今着てるコートで大丈夫?自分にフィットしたコートの着丈の選び方

2019/02/12

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

コートを購入するときにチェックすべき点はたくさんあります。たとえば、多くの人は価格やデザイン、防寒性などはしっかりと確認するでしょう。しかし、コート単体の評価しか行わずに、自分との相性について確かめ忘れていることもあるものです。すると、購入後にいざ着てみると違和感を覚えるかもしれません。全体的に見ないと、体型や身長と着丈が合っていない恐れがあるので注意が必要です。お客様には自分とベストマッチといえるコートを見つけてほしいとオンリーは考えています。そこで今回は、自分にフィットするコートの着丈の選び方を詳しく説明します。

 

コートの着丈とはどこまでの長さ?

そもそもコートの着丈がどこの長さを指すのかはっきり知らないという人もいるでしょう。まずは定義について正しく理解しておくことが大切です。着丈を襟の上端から測る人がいますが、それは誤りなので注意しましょう。襟の付け根部分を始点とするのが正解で、そこから裾までの長さを指します。既製品を買うときは、着丈がいくつなのかチェックしましょう。現物を見られないオンラインショップなどで購入する場合は、特に重要な目安となるので確認を忘れないでください。
着丈以外のサイズ選びの目安としては、袖丈や肩幅が挙げられます。前者は肩先から袖の先までを指し、後者は両端の袖の縫目間のことです。より体型に合わせたいなら胸囲も測っておきましょう。両袖の付け根の下側を直線でつないで2倍にした長さを指します。さらに、胴囲もしっかり確認しておくと安心です。こちらは、ウエストの一番細い箇所の両脇を直線で結び、それを2倍した長さです。これらは自分にフィットするコート探しの参考になるでしょう。ただし、ブランドごとにサイズの出し方に多少の違いがあるため、あくまでも目安として捉えることが大事です。

 

自分に合った着丈を測るには?

コートを選ぶために自分に合う着丈を測ろうとしても、うまくできない場合もあるでしょう。体の背面にメジャーを当てることになるため、自分一人で行うのはなかなか大変だと思います。正確な数値を出したいなら、なるべく他の人に測ってもらうのが望ましいです。また、着丈を測る前提として、どこまでの丈にするのかを考えておく必要があります。購入したいコートのタイプも考慮して決めましょう。たとえば、ロングコートなら膝までの丈にするといった具合です。条件付きですが、着丈をお手軽に割り出す方法もあります。すでにコートを所有しており、そのなかに気に入っているものがあれば、わざわざ自分の体を測る必要はありません。そのコートを平らな場所に広げて、メジャーで着丈を測ってみれば良いのです。同じタイプのコートを選ぶという条件であれば、それが自分に合った着丈であると考えられます。また、オンラインショップやカタログなどには、コートの情報だけでなく、モデルの身長と着丈を記載している場合があります。自分の身長や体型に近いモデルがいれば参考になるでしょう。

 

 

コートを選ぶときの注意点

自分の身長や体型に合うコートを選択したいなら、実際に試着してみるのが一番です。ただし、試着の仕方によっては、必ずしもフィットするものを選べるとは限りません。なぜなら、下に着る衣類によって、コートを着用したときのサイズ感が変わってくるからです。たとえば、Tシャツ一枚だけで試着をしてぴったりでも、スーツの上に羽織ると窮屈に感じる可能性があります。したがって、合わせることが多いと予想される服を実際に着ていきましょう。その状態でフィットするものを選べば失敗のリスクが低くなります。試着するときは、ただ羽織るだけで済ませてはいけません。体感と見た目にギャップが生じている場合もあるからです。必ず鏡の前に立って、全体のバランスがおかしくないかチェックしましょう。それによって、着丈が合っているかどうかも調べられます。また、ボタンを開けた状態と閉めた状態の両方を確認してください。イメージや着心地が変化する場合があります。着やすさも大切なので、スムーズに着脱できるかどうかも試しましょう。

 

自分の体型に合ったバランスを知っておく

コートを購入するときは、他人に与える印象を意識して選ぶことが重要になります。屋外で着用するのが基本であるため、必然的にいろいろな人の視界に入ることになるからです。着丈と体型が不釣り合いであったり、バランスが全体的におかしかったりすると、滑稽な印象を与えかねません。もちろん、ビジネスで着用するときも十分に気を使う必要があります。特に、取引先の人に屋外で会う場合は、スーツだけでなくコートも含めたトータルコーディネートがとても大切です。とはいえ、セルフチェックだけでは、あまり自信を持てない人も多いのではないでしょうか。やはり、プロの目線で確認してもらうのに越したことはありません。確かな技術で理想的なバランスを算出してもらうと、安心して選べるようになるでしょう。オンリーであれば、そのうえでコートをオーダーすることも可能です。真心を込めて、 自分にふさわしいコートと出会うサポートをしたいと考えています。

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