細身体型に合うシャツの選び方は?コツ・注意点や店選びの方法を解説
2019/11/14
- スーツの着こなし・コーデ術
似合うシャツを見つけるための最大のポイントは、サイズが体型にぴったり合っているものを選ぶことです。しかし、細身の人の場合は、体型にフィットするシャツが見つかりづらいものです。仕事で毎日スーツやシャツを着る人は、いまいち服装が決まらないのは悩みの種でしょう。そこで、細身体型の人に似合うシャツの選び方とサイズ合わせの方法、そしてぴったりフィットするシャツを頼めるテーラーメイドシャツを紹介いたします。
1.細身体型にはどのようなシャツが似合う?
細身体型はぽっちゃり体型の人から見ると羨ましい体型だと思われるものですが、細身の人からすれば努力しても筋肉や脂肪がつきづらく、コンプレックスになっている人も多いようです。そのため、細身体型の人は体型を隠すために大きめのシャツを選んでしまいがちです。しかし、大きめだと腰回りにだぶつきが出てしまい、余計に華奢な体型を強調してしまいます。やはり、ぴったりサイズのシャツを選ぶのが、似合うシャツを選ぶ最大のポイントなのです。
細身体型をカバーするためのポイントは、シルエットと色使いにメリハリをつけること、肌の露出を抑えること、そしてサイズがフィットしていることです。シルエットについていえば、襟の形が大きなポイントになります。ナローショートカラーは小振りな襟元になるため、逆に体を大きく見せる視覚的効果があり、細身体型の人との相性が抜群に良い襟の形です。また、レギュラーカラーやワイドカラーも首回りがすっきりしてスリム体型の魅力を引き出します。特に、顔が大きめの人はワイドカラーを選ぶと相対的に顔が小さく見えるのでおすすめです。
色使いでは、白・イエロー・オレンジなどの暖色系は膨張して見え、青・黒などの落ち着いた色は縮小して見える効果がありますので、意識して使い分けてみましょう。また、生地の厚みは、厚手でコシのある生地のほうがシルエットが長持ちして、細身体型をきれいに見せてくれるはずです。
2.細身体型に合うシャツを手に入れる!サイズ選びの方法とは?
S・M・Lなどのサイズを信じて選んでみても、ブランドによって少しずつ大きさが違っているケースがあるので注意が必要です。ここで失敗しないためには、首回り・身幅・桁丈(または袖丈)をきちんと採寸しておくことをおすすめします。採寸といっても、具体的にどのように測るのが正しいのか迷うことも多いと思うので、詳しくご説明します。まず首回りはのど仏の下辺りを測ります。シャツの首回りは、第1ボタンを留めたときに指が2本くらい入るくらいの余裕があるのがちょうど良いサイズです。これは、首回りの実寸に対して1〜3cm程度大きな首回りのサイズのシャツがそれに当たります。
次に、身幅というと胸回り(バスト)・胴回り(ウエスト)の2カ所があります。胸回りは両脇のすぐ下の位置の胸の回りです。胴回りは、へそを通る腹部の回りをいいます。一般的には、首回りのぴったり合ったシャツを選べば、胸回り・胴回りもちょうど良いことがほとんどですので、あまり細かく気にしなくてもよい部位です。
最後に、桁丈とは首のつけ根の中心から肩のてっぺんを通って袖先までのサイズをいいます。袖丈が表記されているシャツもありますが、これは肩の縫い目から袖の先までの長さです。洗濯で縮むことを考慮すると2〜3cm、クリーニングを多用する人は3〜4cmの余裕があるサイズを選ぶと良いでしょう。
3.シャツは試着こそ大切!フィッティングで注目のポイントとは?
サイズをきちんと確認すれば、体型にぴったりフィットするシャツを選ぶことはできそうですが、実際に着てみて初めて気づくこともあります。素材によって伸び縮みの仕方も違いますし、縫い目の位置が意外に気になってしまうかもしれません。そのため、試着は必ずしてみることがおすすめです。試着は何となく着てみるだけでなく、いくつかの確認ポイントをおさえておくと良いでしょう。
3-1.確認ポイント1.着丈、身幅
着丈、身幅を確認する方法は、電車でつり革につかまるときのように、手を上に挙げてみることです。両方の手を挙げて確認してみましょう。着丈や身幅が合っていない場合は着崩れてしまいますし、着丈が短ければ、裾の脇からパンツのウエストが見えてしまいます。そして、裾が横に大きく広がってしまわずに体にフィットしているかをよく確認しましょう。
3-2.確認ポイント2.着心地
試着したときに明確になるのが着心地です。この着心地をもっとも左右するのが肩〜腕にかけての部分です。体にフィットしているかを確認するポイントは、シャツの袖付け部分の位置が肩先よりやや内側であること、そして肩のヨーク(切替部分)が肩甲骨に沿っていること、の2点となります。
3-3.確認ポイント3.首回り
3つ目の確認ポイントは首回りです。試着の際には必ず第1ボタンを留めてみましょう。ボタンを留めても隙間に指が2本くらい入るゆとりがあるのが理想です。また、首を上下左右に動かしてみて、きつすぎたりゆるすぎたりすることがないかを確認してみましょう。
3-4.確認ポイント4.後ろ姿
最後に確認したいポイントは、後ろ姿で、肩甲骨のラインを見るようにします。シャツをパンツにインしたときに、肩甲骨からウエストまでのラインが薄く浮かび上がって見える状態が理想的です。シャツがだぶついている部分がある人の場合、ダーツ入りのシャツを選ぶ方法もあります。
4.細身の魅力を引き出す!テーラーメイドシャツの魅力
シャツは既製品を購入するのが一般的ですが、細身体型の人は店舗で自分の体型に合ったサイズのものを探すのも一苦労ではないでしょうか。スリムサイズやスキニーサイズといった細身体型向けのサイズを展開しているブランドもありますが、どうしても選択肢が限られます。そんな場合、テーラーメイドシャツを選ぶのも1つの方法です。サイズをぴったりにできるだけでなく、素材や色、襟やポケットなどのちょっとした形にもこだわれます。そのため、細身体型の人だけでなくどんな人にもお気に入りの1着ができ、大切な人への贈り物にもおすすめです。
でも、スーツなら値の張るものを作れても、シャツのオーダーでは大げさな気がするかもしれません。それではONLYのテーラーメイドシャツはいかがでしょうか。1着1万〜3万円ほどのリーズナブルな価格で、自分の希望にぴったり合ったシャツが作れます。他のブランドと比較してもお手頃ですし、先に予算を提示してオーダーすることも可能です。ONLYなら約1000種類の生地や衿形、ステッチ、ボタン、ポケットの型までを細かく選ぶことができます。
今までサイズさえぴったりなら、他の要素には妥協して目をつぶっていた人でも、着心地から色、素材、デザインまで全て自分の希望にかなったシャツが手に入るのです。着る機会の多いシャツだからこそお気に入りの品を手にして、毎日の生活を心地良く過ごしてみてはいかがでしょうか。
スリム体型を生かせるシャツを選ぼう!
スリム体型の人を魅力的に見せてくれるシャツは確実に存在します。しかし、細身体型の人が、体型にぴったりで心から満足できるシャツを探し出すのはなかなか大変なことです。テーラーメイドシャツなら、その苦労を全て解消してくれます。ONLYなら、約1000種類の生地や衿形、ボタンなどの細かい形までも自由にカスタマイズ可能です。ぜひ店舗に足を運んでみてはいかがでしょうか。