男性にベルトをプレゼント!かけるべき予算や選び方のポイント

2018/08/29

  • スーツTips(豆知識)

 

ベルトは、男性へのプレゼントとして人気アイテムのひとつです。しかし、ベルトといっても高級なものからカジュアルなものまでさまざまです。高価であれば必ず喜んでもらえるというわけでもないですし、相手の好みもあります。どのように選んだらよいのか迷ってしまうこともあると思います。せっかくプレゼントするのですから、喜んでもらえるものにしたいですよね。そこで、今回は男性用ベルトの選び方について解説します。かけるべき予算やベルトの素材、コーディネートの仕方などを知れば、相手のニーズにもぐっと近づけますし、ふさわしいベルトも見つけやすくなります。

 

ベルトのプレゼントにかける予算は?

ベルトのプレゼントにかける予算は、プレゼントする側とプレゼントされる側の年代や肩書き、間柄によって変化します。たとえば、妻が夫にプレゼントする場合は、20代~30代の女性であれば1万円以上の予算をかける人が多数を占めます。しかしながら、妻が専業主婦の場合は、1000~3000円で手作りをする場合もあります。女性の年代が40代くらいになると、予算は2万円以上となり、若い年代に比べるとかなり予算が高くなることがわかります。友人や同僚など結婚相手ではない男性にプレゼントする場合は、女性が20代~30代であれば4000~3万円と、幅広い予算となっています。この年代は、まだ社会人になっていない女性も含まれるため、このような差が出ていると思われます。40代以降の女性の予算が1万円以上となっているので、年代が上になるにつれて、経済的に余裕が出てきていることがうかがえます。一方、プレゼントする相手が先輩や上司に限定すると、全体の平均予算は3000円以上となっています。この場合、職場の同僚など複数人でお金を出し合ってプレゼントしていることも考えられます。このように、プレゼントする相手によって予算を設定していること、また女性側も年代によってかける予算が変化していることがわかります。

 

ベルトの選び方のポイントとは?

具体的にベルト選びに入る前に、把握しておきたいことがあります。まず、ベルトを使うシーンです。ビジネススーツ用なのかカジュアル用なのかで選び方が変わってきます。ビジネスシーンで使用するなら、幅は3cm程度までの細身のタイプが適しています。また、ベルトのバックルも、靴の金具に合わせた色を選ぶのが一般的です。カジュアルシーンなら、太めの幅のベルトが喜ばれます。つぎに、サイズ表記にも注意が必要です。フリーサイズのベルトであれば心配ないのですが、長さを「センチ」や「インチ」で表記してある場合があります。たとえば、75と数字で表記されている場合は、ウエストが70~80cmの人向けということになります。同じサイズをインチで表すと、約30インチになります。気をつけたいのが、サイズ表記されているベルトは切って長さを調節できるものが少ないことです。ベルトを贈る相手のサイズに合わなかったということのないように、だいたいのサイズを把握しておきましょう。とはいえ、どのベルトも表記サイズよりは長めに作ってありますので、それほど心配することはありません。

 

 

ベルトの色選びのコツを紹介

ベルトの色を選ぶポイントは、靴やカバンなど革製品と色を合わせることです。特にビジネスシーンでは、黒い革靴など好んで使う色が決まっているのが通例です。この場合は、ベルトも黒を選ぶと全体のバランスがよくなります。茶系の革製品の場合は、ブラウン・ベージュ・ライトブラウン・キャメル・タンなど同系色でコーディネートすると決まります。事前に男性がよく身につけている色をチェックしておきましょう。カジュアルシーンでは、ベルトの色がアクセントにもなります。必ずしもパンツの色と同系色でそろえる必要はありません。たとえば、ジーンズに赤い色のベルトなど差し色になるような色にすると、おしゃれ感が強まります。全体の印象をガラッと変える白もおすすめです。このように、カジュアルシーンでは、遊び心を持った色選びが可能です。とはいえ、男性の嫌いな色を選んでしまっては元も子もありません。可能であれば事前にリサーチをしておいたほうが賢明です。

 

ベルトの素材選びの注意点

ベルトに使われる素材は、大きく分けると皮革製品、それ以外の布やゴム製品に分けられます。ビジネスシーンやフォーマルな場では、主に皮革製品がマナーとされています。一口に皮革製品といっても、一般的な牛革のほかにも馬やワニなど、さまざまな動物から作られています。さらに、加工の仕方によって細かく分類されています。たとえば、エナメル製品は、牛革にウレタン樹脂をコーティングして加工されたものです。
また、スエード製品は、子牛の革や子ヤギの革に毛羽立たせる加工を施したものです。それぞれに風合いや使い心地が異なりますので、相手の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。カジュアルシーンでは、リボンベルトやGIベルトなどの布製ベルトが人気です。布製の素材もさまざまあり、大きく分けると植物繊維・化学繊維・動物繊維に分けられます。植物繊維に代表されるのはコットン(綿)やヘンプ(麻)です。カラーバリエーションが豊富なことが特徴です。化学繊維に代表されるのはナイロンやポリエステルなどです。比較的安価で、耐水性があるのが特徴です。動物繊維の代表例はシルクやウールです。比較的高価ですが、高級感のある風合いが好まれています。また、ラバー素材のベルトも、カジュアルシーンでは人気があります。ラバー素材は、主に腕時計のベルトとして知られています。皮革製品のように経年変化によって味わいが出てくるのが特徴です。耐水性や耐久性にも優れているので、アウトドアでよく使われています。

 

相手の好みに合わせたベルト選びを!

男性にベルトをプレゼントする際は、まずどのようなシーンで使うのかを考えましょう。ビジネスシーンとカジュアルシーンによって、選ぶ色や素材が変わってくるからです。色は、ビジネスシーンであれば革靴などの小物と合わせた色を選ぶのがポイントです。カジュアルシーンでは多少派手な色でも問題ありません。素材はビジネスシーンなら皮革製品、カジュアルシーンなら布製品やラバー素材が人気です。また、相手の年齢や肩書きに合わせた価格帯のものを選ぶことも大事です。そのうえで、自分が無理なく出せる予算を立てましょう。ベルトの選び方にはいくつかポイントがありますが、プレゼントする相手に気に入ってもらうことが何よりも重要です。使用シーンに合ったマナーを大切にしつつ、相手の好みも尊重して、素敵なベルトを選んでください。

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