耐久が落ちる傾向にあります。

もちろんこれもニーズ次第ですが、一般的なスーツを着用される方でしたら十分なスペックです。

 

袖付の拘りと日本人の癖を活かした型紙

 

次に型紙の部分ですが、体感の着心地はかなり良いものです。

袖付けを身頃を作った後につけている為、肩回りと腕の可動域が広く仕上がっています。

 

日本人によくみられる巻き肩(前肩)へのアプローチが良くできている為、腕を動かした際のストレスが少ないです。

また後付けにすることで鎌(アームホール)の調節もしており、写真のようにギャザーを入れ、より可動域を確保しております。これをいせ込みと呼びます。

↑イタリアン テーラーリング シャツ (袖後付け縫製)

 

袖山を少し高く設計し、いせ込みをすることで肩先に適度なゆとりができ、着心地が良くなる仕様となります。

↑メインラインシャツ(袖・身頃同時縫製)

細やかな運針と着る人をを考えたボタン付け

 

最後に縫製部分になりますが、細かくこだわっております。

まず運針と呼ばれるものですが、下記の写真をご覧ください。

 

衿の部分にステッチがあるかと思いますが、こちらが運針です。正確にはステッチピッチの事を指します。

多くは30mm間のミシン目の数を測るのですが、通常のシャツですと30mm間に15~18針程度のステッチを入れます。

ドレスシャツの平均は20針程度が巷でよくみられる運針数かと思います。

 

↑弊社のメインラインシャツ(20運針程)

 

下記に「イタリアン テーラーリング シャツ」をお見せいたします。

こちらのシャツは24針叩いており、かなり細かい縫製となっています。

 

そうなると運針数が多ければいいのかという話になりますが、何でもやりすぎはよくありません。

運針が多くなれば糸を嚙ませることも多くなるのでステッチ部分が固くなるというデメリットがあるのです。

今回のような120番手の生地にイタリア系の柔らかな風合いを考えるとこれ以上の運針はナンセンスです。

 

次の拘りはボタン付けの方法です。

 

通常ボタンの留め方は「クロス掛け」と呼ばれる写真のような留め方になります。

 

しかしオンリーのこのシャツは敢えてひと手間加えた留め方に替えております。

 

写真をご覧くださいませ。

 

これを「鳥足掛け」と言い、見た通り鳥の足型にボタンを付けています。

この留め方の最大のメリットはボタンの着脱の容易さになり、基本的にイタリア南部ナポリのカミチェリア(シャツメーカー)が多く採用する仕様となっております。

 

またボタンに関してもプラスチック樹脂のボタンが多い中、こちらのシャツは本貝(貝殻)のボタンを使用しております。

厚さも3mmと厚みのあるものを採用し、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。

他にも脇裾に「ガゼット」と呼ばれる補強を施していたり、「スプリットヨーク」と呼ばれる後ろ身頃の部分の仕様があったりしますが、終わりがない為こちらは省きます。

↑スプリットヨーク(背中心に入っている縦の縫い目)

 

肝心のお値段ですが、、、

★コットン×ポリエステル イージーケアシリーズ ¥5,800(+税)

★コットン100% 120番手 ¥7,800~(+税)

となっております。

 

こちらで長くはなりましたが、ご紹介は以上になります。

写真では伝わらない部分も多くありますので、是非お近くに来られた際はご来店くださいませ。

最後までご閲覧いただき誠にありがとうございました。

 

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最後までご覧いただきありがとうございました✨

 

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