【まだ捨てないで!】革靴は捨てる前に一度磨いてみよう👞✨ ONLY PREMIO ルクアイーレ店
2023.08.21 | ルクアイーレ店ONLY SHOP BLOGをご覧いただき誠にありがとうございます!
ONLY PREMIO ルクアイーレ店ブログ担当の多田羅と申します。
夏もやっと折り返しかなと感じる頃ですが、如何お過ごしでしょうか?
コロナの制限も解放され、イベントが増えたのでやっと季節毎の楽しみが増えた感覚です。
さて今回はお得意の革靴に因んだ内容をお届けいたします。
ビジネスマンの方は勿論の事、近年はカジュアルでも革靴を着用される方が増えましたね。
でもその革靴っていつが寿命と思われていますか?
ж革がボロボロになったら
ж靴底が削れたり、穴が開いたから
жシミや色抜けがしたから
凡そこの何れかに当てはまるのではないでしょうか?
靴底に関してはスニーカーのように靴底が加水分解すれば寿命と思われている方も多いですが、実は革靴はまだ復活の可能性が残っています。
詳しくは以前のBLOGの靴の製法をご覧ください。
歩きにくい・値段が高い・めんどくさい等の酷い言われようの革靴ですが、今回はそのポテンシャルを見て頂ければと思います。
革靴の痛む原因は何?
まず革靴の痛む原因ですが、大体が油分不足です。
革と言っても人間の皮膚みたいなものなので、水分や油分が入っています。
その成分が雨や汚れ、ホコリなどが原因で抜けてしまい、カピカピになった挙句ひび割れや色抜け等が起こります。
そうなると単純に失った油分や水分を入れてあげれば復活するというのが、簡単な説明になります。
復活させるには何が必要?
では次に本題の復活させる方法ですが、そこまで難しいものではありません。
プロの靴磨き職人に任せるという選択も勿論ありますが、定期的に出す必要があるのでコストの面では負担が大きくなります。
(大阪での靴磨き相場:¥1,500~4,000程)
プロに任せた際の最大のメリットは仕上りの上手さはもちろんの事、革の状態に応じた道具の選定や靴表面だけではなく、内部の消毒などもして頂ける場所もあります。
ただ普段から手入れをする習慣さえあればより靴を長持ちさせることもできますので、是非一度ご自分で試して頂ければと思います。
まず最低限の道具ですが、以下になります。
ж馬毛ブラシ
名前の通り馬の毛のブラシです。
ホコリや簡単な汚れを払うために使います。
ブラシによって値段差はありますが、¥500~5,000位です。
価格差は手植えブラシという手作業で作られたものや、毛足が長いもの、持ち手の素材や工夫によって変わります。
正直安いもので構いません。
ж豚毛ブラシ
こちらも馬と同様で豚の毛のブラシです。
馬に比べ硬さのある毛質となります。
後程紹介するクリームを革の中に馴染ませる役割があります。
価格はこちらも¥500~5,000程です。
基本的に価格が安いもので良いですが、馬と豚どちらか拘りたいなら豚毛にこだわる事をお勧めします。
жステインリムーバー
続いてこちらは汚れ落としです。
メーカーさんによって名前の差がありますが、個人的にはこちらの「ツーフェイス・ローション」がオススメです。
汚れ落としをしながら保湿をしてくれるので、カサカサの靴にも使いやすいです。
価格はこちらも差がありますが¥1,000~3,000程です。
ж乳化性クリーム
続いては補色や栄養の元のクリームです。
敢えて「乳化性」と記載していますが、「油性」の物もあります。
違いでいうと「乳化性」はコンディションを整えるもの、「油性」は見た目などの違いを出すものというのが簡単な説明になります。
普段から手入れされている方は「油性」をお勧めしますが、まず最初は「乳化性」から使われることをお勧めします。
こちらの価格差は¥1,000~5,000程です。
ある程度値段を出すとそれに見合った仕上りにはなりますが、最初買うのであれば上記の写真のクリームをお勧めします。
ж要らない布
最後に汚れ落とし兼、拭き上げる為の布です。
何でも構いません。Tシャツの切れ端がポピュラーですが、これはオックスフォード地の物です。
汚れ落としを染み込ませて拭くために使う際と、クリームを散布した後ブラシで毛穴に入れた残りのクリームをふき取る為に使います。
この作業を怠ると余ったクリームが酸化して痛みのもとになります。
この5点で基本的なところは問題ありません。
専門店などに行くとスターターキットみたいなもので¥5,000程で置かれていたりします。
ブランドにこだわらなければもう少しお求めやすく揃えられるかと思います。
手入れの流れ
では続いて手入れの流れを記載しますが、これに関してはYouTubeなどで見てもらった方が早いとは思うので「靴磨き 手順」等で調べてもらえると幸いです。
簡単に記載すると・・・
①馬毛ブラシでホコリ落とし
②ステインリムーバーを布につけて拭く
③クリームを靴に塗る(塗りすぎないように)
④豚毛ブラシでブラッシングする(思ったよりゴシゴシで大丈夫です)
⑤布で拭き上げる
この5ステップで完了です。
慣れれば10分程度で終わると思います。
ビフォーアフターの例でみるとこの様な感じになります。
つま先が削れてしまい乾燥が目立つ状態でしたが、手入れをした後だと目立つこともなく綺麗になっていると思います。
この靴の場合は先程の手順に加え、「鏡面磨き」というワックスを乗せているので少し加工はしていますが、見違える違いだと思います。
ボロボロになってしまっても、まだ履ける可能性を秘めている革靴の底力を感じて頂ければ幸いです。
上記では説明していませんが、「鏡面磨き」というつま先と踵にワックスを乗せる作業をすると、更に見違える靴となりますので是非ご興味がある方は調べてみて下さい。
⇧【鏡面磨き】ワックスを極限まで乗せると諭吉さんも見れるほど光ります。
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