【MEN’S CLUB×ONLY】
今のヴィンテージには表と裏がある
2015.03.25
数年来のクラシック人気の背景にあるのは、いうまでもなく雰囲気が作れるから。
伝統に裏打ちされた色や柄、風合いは、着る人のステータスを一段も二段も上げてくれるのです。
その効果は仕事方面にとどまりません。スーツ姿に色気を感じる多くの女性へのアピール力も抜群!
ただ単純にお洒落を作るだけではないのです。
トレンドとも相まって昔懐かしいファブリックがてんこ盛りなわけですが、その決定版ともいうべきスーツがオンリープレミオです。
デッドストックと見紛う風格がありますが、それもそのはず。
実はこれ、イタリアの生地メーカーに眠るアーカイブをよみがえらせた素材なんです。
しかも細番手の糸を一から織ることで、風合いを再現しつつ、今どきの軽やかな着心地も実現。
これだけの手間をかけてアンダー5万円とくれば、試さない手はありません。
伝統に裏打ちされた色や柄、風合いは、着る人のステータスを一段も二段も上げてくれるのです。
その効果は仕事方面にとどまりません。スーツ姿に色気を感じる多くの女性へのアピール力も抜群!
ただ単純にお洒落を作るだけではないのです。
トレンドとも相まって昔懐かしいファブリックがてんこ盛りなわけですが、その決定版ともいうべきスーツがオンリープレミオです。
デッドストックと見紛う風格がありますが、それもそのはず。
実はこれ、イタリアの生地メーカーに眠るアーカイブをよみがえらせた素材なんです。
しかも細番手の糸を一から織ることで、風合いを再現しつつ、今どきの軽やかな着心地も実現。
これだけの手間をかけてアンダー5万円とくれば、試さない手はありません。
ヴィンテージの顔つきをしていながら、実際に着用してみると野暮ったさはありません。細身で今に合うシルエットを採用していることもモダンにこなせるポイントです。とはいえ一風変わった風合いがいわゆるストライプスーツとは印象を変えワンランク上のスタイルに。Vゾーンをネイビーで揃えることで、たちまちビジネスシーンにふさわしい風格が漂います。
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表面感があり
かつ光沢もある
エグゼクティブな印象が漂うチョークストライプもさることながら、この生地の魅力はヴィンテージには望むべくもない、透きとおるような光沢にあり。イタリアのドラゴ社のもので、SUPER130を採用。しっかりした目付で耐久性も十二分です。
スーツに限らず、この春注目されるスタイルがネイビーのワントーンです。これをヴィンテージなパターンに取り込むメリットは、柄のもつアクが抑えられるだけでなく、品も向上するという点。それでいて今季的な顔つきが完成するのだから試さない手はありません。モデルはチェンジポケットなどブリティッシュなディテールとイタリアに通じるコンストラクションを掛け合わせた人気のネオブリティッシュ。
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凹凸がたまらない
独特の凹凸がヴィンテージ感溢れるウールは軽やか、かつしなやかでドレープの美しさに定評のあるビエラのファビオ社。1995年創業と後発ながらクラシカルなファブリックの品揃えは高く評価されており、多くのラグジュアリーブランドを虜にしています。
柄物だからといってほかのアイテムを無地でまとめると、かえって悪目立ちしてしまうもの。表面感のあるヴィンテージならなおさらです。柄物は思い切ってパターン・オン・パターンでいくのが正攻法であり、成功すればかつてない華やかさが演出できます。といっても、難しいことはなにもありません。コツはトーンを揃える、この一点です。こちらのモデルもネオブリティッシュで、生地はファビオ社のもの。
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節度を意識した
3本ラインの格子
3本のラインで構成したウインドウペーンはチェックが気持ち強めの印象ですが、ワントーンのそれは遠目に見ればビジネスシーンにふさわしい節度がきちんと感じられます。やはりファビオ社のファブリックだけあって、ドレープの美しさは特筆に値します。
スーツだけでなくジャケットのヴィンテージ顔も今季注目。
なぜならば、気負うことなく試せて、それでいて絶妙にトレンド感を出せるから。
まさに新たに買い足して損のない、ワードローブの大型新人といえます。
なぜならば、気負うことなく試せて、それでいて絶妙にトレンド感を出せるから。
まさに新たに買い足して損のない、ワードローブの大型新人といえます。
ネイビーとグレイのいわゆるジャケパンスタイルの王道的カラーパレットですが、ご覧のようにネップのジャケットを選ぶだけで、実に新鮮なスタイルが完成しているのがおわかりいただけるかと。ワードローブのシャツ&パンツがそのまま使えるうれしい一着。
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伸縮性にも富んだコットン
イタリア代表のユニフォームにもその生地が使われたという、ビエラの成長株、グロッソ社。そのコットン・ファブリックは独特の凹凸がヴィンテージ気分を盛り立ててくれます。伸縮性にも富んでおり、着心地もこのうえなく快適です。
アズーロ・エ・マローネの着こなしですが、これまでの茶×青とは趣が少々異なります。それはいうまでもなく、表面感のある素材がもたらす効用でしょう。生地の凹凸が深みのあるブラウンを表現することに成功しています。
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ブラウンに深みを生む立体感
こちらのファブリックは紡績から生地までの一貫生産体制を築く1930年創業のビエラの老舗、フィンテス社のもの。ウール、リネン、シルクの三種混×特殊な織りが生むかつてない素材感とその素材がもたらす絶妙な陰影、そして鮮やかな発色が最大の特徴です。