クールビズをおしゃれに乗り切るおすすめファッションとは?

2018/05/22

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

暑さが厳しい夏になると、クールビズを推奨する職場はたくさんあります。ただ、クールビズでのファッションを経験したことがない場合に関しては、どのような服装が適しているのかが分かりにくいという問題があります。クールビズ・ファッションは、一歩間違えれば、だらしなくなってしまう可能性があるのです。そのため、クールビズで薄着になってもだらしなくない服装や、おしゃれにクールビズを乗り切るファッションについての知識を持って役立てていくと良いでしょう。この記事では、クールビズに適した服装や注意点などについて解説していきます。

 

クールビズの室温は28度が目安

夏が近づくと、ニュースなどで「クールビズ」という言葉を頻繁に耳にするようになります。クールビズとは、2005年から始まった地球温暖化対策のひとつです。クールビズの実施期間は、6月1日~9月30日までの4カ月間とされていました。2011年に起こった東日本大震災で電力不足が問題になったときは、5月1日~10月31までというように、クールビズの前倒しと延長が行われました。傾向としては、猛暑の影響から5月1日~9月30日までがクールビズの期間とされる場合が多い傾向です。また、クールビズの室温に関しては、28度が目安とされています。この目安となっている室温とは、空調の設定温度が28度という意味合いではなく、室温が28度であるという点に注意をしましょう。室温が28度というと、人によっては暑いと感じることが予想されます。そのため、ファッションにも配慮して、仕事中も暑さを乗り切ることが大切なのです。

 

基準がわからない!クールビズでOKな服装とは?

職場から「クールビズで出勤するように」と指示があった場合、どのような服装が適切なのでしょうか。特に、普段ビジネススーツを着用している人は、クールビズの時期は普段のスーツ姿からネクタイとジャケットを外しただけの服装になりがちです。しかし、クールビズでOKとされているファッションにはさまざまなものがあるため、必要に応じて取り入れていくと良いでしょう。一般的なクールビズ・ファッションとして、ノーネクタイやノージャケット、半袖シャツなどはOKとされています。他には、かりゆしウェアやチノパン、スニーカーは、環境省でクールビズのファッションアイテムとして推奨されているものの、周知されていないという事実があります。そのため、クールビズでかりゆしウェア・チノパン・スニーカーなどを着用しようと考えているときには注意が必要です。たとえば、取引先の企業がクールビズを導入していない場合は、クールビズのファッションに対してあまり良い印象を持たれない可能性があります。自分がしているファッションが会社の不利益につながる恐れがあるということも知っておき、そのうえでビジネスシーンにおける服装について考えていくことがポイントです。また、2012年からはスーパークールビズがはじまりました。スーパークールビズでは、ポロシャツやアロハなどのファッションも認められるようになりました。ただし、このようなファッションアイテムを取り入れる場合は、会社の意向やルールなどもしっかりと確認しておくことが大切です。

 

クールビズ・ファッションの注意点は何?

クールビズ・ファッションを実践する場合、いくつかの注意点を守る必要があります。まず、環境省ではクールビズの服装の定義が示されていますが、会社によって細かいルールなどはさまざまです。たとえば、ある会社ではアロハやかりゆしウェアはオフィスに適していないと判断され、指摘される可能性もあるでしょう。そのため、クールビズ・ファッションに関しては独自に判断するのではなく、まずは会社が設けているクールビズ・ファッションの定義に従うことが重要です。また、クールビズ・ファッションには厳しい暑さを和らげるという意味合いがあることから、快適に過ごせるファッションを追求し過ぎる人もいます。ただし、クールビズ・ファッションでは、基本的にはラフすぎたり、カジュアル過ぎたりしないように注意をすることが大切です。加えて、派手過ぎたり、露出が多過ぎたりするようなファッションも基本的にはNGといえます。具体的には、ランニングシャツやハーフパンツなどはビジネスマンにふさわしい服装とみなされない場合が多いため、クールビズの期間であっても避けましょう。

 

クールビズをおしゃれに乗り切るファッションアイテム

クールビズのファッションも、意識しないとマンネリ化してしまう可能性があります。そのため、クールビズをおしゃれに過ごすためのファッションアイテムを知っておき、マンネリ化を防ぎましょう。まず、男性の場合は、リネンのシャツやボタンダウン、ホリゾンタルカラーがおすすめです。リネン素材のシャツは通気性にすぐれていることから、蒸し暑い夏を快適に過ごすためには欠かせないアイテムといえるでしょう。また、クールビズ・ファッションはノーネクタイが認められているため、着こなし方を間違えてしまうとだらしがない印象となってしまう恐れがあります。ボタンダウンやホリゾンタルカラーは襟の形が崩れにくいという特徴があり、シャツ1枚で着た場合でもだらしなくならないというメリットがあります。次に、ビジネスシーンにおいて、女性はパンツやスカートを使い分けている人が多く見られます。ただし、一般的にはパンツよりもスカートの方が涼しく過ごせるため、クールビズ・ファッションとして取り入れるのであれば、スカートの方が適しているといえるでしょう。たとえば、緩やかなデザインのワンピースであれば風通しも良く、オフィスでも快適に過ごすことができるためおすすめです。ただ、タイトスカートは汗を下半身が汗をかきやすいというデメリットがあるため、夏場の着用においては注意をする必要があるでしょう。

 

涼やかファッションでクールビズを乗り切ろう!

地球温暖化の影響から年々暑さが厳しくなっているため、ビジネスシーンにおけるファッションにも工夫をすることが求められています。男女ともに涼やかなファッションを取り入れて、クールビズを乗り切ることが大切です。また、必要に応じて、うちわや扇子などの見た目にも涼しげなアイテムも活用して、体感気温を下げるようにすることもおすすめといえます。基本事項を押さえたうえで、クールビズでおしゃれに夏を乗り切っていきましょう。

 

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