女性のビジネスカジュアルの定義と服装のポイント3点

2018/05/22

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

働く女性のファッションとしてビジネスカジュアルが好まれる傾向にあります。しかし、女性のビジネスカジュアルファッションといわれても、どこまでカジュアルにしても良いのかという点は、多くの女性が悩んでいるところといえるでしょう。簡単に取り組めるビジネスカジュアル・コーデを知っておけば、毎日のビジネスシーンでも役立てることができます。この記事では、女性のビジネスカジュアルにおいて「どのようなファッションがマストなのか」を紹介します。また、具体的なビジネスカジュアルの服装のポイントなどについても解説していきます。

 

女性のビジネスカジュアルとしてNGなアイテムは?

ビジネスシーンにおいてもカジュアルなスタイルをしている人は増えつつあります。女性がビジネスカジュアルを実践しようと考えたときには、アイテムや着こなし方などにも十分配慮することが欠かせません。女性のビジネスカジュアルのなかにも、NGとされているアイテムはあります。一般的にビジネスカジュアルでNGとされているものとして、デニム素材の服やサンダル、ミュール、ジャージー素材、レザー、パーカー、ショートパンツ、ミニスカートなどが挙げられます。オフィス勤務をしている女性でこのようなアイテムを取り入れている人は少ないかもしれません。しかし、ビジネスカジュアルの場合でもこれらのアイテムはNGとされていることが多いといえるでしょう。
まず、デニム素材の服については、オフィスで着用する服装としては好ましくありません。デニムはもともと作業用の服であるため、オフィスでは着ないように気をつけましょう。次に、ビジネスシーンでは、露出は控えるのがベストです。ミニスカートやノースリーブなどのような、あまりにも肌の露出が多いファッションに関しては、ビジネスカジュアルとしても適していないと心得ておきましょう。また、いくらビジネスカジュアルとはいっても、ピクニックに出かけることができそうなジャージー素材やパーカーなどのファッションはNGです。ショートパンツも部屋着のようなイメージを与える可能性があるため、NGアイテムといえます。

 

ビジネスカジュアルの服装ポイント1.シンプル

女性のビジネスカジュアルの服装で悩んだときは、シンプルを心がけることがポイント。たとえば、ショップ店員のファッションなら話は別ですが、一般的なオフィスの服装としてはシンプルを意識して、派手になり過ぎないようにするのがベストです。新入社員の場合などは特に、派手なデザインや色味のものは悪目立ちしてしまう恐れがあるため、控えるように気をつけましょう。女性がビジネスシーンで着用することができるファッションのなかには、デザインが特徴的なものがたくさんあります。ただし、ビジネスカジュアルという観点からは、こり過ぎたデザインの服は避けるのが無難です。具体的には、カーディガンやブラウス、ひざ丈のスカートなどのような定番のファッションを心がけると良いでしょう。ビジネスカジュアルといっても、仕事をするのに失礼がないような服装を意識することが重要なのはいうまでもありません。堅苦しくなく、柔らかい雰囲気が演出できるようなファッションを実現するのが理想的といえます。

 

ビジネスカジュアルの服装ポイント2.色使い

色使いに十分に配慮することで、女性のビジネスカジュアルの着こなしがワンランクアップします。まず、ビジネスカジュアルでは、原色やビビッドカラーなどの派手だったり、鮮やか過ぎたりする色は避けることがポイントです。ビジネスカジュアルといってもあくまでもビジネスシーンにおけるファッションです。そのため、「普段着で取り入れているおしゃれとは異なる」という意識を持ってコーディネートをすることが重要といえます。ビジネスカジュアルに適した色としては、グレーやベージュ、黒、紺などのような、ビジネスシーンでは定番の色がおすすめです。ただ、これらの定番の色ばかりを取り入れてしまうと、場合によっては固すぎる印象となってしまう恐れがあります。ビジネスカジュアル・コーデで他の色を取り入れるなら、グレイッシュな色味やパステルカラーのような淡い色がおすすめです。グレイッシュな色味やパステルカラーもうまく取り入れて、柔らかいビジネスカジュアルを目指しましょう。

 

ビジネスカジュアルの服装ポイント3.きちんと感

ビジネスカジュアルでは、堅苦し過ぎない、柔らかいカジュアル感を演出することがポイントです。ただ、あくまでも仕事現場での服装であるため、ビジネスカジュアルにおいてもきちんと感を出すことは非常に重要です。たとえば、襟付きのシャツやブラウス、テーラードジャケットは、きちんと感が出やすいファッションアイテムといえます。女性の場合、シャツやブラウスなどは襟付きのものをいくつかそろえておくと安心です。ただし、TPOに応じて、襟がなく肌の露出が少ないシャツやブラウスも、デザインや素材などによっては好印象となる可能性は十分にあります。
また、ビジネスカジュアル・コーデのシルエットについては、タイト過ぎる服装を選んでしまうと身体のラインが強調されてしまったり、目のやり場に困ってしまったりするというデメリットがあるでしょう。だからといって、ゆるっとし過ぎたデザインの服装は、だらしなく、部屋着のような印象をもたらしてしまうことから、ビジネスシーンにおいては控えるべきです。ビジネスカジュアルで悩んだときは、自然なラインの洋服であると清潔感を出しやすいと心得ておきましょう。

 

自分なりのコーデで様子見を!

女性のビジネスカジュアルでは、色使いやきちんと感などの服装のポイントを押さえておくことが重要です。いつも同じスーツばかりでは堅苦しく、なかなか自分らしさを演出することはできません。そのため、ビジネスカジュアルで柔らかく、スッキリとした印象を心がけると良いでしょう。ただし、業種や職種、社風によって、ビジネスカジュアルの定義は大きく異なります。会社特有のルールがある場合には、そのルールにのっとったコーデを目指すと好印象にもつながります。また、ビジネスカジュアル・コーデで悩んだときは、先輩社員がどのような服装をしているのかをチェックしてみるのがおすすめです。先輩社員の服装で良いと思う点は取り入れていき、自分なりのコーデを楽しんでみましょう。そして、自分の雰囲気に似合ったマストなビジネスカジュアルを探っていくと、徐々にビジネスカジュアルの着こなしにも慣れていきます。「ビジネスカジュアルは難しい」と悩んでいる場合は、自分なりのコーデでひとまず様子を見てみることも大切です。

 

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