Buyer Column

バイヤーコラム


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洗えるオーダースーツ「HOME WASH」

 

バイヤーコラムをご覧の皆様こんにちは。

 

早速ではございますが皆様、

オンリーには“洗えるオーダースーツ”があるのはご存知でしょうか。

 

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既製品でよく見かける洗えるスーツですが、

繊細な技術が求められるオーダースーツともなると非常に高い技術と手間を要します。

 

「生地」「縫製」「パターン」全てにこだわるテーラー出身の

オンリーだからこそ成せるオンリーの「HOME WASH」オーダースーツをご紹介させていただきます。

 

◇「生地」について

 

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既製品に多い洗えるスーツの素材には

①     ウールとポリエステルなど化学繊維を混紡したもの

②     化学繊維だけのもの
の、2種類です。

 

オンリーで採用している素材はウール50%・ポリエステル50%です。

ポリエステル素材には国内でオンリーが唯一取り扱っている「トレビラパフォーム」を

採用しています。

 

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「トレビラパフォーム」とはドイツの高級機能素材で、ウール100%のような軽く柔らかな風合いを持ち毛玉やシワにもなりにくく、優れた吸水速乾性で梅雨や夏場に最適な優れモノなのです。

さらに、今季よりストレッチ機能を加えることにより着心地も良くなりました。

 

「縫製・パターン」について

 

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オンリーのオーダースーツはすべて佐賀県の自社工場「オンリーファクトリー」にて

縫製しています。

 

“洗える”スーツを開発した第一人者であり、日本で最初に“洗える”スーツとして

ウールマーク協会の認可を取ることに成功したオンリーファクトリー代表の白波が

手掛ける「HOME WASH」オーダースーツには多くのこだわりが詰まっています。

 

縫製するにあたり、特に重要なのは湿度管理。

スーツ生地の素材であるウールは、実は生き物と言われるほど、繊細で扱いが難しいと

言われております。

 

生地や機械工具に水滴が付かない超音波加湿器が天井に10台取り付けられていて、

常に空間の湿度を60%に保っています。

良いスーツほど湿度管理を重視した縫製工場で出来上がるのです。

 

また、型崩れを防ぐための技術やこだわりの中で、

特に代表的なのがパンツに施した「プリーツ加工」です。

 

折り目を形状記憶させる特殊な加工で、軽く整えておけば美しいシルエットが復活します。

また、洗濯時にスーツに水が溜まって型崩れしない仕様にするために、幾度とないテストを経て

完成したのが、現在の「HOME WASH」オーダースーツです。

 

オンリーの洗えるスーツ「HOME WASH」オーダースーツは、保型性・防シワ性共に、最高レベルと自負しています。

 

店頭にお越しの際は、是非「HOME WASH」のオーダー生地をご覧いただければと思います。