リクルートスーツの違いは何?就活以外の着用シーンは?

2018/06/07

  • スーツのシーン別マナー

 

就活をするときは、リクルートスーツを着るのが常識であるという風潮があります。
しかし、具体的にどのようなスーツを指しているのか答えられますか?
サラリーマンやOLがふだん着ているビジネススーツとの違いがよく分からない場合もあるでしょう。
違いが分かっていないと、いざ選ぶときに失敗する可能性があるので注意が必要です。
さらに、就活以外で着て良いのかということも疑問に感じやすいポイントの一つです。
私たちオンリーは、そのような疑問を解消することが、満足度の高いスーツを選ぶために大切であると考えています。
今回はリクルートスーツがどういったものかを解説し、ビジネススーツとの違いや就活以外の着用シーンなども紹介します。

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そもそもリクルートスーツとは?

世間ではリクルートスーツという表現は当たり前のように使われていますが、実は明確な定義がありません。
私たちの間でも仕様などに特に決まりはなく、就活用のスーツを指す表現として用いています。
言葉としては和製英語であり、就活スーツと呼ばれることも少なくありません。
学生向けに販売されており、リクルートスーツが初めて着るスーツであるという人も多いです。
他の用途に使うことも可能ですが、メーカーは就活で着用することを想定して作っており、就活シーズンの前になると新製品が多く発売されます
就職が決まって入社するまでの限定的な期間しか着用しないという前提なので、高価で丈夫な生地は基本的には使われていません。
そのため、耐久性が高くて長く使えるスーツと比べて低価格であることが特徴として挙げられます。
企業訪問や面接での印象を考慮したものになっており、デザインは清潔感があって派手さがないことが共通しています。
具体的には、カラーは黒やネイビーなどの寒色が多く、柄は無地であることが基本です。
履歴書用の写真もさわやかに写りやすくなります。

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ビジネススーツと何が違うの?


リクルートスーツとよく比較されるものとして、ビジネススーツというスーツがあります。
こちらは就活を終えて入社してから着用するものです。
新入社員の間はリクルートスーツで仕事をする人も少なくありません。
しかし、しばらくして経済的に余裕ができたから、ビジネススーツを新調したいというお客様が多く見受けられます。
ビジネススーツとリクルートスーツの大きな違いは色や柄の選択肢の多さです。
オンリーでもビジネススーツ用の色として、茶系やグレーといったリクルートスーツでは見られないものを多く取り揃えています。
柄に関しても無地以外に、ストライプやチェックをはじめとしてバリエーションが豊富です。
そのため、ファッション感覚で選んだり、他の社員と個性で差をつけたりすることができます。

一方で、リクルートスーツは協調性をアピールするために個性を出すことを控えており、無難なデザインが主流です。
また、生地に関しても両者の間には大きな違いが見られます。
ビジネススーツは長期の使用が想定されており、ウールなどの丈夫な生地で作られているのが一般的です。
それに対して多くのリクルートスーツは、ポリエステルなどの化学繊維の素材が用いられています。
シワになりにくいことを重視して、耐久性が高いポリエステル混素材のものを選択しましょう。

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男女別!リクルートスーツの着こなし方


就活に向けてリクルートスーツを用意したら、次は着用の仕方に気をつけなければなりません。
うまく着こなして、採用担当者の好感度アップにつなげましょう。
男性の場合はどのような印象を与えたいのかを考えて、それに合ったネクタイを選んでアピールしましょう。
定番カラーはネイビー、エンジといった王道のもの。
若手らしいフレッシュな印象を与えたいなら、サックスなどのさわやかな色が適しています。
穏やかで安定感があると思ってほしいなら、グレーなどの落ち着きのある色をおすすめします。
一方で、ワイシャツは見えている面積が広いため、白無地などスーツと同じく無難なものを合わせるのが望ましいです。

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女性の場合は、座ったときのスカート丈に注意しなければなりません。
長すぎても短すぎても不格好になってしまいます。
座ったときに、ひざから少し上に下端がくる長さであれば問題ないです。
シャツに関しては、襟の形状がスーツに合っているかをチェックしてください。
また、男性と同じように基本的には白無地のものを選びましょう。
ただし、アパレル系など業界によってはカラーシャツのほうが好まれる場合もあるので、事前に調査しておいたほうが安心です。

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卒業式や結婚式!就活以外の着用シーン

せっかくリクルートスーツを購入しても、就活でしか使わないのはもったいないと思う人もいるのではないでしょうか。
オンリーとしましても、就活以外にも役に立ててほしいと考えています。
TPOをわきまえてさえいれば、リクルートスーツを着用できるシーンは意外と多いものです。

たとえば、大学の卒業式で着ていてもまったく不自然には見えません。
就活を終えても、卒業式を迎えるまでは奥にしまわずに取り出しやすい場所にかけておくと良いでしょう。
もし就活の気分のまま参加したくないのであれば、ワイシャツやネクタイをお洒落なものに変えてアレンジするのがおすすめです。
また、結婚式にもリクルートスーツを着て行って構いません。
主役の新郎新婦より目立たないように、ゲストは落ち着いた色の服装を選ぶのが基本だからです。
ただし、お祝いの席なので、汚れやシワに関してはいつも以上に気を使って、事前に手入れをしておく必要があります。
急な通夜の場合も、リクルートスーツに黒のネクタイを合わせて対応が可能です。
しかし、礼服を着用するのが本来のマナーであるため、いずれは礼服が必要であると考えておきましょう。

 

リクルートスーツで悩まない!マナーを守ることが第一


就活でリクルートスーツではなく、ビジネススーツを着用する人もよく見かけるようになりました。
就職後も着られるというメリットに着目する人が多くなった結果だと言えます。
就活では準備しなければならないことが多く、使える時間にあまり余裕はありません。
そのため、スーツの選び方や着こなし方について、悩みすぎて時間を消費しないように注意してください。
服装に限ったことではありませんが、大切なのはマナーを守ることです。
社会人にふさわしいマナーを身につけていると見なされると、採用してもらえる可能性は高くなります。
言い換えると、相手に失礼がなければ大きな問題はないので、あまり深く悩まなくても大丈夫です。
とはいえ、就活に臨むにあたって、リクルートスーツに関する知識を持っておいて損はありません。
今回紹介したポイントを知っていれば、マナーを守ったうえで印象を良くするアレンジも加えやすくなります。
就活以外での着用も視野に入れて、ぜひ自分に合ったものを用意してみてはいかがでしょうか。

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