【コートを着る季節になりましたね。】ONLY PREMIO ルクアイーレ店
2017.11.15 | ルクアイーレ店
ONLY SHOP BLOGをご覧に皆様、こんにちは。
ONLY PREMIO ルクアイーレ店の加藤です。
私がこのSHOP BLOG を担当してから、早いもので約2年になりますが、
今年も、「コート」についてブログを書かせて頂く季節になりました。
昨年の同時期も、おすすめのコートに関してのブログをアップしていました。
ちなみに、昨年ご紹介したこれらのコートはONLYの定番として
今シーズンも継続で取り扱いがございますが、それ以外に
今後定番となりうる(かも知れない)おすすめの
コートを今回はご紹介したいと思います。
まずはこちら。
ONLYデザイン 「POLOコート」
この「ポロコート」という名称、聞いた事が無いという方も
多いのではないでしょうか。
この写真をご覧になって「チェスターコートとどう違うの?」
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
「チェスターフィールドコート」とは
19世紀頃に、イギリスのチェスターフィールド伯爵という方が
初めて着た事からこのように呼ばれるようになったと言われています。
一般的な形は、スーツ(ジャケット)の丈をそのままヒザあたり
まで伸ばしたような型が多いです。また、シングル仕立てのものと
ダブル仕立てのものがあります。
最近ではデニムカジュアルなどのコーディネートにもよく使われる
チェスターコートですが、もともとはスーツから派生したもの
ですので、どちらかというと「ドレッシー」な雰囲気を醸し出す、
格式の高いコートです。
そんなチェスターフィールドコートが進化したのが
「ポロコート」だと言われています。
名前の由来はチェスターフィールドコートと同じ時代。
19世紀のイギリスで盛んだったポロ競技の選手が、
試合の休憩中などに着ていた事から、この名称で
呼ばれるようになりました。
チェスターコートと大きく違うのが、この後ろ姿です。
まず型はダブルブレスト6つボタン、一番の特徴はこの
「ウェストベルト」と両サイドに施された「ダーツ」です。
これにより、ウェストの絞りがより強調され、脚を長く、
スタイリッシュに見せてくれます。
スーツ(ジャケット)から派生したチェスターコートには
見られないディテールですね。
伝統的な「ポロコート」では、素材にラクダの毛(キャメル)を
使用していましたが、最近ではより利便性の高いウールの
メルトンやカシミヤが使われる事が多くなっています。
今シーズンのONLYデザイン「ポロコート」は、メルトン(縮絨)
生地ながら、スーツにも使われるSUPER100’sのファインウール
を贅沢に使用しています。柔らかく肌馴染みが良い生地で
ウールコートにありがちな「チクチク感」が全くありません。
私がこの「ポロコート」で個人的に気に入っている
ポイントは、このラペルや胸ポケットに施された
「AMF7mmステッチ」です。
スーツにもよく使われるステッチですが、大きめで
立体感のある襟をさらに強調し、立ち姿を凛々しく、
「小顔効果」も期待できます。
いかがでしょうか。
詳しくは当店スタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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