若者にもダブルスーツは似合う!選び方や着こなしのコツを覚えよう

2019/03/06

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

ダブルスーツと聞くと、昔流行していたスーツであるという印象をもつ人も多いのではないでしょうか。しかし、現在主流になってるもの、若者に似合うものは、バブル時代に流行った大きなシルエットのダブルスーツとは異なります。
ビジネスシーンで着用できるケースもあり、着こなし次第ではスマートに見えるため、若い世代からも注目を集めているのです。そこで、ダブルスーツとはどのようなものなのか、シングルスーツとの違いや種類、ダブルスーツに対する印象について紹介します。ダブルスーツの正しい選び方もチェックし、自分に合うものを購入しましょう。

 

シングルスーツとダブルスーツはどこが違う?

シングルスーツとダブルスーツは、ボタン、裾、ベントに違いがあります。フロントボタンについては、シングルスーツが1列、ダブルスーツが2列であることが特徴です。裾は、シングルスーツの襟はノッチドラペルが多く、ダブルスーツはピークドラペルが一般的であるという違いがあります。
ラペルとは下襟の形のことであり、ノッチドラペルは上襟との縫い合わせである「ゴージライン」が一直線です。上襟とゴージラインでV字に切込みができているものになります。
ピークドラペルは下襟の先端に丸みがなく、上衿とゴージラインで切込みができないものです。後ろの切り込みを指すベントは、シングルスーツが中央に切り込みがあるセンターベントですが、ダブルスーツは切り込みがないノーベント、もしくは両脇に切り込みがあるサイドベントになっています。

 

ダブルスーツには種類がある

一口にダブルスーツといっても種類があり、一般的にボタンの数と配置で3つに分類されます。
1つ目が、4ボタン1掛です。ボタンは2列で縦に2個ずつの合計4つ付けられていますが、実際に留めるのは下の2つのみになります。フロントのV字は深く入っていることで、全体の印象がシャープなことが特徴だといえるのです。
2つ目が、4ボタン2掛です。2列で縦に2個ずつボタンが付いており、すべて留めて使用します。V字の切り込みは比較的浅いことで、シックな印象を与えられます。
3つ目が、6ボタン2掛です。2列で縦に3個ずつボタンが付いており、片側の列の2個のみ留めます。3種類の中でもっとも着こなしやすいため、人気がある種類です。

 

ダブルスーツを着るときのマナーは?

ダブルスーツはデザインによってボタンを留める位置が異なります。基本的には、立っているときや座っているときなど、姿勢に関わらずボタンを留めたままにすることがマナーです。
シングルスーツは、座るときのみ下のボタンをはずすケースもありますが、ダブルスーツはボタンをはずすことでだらしない印象を与えてしまいます。きついと感じてボタンをはずすよりも、オーダーをして体型に合うダブルスーツを仕立てたほうが美しく着こなせるのです。

 

ダブルスーツを着るとどんな風に見られる?

 

ダブルスーツは、シングルスーツよりもフォーマルなイメージをもたれることが多いといえます。ただし、実際にはダブルスーツとシングルスーツの格式に差はありません。
また、ダブルスーツはシルエットが重厚になることで貫禄が出るため、年齢が高い人が着るものという印象を持つ人も多いです。ダブルスーツに適した年齢は決まっていないため、体にフィットするタイトなシルエットのダブルスーツであれば、年齢が若くても着こなせます。
さらに、バブル時代に着用していたおしゃれなスーツというイメージが強い年配者は、ビジネスシーンで避ける傾向にあります。実際に、若いうちはビジネスシーンで着るべきではないと考える人が多くいます。
ビジネスシーンでは、目上の人が多い職場や、外部の人に会うときには着用しないほうが無難です。

 

体型によって似合うダブルスーツが異なる

ダブルスーツは、身長や体型に応じたものを選ぶことが大切です。背の高い人は、基本的にどのような色や柄でも着こなせますが、部位ごとのサイズがフィットしていることを意識しましょう。
背の低い人の場合は、縦のラインを強調できるストライプ柄などを選び、ウエストを高い位置に持ってくることで脚長効果を加えます。パンツの長さは、裾が靴の甲に触れる程度の長さであるハーフクッションや、裾が靴の甲に当たらないノークッションにして、スマートにみせるように工夫することがポイントです。
体型についても重視する必要があり、やせ形の人は膨張色である明るめの生地を選びます。さらに、中に厚手のベストを着用した状態で、体にフィットするように仕上げることが大切です。
お腹周りが大きな人の場合は、引き締め効果のある濃い色と、ストライプで縦ラインを強調することでスリムにみせる効果を狙います。
太めの人はゆとりのあるサイズを選びがちですが、体にフィットするサイズのほうが太く見えるのを防げます。ゆとりをもたせると、かつて流行していたダブルスーツのように見え、古臭い印象になるので注意しましょう。

 

上手に選んでかっこよく着よう

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