オシャレに差がつく!男女共通コートのベルトの結び方
2019/02/12
- スーツの着こなし・コーデ術
トレンチコートなどのベルト付きのコートはビジネスシーンでもプライベートでも使えるので、重宝しているという人は多いでしょう。ベルト付きのコートを着用するときは、ベルトの見せ方を工夫することでオシャレな雰囲気を演出することができます。そして、ベルトの結び方にはさまざまな種類があり、知識を身に付けることで結び方を使い分けられるようになるでしょう。そのうえで、コーディネートや場面に合わせた結び方を実践していくとオシャレに差をつけることができるのです。今回は、主に男女共通でできるコートのベルトの結び方について解説していきます。
後ろ姿がきちんと見えるバッグテール
最初に紹介するベルトの結び方はバッグテールです。バッグテールではバッグルによってベルトがしっかりと留められるので、余ったベルトが垂れ下がることがありません。そのため、きっちりとした印象を与えられるビジネスシーン向きの結び方だといえるでしょう。また、ベルトを前に回さないのでコートの着脱が容易にできるというメリットもあります。バッグテールで結ぶときは、まずベルトを外してから裏返し、バッグルを表に向けます。裏返した状態でベルトステイに通したら、バッグルにベルトを通してセットしましょう。次に、ベルトの先を片側のベルトステイに通したら、すでに腰に巻いているベルトの下を通すようにして反対側のベルトステイまで通します。最後に、バッグルの位置を調整したら完成です。
ベルトの長さで印象を変えるワンテール
ワンテールは背中で垂らしたベルトの長さを自由に調節することができる結び方です。ワンテールで結ぶとすっきりとした見た目になるので、シンプルなスタイルが好きな人に向いた結び方だといえるでしょう。ワンテールで結ぶときは、バッグテールと同じようにまずベルトを外してから裏返し、バッグルを表に向けたうえでベルトステイに通します。次に、ベルトをバッグルに通してセットしたら、輪を作るようにしながらベルトの先を腰に回してあるベルトに通しましょう。このとき、必ず下から通すようにするという点に注意してください。さらに、ベルトの先を作っておいた輪に上から通します。ベルトの長さがまだ十分に残っている場合は、輪を作って通す動作を2回程度繰り返して調整しましょう。最後に、きれいに形を整えれば完了です。
ワンテールに似た結び方として、ダブルテールというものもあります。ダブルテールは背中にベルトを2本垂らす結び方で、ベルトがほどけにくい定番の方法の一つです。ダブルテールで結ぶときは、まずベルトをなるべく右側にずらしてバッグルのない方が長くなるように調節する必要があります。次に、長い方のベルトを上にして2本のベルトを交差させてください。その後、長い方のベルトの先を腰に回しているベルトの下から通し、さらにもう1周させます。このとき、輪を作りながらベルトを通すことを意識してください。この輪にベルトの先を通したら、ベルトの両端を引っ張って結び目を作りましょう。最後に、形を整えて完成となります。
女性なら覚えておきたい!リボン結び
次に紹介するリボン結びは女性に向いている結び方です。リボンがアクセントとなって可愛らしく見えるので、覚えておくとコートの着こなしがオシャレになるでしょう。リボン結びの結び方として、最初にトレンチコートのフロント側にベルトがくるように通しておきます。このとき、ベルトは左側が右側よりも短くなるようにしておくとよいでしょう。次に、左側のベルトに右側のベルトを巻きつけていきます。巻きつけ終わったら、バッグルがついた右側のベルトを2つに折り、リボンの形を作ってください。さらに、その2つに折ったベルトに左側のベルトを巻きつけます。最後に、通常のリボン結びのように2つのベルトを結んだら完成です。コートの前身頃の合わせ方にもよりますが、リボンが左側にくるように結ぶとウエストマークとなってよりオシャレに見えるでしょう。
自分できれいに結ぶときのポイントは?
自分できれいにベルトを結ぶためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、後ろで結ぶ場合は着用したまま結ぼうとしてもなかなかうまくできません。そのため、コートを着用する前にベルトを結んでから形を整えておくときれいな仕上がりになるでしょう。このとき、コートはハンガーにかけた状態にしておけば着用している状態に近いので失敗しにくく、よりきれいに結ぶことができます。最後に、結び終わったら実際に着用してみて、ベルトの締めつけ具合や結び目の位置などを調節しておくとよいでしょう。
ベルトを結んでコートをオシャレにしよう
トレンチコートのようなベルト付きのコートは、ベルトの結び方を知らないとどう処理していいのかわからずに困ってしまうことがあります。今回紹介したように、ベルトの結び方にはさまざまな種類があります。ベルトは単純にそのまま締めるよりも、オシャレな結び方を工夫することでよりコートの着こなしを楽しむことができるでしょう。色々なベルトの結び方を知ったうえで、ベルト付きのコートをONLYで探してみてはいかがでしょうか。