編み込みタイプのメッシュベルトはビジネスシーンには不向き!?

2019/08/30

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

スーツを扱う店舗でメンズの編み込みタイプのメッシュベルトを見かけることがありますよね。プレーンのベルトと違ってかなり冒険しているデザインなのではと不安に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。ビジネスシーンでも利用可能なのか、どのようなタイプのものを選べば使いやすいのかについて解説していきましょう。

 

1.編み込みタイプのメッシュベルトとは?

メッシュベルトとは、平らな革や布でできたベルトとは異なり、細長く切った革や布を何本も互い違いに編み込んで作られたベルトのことです。全体が編み込みのメッシュタイプが多いですが、バックル周辺と剣先からホール部分までが通常のレザーで間がメッシュになったデザインのベルトもあります。

 

1-1.メッシュベルトの素材は?

メッシュベルトにはさまざまな素材のものがあります。ここでは、どのような素材のものがあるかについてご紹介します。
メッシュベルトの素材は、本革や合皮、ゴムやスエード、綿や化繊など多岐にわたります。同素材同士で編み込んだものがベーシックですが、同素材の色違いで編み込んだデザインのものもあります。また、革と布など異素材を組み合わせて編み込んだデザイン性の高いメッシュベルトもあり、選ぶ側のセンスが問われるところでしょう。

 

1-2.メッシュベルトの特徴は?

通常のベルトとは異なるメッシュベルトの特徴をご説明します。
メッシュベルトは、一般的な5ホールのメンズベルトとは異なり、メッシュの編み目のどこにでもバックルのピンが通せるのがメリットです。それにより細かいサイズ調整が可能となり、体型の変化にも対応できます。
また、ある程度伸縮し、ぐにゃぐにゃと柔らかいのが特徴で、持ち運びや収納時にコンパクトにまとまりやすい点も優れているといえるでしょう。
メッシュベルト自体はファッション性が高くカジュアルシーンに最適です。ただし、ベーシックな色味でシンプルなデザインであればビジネスシーンでの利用も可能です。

 

2.素材によってはビジネスシーンにも問題なく使える!

メッシュベルトは、素材やデザインによってはビジネスシーンでも使えます。ビジネスで使いやすいメッシュベルトの特徴について見ていきましょう。
ビジネスシーンで着用する場合は、本革のメッシュベルトがカジュアルになり過ぎずおすすめです。ただし、業種や職種によって異なるため、職場の雰囲気も考慮して選ぶようにすると安心ですね。
ベルトのバックルについては、シンプルなデザインで高級感のあるものを選びましょう。ラウンドバックルよりスクエアのバックルのほうがカジュアル感を抑えることができます。ベルト幅は細すぎず太すぎず3cm前後で、編み目が荒すぎずボリュームの出ないものが使いやすくておすすめです。色味は黒やブラウン、グレーやベージュなどの主張しすぎないベーシックな色を選びましょう。
メッシュベルトを着用する際の注意点についても解説しておきます。メッシュベルトは長さを切って調節することができません。そのため、長過ぎるものは避けるようにしましょう。また、メッシュベルトはどんなにシンプルでもフォーマルシーンには不向きです。大人のマナーとしてぜひ覚えておきましょう。

 

 

3.クールビズの時期のスーツ素材にもマッチしやすい

軽く清涼感のあるイメージのメッシュベルトは暑い時期にこそふさわしいベルトといえます。プレーンベルトとは異なり、編み目のすき間が涼しげな印象を与えてくれるうえに、ジャケットを脱いだスタイルやノーネクタイの際のアクセントにもなります。
また、編み目のすき間と凹凸で通気性があり、締めつけ感も少ないので機能面も申し分ありません。クールビズなどオフィスカジュアルの夏の装いにも軽い印象のメッシュベルトはピッタリですので、ぜひ活用してみてください。もちろん、暑い時期のスーツ素材にも違和感なく合わせることができます。

 

4.素材やデザインによってはカジュアルダウンしてしまうものも

ビジネスシーンでのカジュアルさの許容範囲については、職種や勤めている職場の雰囲気によってそれぞれ異なりますよね。メッシュベルトを着用する際は、普段よりもカジュアルになり過ぎないように心がけると良いでしょう。ここでは、よりカジュアルになりやすいメッシュベルトの特徴についてご紹介しておきます。
まず、ベルト幅が4cm以上あるものはカジュアル色が強くなります。あえてカジュアルダウンするのもありですが、固い雰囲気のビジネスシーンには不向きです。また、レザーとコットンなどの異素材の組み合わせや、バックルが2つのリング式になっているデザインもかなりカジュアルな印象になってしまいますので注意しましょう。
編み込み部分の凹凸が荒くゴツゴツして見えるメッシュベルトもカジュアルになり過ぎるため、注意が必要です。ほかにも、黒、ベージュ、ブラウンなどの多色使いで編み込みしたベルトもあり、さまざまな色の靴と合わせやすいと思いがちですが、かなりカジュアルな印象になってしまいます。ビジネスシーンには不向きですので避けるようにしましょう。

 

さまざまな編み込みベルトを手に取って比較してみよう

メッシュベルトにはさまざまなタイプがありますが、メッシュベルト全体にいえることは、多少の体型の変化にも関係なく使える便利なアイテムであることです。伸縮性はあるのにウエストの締め付けが少ないという特徴があるため、快適に着用できるのです。デザインによって与える印象も締め付け感も異なりますので、ぜひ実物のメッシュベルトを手に取ってみてはいかがでしょうか。

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