忘れずに持参したい!披露宴の持ち物5選

2018/09/27

  • スーツTips(豆知識)

 

披露宴の服装や小物には、さまざまなマナーがあるため、意識して準備をする人が少なくないはずです。事前に調べて準備をすれば、失礼なことや恥ずかしい思いをする心配がありません。しかし、意識したいポイントは、服装や小物だけではないのです。それは、必ず持っていくべき持ち物です。忘れてはいけない持ち物に加え、いざというときのことを考慮して持って行くべきものもあります。また、御祝儀などは持参の仕方にもマナーがあるので、確認をしておくと安心です。そこで、今回は披露宴で忘れずに持参したい持ち物5選や御祝儀を持参する際のマナーを紹介します。

 

【持ち物1】披露宴の招待状は必須

披露宴の招待状は出席の返信をしたら終わりではありません。式場で招待状を見せなければ入れないということはほとんどないものの、招待状には必要な情報がたくさん書かれています。たとえば、式場の住所や地図のほか、開始時間や式のスケジュールなどです。特に、開始時間は覚えたつもりでも、当日になると記憶があいまいになっていたという可能性も考えられます。また、遠方で行ったことのない土地にある式場の場合は、正確な場所を把握するためにも住所や地図の確認が必要です。仮に、事前に公共交通機関の乗り継ぎなどを確認しておいたとしても、当日に慌てることのないよう、招待状は持参することが望ましいのです。

 

【持ち物2】御祝儀袋は袱紗に包むのがマナー

御祝儀をポケットやバッグに直接入れて持ち運ぶのはマナー違反です。大切な贈り物を丁寧に運んでいるという礼儀を示すためにも、袱紗に包んで持ち運びましょう。実は、袱紗に包めばそれで良いというわけではありません。袱紗の包み方にもマナーがあるので、社会人として覚えておくと安心です。まず、袱紗を広げて、御祝儀袋を中央より少し左寄りに置きます。次に、左側・上部・下部・右側の順番で中に折り込み、余った部分は裏へ折り返します。これは、披露宴以外にも、お祝いやお見舞いのときにも使える包み方です。
ちなみに、お悔やみの場合は、右側・下部・上部・左側と、逆の順番で包みます。袱紗を持っていないという人は、ハンカチや小さめの風呂敷でも代用可能です。おめでたいときに使用する袱紗の色は、明るい暖色系が好ましいです。寒色系など暗い色は弔事用なので控えましょう。紫色はどちらに使用しても良いとされています。それから、受付での渡し方にもマナーがあります。受付では「この度は、おめでとうございます」など、あいさつが必要です。受付に渡す際はそのままではなく、はじめに袱紗から御祝儀を取り出し、袱紗をたたみます。その上に御祝儀を置き、文字が受付から読める方向に持って手渡しましょう。

 

【持ち物3】御祝儀以外にも現金は必要

御祝儀以外に現金が必要になる可能性があるため、普段は交通費以外、持ち歩かないという人でも、ある程度の現金を用意しておくことが必要です。なぜなら、披露宴のあとで急に二次会に出席することや、親族や友人に会ってそのまま食事などに出かけるケースがあるからです。それ以外にも、早めに式場についたり、二次会まで長い空き時間があったりして、時間をつぶさなくてはならないこともあります。バッグは持ち歩かない、小さめサイズのバッグを持ち歩くという人は、いつも使用している財布を入れられないこともあるでしょう。サブバッグを持ち歩き、披露宴中は荷物を式場に預けるという人もいますが、式場のなかには貴重品を預けられないところもあります。貴重品用のロッカーもない式場の場合は、自分で持ち歩かなければなりません。そのような場合に備えて、ポケットや小さめバッグでも入るようなコンパクトな財布に入れ替えておくと便利です。また、食事会や二次会の会費のために、千円札を多めに準備しておくとスムーズに支払いができます。

 

 

【持ち物4】携帯電話やスマートフォンも必需品

携帯電話やスマートフォンも必需品です。披露宴の思い出を残すためのカメラとして利用するだけでなく、久々に再開した友人などとの連絡先の交換でも必要になります。また、初対面の人でも、写真を送り合うなど連絡先を交換する場面が考えられます。デジタルカメラを準備するという人も、いざというときのために必ず持って行きましょう。ただし、万が一披露宴中に着信音や消し忘れていたアラームが鳴れば、式は台無しになってしまいます。式が始まる前にマナーモードになっているか確認が必要です。さらに、あると便利なアイテムが持ち運び用の充電器です。家を出る前に充電を100%にしておくことは必須ですが、式場まで地図を利用したり、写真を撮ったりしているうちに充電が無くなる可能性も考えられます。荷物に余裕がある場合は、充電器も準備しておくと安心です。

 

【持ち物5】万が一に備えたグッズも

式場によっては周辺にコンビニなどが無い可能性や、披露宴が始まってから急に必要になるものもあります。特に、披露宴が始まると、途中で抜け出すことができません。いざというときのためのグッズも準備しておきましょう。たとえば、意外と忘れてしまいがちなハンカチやティッシュです。披露宴では思わず泣いてしまうことや、料理を服に落としてしまうことも考えられます。ハンカチやティッシュは、持っていると使えるシーンが多いので便利なアイテムです。また、披露宴には履き慣れていない靴を履いていくことが多いため、靴擦れができることがあります。すぐに対処できるよう、絆創膏があると安心です。サブバッグなどを持ち歩く場合は、移動用に履き慣れた靴を持ち歩くというのも良いでしょう。さらに、女性の場合はストッキングやメイク用品、生理用品を準備しておきます。ストッキングは気が付かないうちに破れていることが多く、せっかくドレスアップをしているのに伝線してしまっていては残念な印象です。それから、頭痛持ちの人は普段から飲んでいる頭痛薬を、二日酔いになりやすい人は二日酔い防止薬を持参しましょう。おめでたい場で頭痛に悩まされたり、二日酔いを気にして楽しめなかったりするのはもったいないことです。楽しみながらお祝いができるよう、万全の準備をしましょう。披露宴に持参するべき持ち物のなかには、うっかり忘れてしまいがちな物もあります。当日になって困ることのないよう、事前に必要な物を確かめておくことが大切です。御祝儀の運び方や渡し方も意識して、社会人として恥ずかしくないゲストになりましょう。

 

 

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