ビジネスマンのかっこいい時計とは?腕時計の選び方
2018/03/15
- スーツの着こなし・コーデ術
ビジネスマンが大人の魅力を発揮するアイテムのひとつが腕時計です。センスのある腕時計をつけているかどうかは「この人に仕事を任せても大丈夫か」という外見面での評価の基準になります。大事な商談や取引において外見面で相手にマイナスの印象を与えてしまっては、せっかくのビジネスチャンスを台無しにしかねません。第一印象で「この人は仕事ができそうだ」と思わせるのも仕事の一環といえます。そして、センスがある、かっこいいと思われる時計にはいくつかのポイントがあります。そこで今回は、ビジネスマンにとってかっこいい時計とはどのようなものなのか解説します。センスのある腕時計を身につけて、ビジネスマンとしての品格を高めましょう。
ビジネスマンなら腕時計は必ずつけたい
スマートフォンが普及して、腕時計をつけずに携帯で時間を確認するビジネスマンも多くなりました。腕時計は「重たい」「つけるのが面倒」という方も増えているのです。しかし、ビジネスマンであれば時間は必ず腕時計で確認したいものです。重要な商談や会議中にスマートフォンを取り出して時間を確認するのは相手に良い印象を与えません。真剣な話し合いの場では失礼な行為ともとれます。ただ、スケジュールや予定が詰まっている場合、時間を確認することは必須です。こうしたときに腕時計であれば相手に悟られることなく時間を確認できます。腕時計をつけるのは大人の身だしなみ、マナーのひとつと考えておきましょう。
ビジネスマンにとってかっこいい時計とは?
腕時計のデザインはその人の印象を決める大事なポイントです。シンプルかつシックなデザインの腕時計をしていれば、ビジネスマンとしての落ち着きや信頼性が現れているように相手に映ります。シンプルといっても、安い時計ではただシンプルなだけで逆にチープな印象を与えてしまうかもしれません。ビジネスシーンでは、できれば高級ブランドの腕時計をつけたいところです。高級ブランドの腕時計はシンプルでも品があり、実用性も兼ね備えています。取引先に出向く際にも、ある程度値段が高い時計をつけているほうが相手方も安心して仕事を任せられるでしょう。逆に、装飾が華美な腕時計は避けた方が無難です。ゴテゴテとした時計はアピール感が強くビジネスシーンにそぐわないので控えましょう。
ビジネスマンのかっこいい時計1.金属製のアナログ時計
金属製のメタルベルトの時計は昔からビジネスマンに愛用されてきた時計です。クラシックで高級感のある印象を与えてくれる金属製の時計はどんなビジネスシーンにもフィットします。文字盤(時計盤)にはデジタルとアナログがありますが、ビジネスシーンにはアナログがおすすめです。デジタルの方が見やすいですが、カジュアルなイメージが強くなります。もっというならば、数字が記載されていない文字盤よりも数字の記載がある文字盤の方がビジネスシーンでは好まれます。数字が記載されていない腕時計はラフな印象を与えてしまうからです。また、金属製のベルトにもコマの大きさや数でさまざまな種類があります。一般的にコマの数が多ければ多いほど装着感が良く腕にフィットしやすくなります。ロレックスやオメガなど多くの時計で採用されているのが3連タイプのベルトです。頑丈な作りになっているので、一度買えば何十年も使えるでしょう。5連タイプはフランクミュラーやブライトリングなどの高級腕時計でよく見られるタイプになります。3連よりもコマの数が多いのでより手にフィットします。自分の好みに合ったタイプを選びましょう。
ビジネスマンのかっこいい時計2.革ベルトのアナログ時計
革ベルトの時計もビジネスシーンではよく見られます。革ベルトは金属製に比べてラフな印象を与えますが、黒革のベルトならフォーマルシーンでも使用可能です。黒革ベルトをつける場合は秒針がついている三針時計を選びましょう。秒針の無い二針時計はカジュアルなイメージを与えてしまう場合もあります。ビジネスシーンであれば黒以外でもダークブラウンならOKです。革の種類としては牛革がベストでしょう。ワニ革やパイソンはやや派手な印象があり、好みが分かれますのでビジネスシーンでは避けた方が無難です。ただし、革ベルトは金属製に比べて痛むのが早くなります。毎日の仕事で汗をかいたり、付け外しによって革がボロボロになったりします。せっかく高い時計を買っても手入れをしなければすぐに使えなくなってしまいます。ひび割れや傷が入った革ベルトの時計では相手の印象がよくないので、革ベルトの時計をつける際にはこまめな手入れを心がけましょう。
革ベルトの腕時計は革靴の色と合わせる
革ベルトの時計をつけるときに気をつけたいのが革靴の色です。革靴が黒なら腕時計のベルトも黒、革靴がダークブラウンなら腕時計のベルトもダークブラウンのように、色を合わせてみましょう。靴と時計のベルトの色が同じだと、パッと見たときにおしゃれで細かいところまで気を配っている印象を与えることができます。人は見た目が9割というほど、第一印象や見た目でその人を評価します。そのときに、時計は黒革で靴はダークブラウンだとちぐはぐな印象になってしまいます。「そんな細かいところ気にしない」という人も多いですが、仕事のできる人ほど細かい部分まで気を配るものです。一事が万事、服装の細かいところまで気を配れる人は仕事においても「きっちりしてくれるだろう」というイメージになります。こういった細かい点にも注意して腕時計を選んでみましょう。
本当にかっこいい時計はビジネスマンの格を上げる
「どんな腕時計をつけているか」というのは相手にその人の内面を想像させます。色が派手な時計や装飾がついているものはビジネスの場において相手の信頼を損ねてしまう恐れがあります。年齢を重ねて会社でも重要なポジションや役職を任されるようになってきた男性であれば、一生使える腕時計を持ちたいものです。シックで高級感のある腕時計はビジネスシーンにおける社会的信用の象徴ともいえます。一生ものの腕時計を選ぶときには、名前の知れた高級ブランドがよいでしょう。長年の間ビジネスマンが重要な商談や取引の場で身につけてきたのが高級ブランドの時計です。洗練されたフォルムや飽きのこないデザインは重要なビジネスシーンにふさわしいものす。値段はそれ相応にしますが、それだけの価値は十分にある品ばかりです。こうした腕時計を身につけるだけでも、自分自身に自信がつき雰囲気や態度にも現れるものです。ビジネスマンにとって本当にかっこいい時計を身につけて、ビジネスマンとしての格を上げましょう。