第一印象が大切!内定式のために済ませておきたい準備を紹介!
2019/07/26
- スーツのシーン別マナー
内定式は、社会人としての最初の1歩となります。しかし、どんな服装をすればいいのか、何を持っていけばいいのか、どんな話をすればいいのか、分からないという人も多いのではないでしょうか。そこで、内定式のために済ませておきたい準備について紹介していきます。これから一緒に働くことになる社員に好印象を持ってもらえるようにしましょう。
内定式の目的と一般的な流れ
当日慌てないためにも、内定式の目的と一般的な流れを理解しておくことが大切です。まず、内定式とは内定者に内定通知書を渡すために行なわれるものです。内定者は内定通知書をもらったら、企業に対して内容承諾書を提出します。ここで初めて正式に内定者として認められることになります。つまり、内定式とは内定者が本当に入社するかどうか、企業側と内定者の間で最終確認をする場なのです。
次に内定式の流れを説明しましょう。最初に社長や取締役、人事部長からのスピーチがあります。その後、内定者に対して内定通知書が渡されます。そして、入社に関する各種手続きを行い、人事担当から今後のスケジュールや説明、先輩社員との交流会や質問会が行われるのです。内定式が終わった後は、ほとんどの企業では内定者懇親会として食事会を開きます。
内定式までに準備しておきたいこと
内定式はただ単に顔を出せばよいというものではありません。社長をはじめ、その場にいる人たちの注目を浴びることになります。きちんと準備しておき、第一印象をよくすることが大切なのです。まずは、自己紹介を考えます。なぜなら、内定式では自己紹介の場を設けている企業もあるからです。ある程度、どんなことを話すかを決めておけば、緊張せずに話すことができます。次に、社会人としての立ち振る舞いのルールを改めて確認し、自覚や責任感などを持つようします。心構えは態度にも表れるものです。
内定式では、入社に関する手続きを行います。必要書類を持っていくようにしましょう。ただし、中にはすぐに取り寄せることができない書類もあります。準備までの日数に余裕を持つことが大切です。次に、内定式に持っていくものを揃えます。そして、内定式に着用するスーツをチェックします。しばらく着用していないと、サイズが合わなくなっていたり、汚れていたりする場合があります。早めに試着して、サイズの合った清潔感のあるスーツで内定式に出席するようにしましょう。
内定式当日のもちもの
内定式当日に持っていくものを紹介します。まずは、メモ帳とスケジュール帳です。内定式以降のスケジュールをはじめ、入社するまでの間の課題、気をつけておくべきことなどを書き留めるためです。そのためには、ボールペンなどの筆記用具が必要となります。また、印鑑も持っていくようにしましょう。なぜなら、内定式に出席するためにかかった交通費を支給する企業もあるからです。クリアファイルも持っていくと便利です。内定式では会社から書類をもらいます。その際、クリアファイルに書類を入れておけば、折れてしまったり、汚れてしまったりするのを防ぐことができます。このほか、女性の場合はストッキングの予備を持っていくと、伝線したときにも安心です。
内定式での服装も確認!
内定式での服装を紹介します。内定式には、基本的に就活で使用したスーツを着用するようにしましょう。中には、就活スーツ以外の服装で出席する内定者もいます。しかし、選び方を間違えると、社会人としてふさわしくないと見なされ、内定式の段階で早くも評価が下がってしまいます。その点、就活スーツを着用しておけば、変な目で見られることもありません。どんな服装をしようか、迷うようであれば、就活スーツが安心なのです。ただし、内定式の服装を指定する企業もあります。たとえば、私服で出席するように言われることもあります。この場合は、ジーンズにポロシャツなどの格好ではなく、ビジネスシーンでも通用するような服装にするようにしましょう。
内定式当日のチェックポイント
内定式当日のチェックポイントを紹介します。まずは服装です。スーツやシャツに汚れやシワがないかを確認しましょう。特に気をつけたいのが、シャツの襟元や袖口です。それは、汚れがつきやすい箇所だからです。次に髪型です。鏡を見ながら、寝ぐせがついていないか、髪が伸びて目にかかっていないかをチェックします。スタイリング剤で髪を整えて、清潔感を出すようにしましょう。そして、女性の場合は健康的に見えるナチュラルメイクに、男性の場合はひげのそり残しがないようにします。最後に、バッグの中に全ての持ちものが入っていることを確認します。
初日だからこそしっかり準備しよう!
内定式は、ただ単に出ればよいというようないい加減な気持ちで臨まないようにしましょう。それは、内定式が社会人としてのスタートでもあるからです。また、社長をはじめ、取締役、人事担当者、先輩たちの注目が集まる日でもあります。ここで良い印象を持ってもらえば、幸先のよいスタートを切ることができます。社会人としての心構えをしっかりと持って、内定式の準備をするようにしましょう。