今回はこの秋冬の定番にしたいジャケットスタイルをご紹介。
忙しい日々のなか、毎朝何を着るか考えるのが面倒という方も多いのでは。特に戦闘服であるスーツを脱いで少し軽快に見せたい日、「スーツを着る必要はないけど、程よいきちんと感と洒脱な印象が欲しい」という日なんかは、コーディネートを悩んでしまいがち。
そこで、そういった日に迷わず着られる、ベーシックながら上級者感のあるこんなスタイリングはいかがでしょうか。

絶妙なネイビーは、黒糸を織り交ぜて作る
明るすぎず暗すぎない色味は、ブルーをベースに黒の色糸を織り交ぜることで実現。さまざまなシーンにおいて使い勝手のよい絶妙なニュアンスネイビーに仕上げています。

一見ただのネイビーのジャケットスタイル。しかしそのなかには、“つまらない”コーディネートにならないためのポイントが仕込まれています。
まずはジャケット。19,000円（税抜き）というグッドプライスを実現したこのジャケット最大の特長は、この絶妙な色味。定番アイテムであるが故に、あらゆる店にあらゆるネイビージャケットが存在しますが、「明るすぎてシーンが限られたり、逆に暗すぎて重い印象になってしまったり、ちょうど良い色味を見つけるのは至難の技。しかしこちらは少々明るめのネイビーに、黒の色糸を織り交ぜることでシーンを選ばず、それでいてつまらなくない絶妙なカラーを実現しています。
また、秋冬らしい適度な重みもありながら、生地は柔らかく着心地も◎。ボトムも選ばないので、迷ったらこれ、というぐらいワードローブの中心になること間違いありません。

仕立てはすっきりとスタイリッシュに見せられる「マンハッタン」モデル。セミナローラペルにナチュラルショルダー、タイトなシルエットに低めのウエスト位置。落ち着いた印象と洗練されたシャープな印象を合わせ持つモデルです。

ぱっと見は無地。でも実はジオメトリック柄。
一見無地のようでありながら、実は細かなジオメトリック柄が仕込まれており、コーディネートを一気に洒落た印象に格上げしてくれます。落ち着いたブラウンカラーもポイント。

何にでも合うネイビージャケットを見つけたら、次はボトム。今回合わせたのは、誰もが1本は持っている無地パンツ・・・ではなく、無地に見えて実はジオメトリック柄という一本。柄のパンツというと、最近トレンドが続いており少しずつビジネススタイルに加わってきているものの、まだまだ難しい印象を持っている方も多いのでは。このパンツは、洒落感の強いジオメトリック柄であるものの、あくまで柄は細かく小さく仕込まれており、気負うことなく合わせることができます。
程良い起毛感も兼備しているので、季節感の演出もしっかりと。
定番のネイビージャケットに、今っぽさと季節感を足してくれる頼れる柄パンツ。ぜひこの秋チャレンジしてみてはいかがでしょうか。