スラックスにベルトを付けたまま吊るすのはNG!ベルトの保管法を紹介!

2019/08/30

  • スーツTips(豆知識)

 

スーツを着るとき、ベルトの扱いで迷うことがありますよね。しかし、切れたり汚れたりしない限り、ベルトの扱い方を見直さない人もいるでしょう。ベルトがどんどん貯まっていくと、使いたいベルトがすぐに見つからない可能性もでてきます。そうならないためには、ベルトの保管方法が鍵を握るのではないでしょうか。この記事では、ベルトはどう収納すればよいのかについて紹介していきます。

 

1.スラックスを脱いだ都度外すのがベルトを長持ちさせるコツ

着ていくスーツを決めるとき、ベルトとセットで選ぶこともあります。お気に入りのスーツとベルトを合わせると、気持ちが落ち着くことも少なくないからです。そのため、次回の着用を意識して、スラックスを脱ぐときにベルトを付けっぱなしにする人もいるでしょう。しかし、これはスラックスにとってもベルトにとっても好ましい行為ではないのです。スラックスを脱ぐときは、ベルトをスラックスから外して保管するのが基本だと認識しておきましょう。
あまり意識しないことですが、スラックスを着用している間にウエスト部分の汗をベルトが吸い取っているのです。合皮のベルトでは、加水分解によるヒビ割れの原因になります。本革ベルトでは、体から出た水分の影響で色落ちや色移りが起きる可能性も否定できません。こういったリスクを防ぎベルトの品質を保つためにも、スラックスを脱ぐときはベルトを外して収納する必要があります。ベルトを外して保管することで、スラックスをたたんだときに生じるベルトの変な折りクセによるシワなどを防ぐ働きも期待されます。

 

2.ベルトの収納や保管は巻かないほうが良い!吊るして保管しよう

ベルトの収納方法はいろいろありますが、その多くは巻く方法吊るす方法に大別できます。どの方法がよいのかは収納場所なども関係してきます。それぞれのメリットを知ったうえで、もっともよい方法で保管しましょう。そのためには、ベルトの素材を意識する必要があります。巻くのが適さないベルトは掛けて保管することが大切です。
ベルトを巻くことでコンパクトになるため、保管するのに便利です。そのため、クセが付きにくい素材のベルトなら、巻いて保管するのもよいでしょう。一方、巻いて保管するのが適さないベルトも存在します。特に、水分を吸ったベルトを巻くのはよくありません。革ならばぬれると縮んで硬くなります。しかし、ぬれた状態で小さく丸めると、引っ張られるため負荷がかかり伸びてしまうのです。それどころか、変なクセが付き変形や劣化の原因にもなりかねません。小さく丸めるほど負荷も大きくなることを知っておきましょう。そのため、特にハリのある硬いベルトは要注意です。

 

3.収納しやすく取り出しやすいベルト保管アイデア5選

前段落でお話ししたように、ベルトの保管方法には巻く方法吊るす方法とがあります。しかし、ベルトをよい状態に保つためには、巻くよりも吊るして保管することを検討しましょう。ここでは、代表的な5通りの保管方法について説明します。ほかのグッズとの組み合わせも大事なポイントになります。

 

3-1.フック

ベルトを吊るすグッズとしてフックは身近な存在です。S字フックをはじめ、さまざまな形のフックを使い、その場所に合わせた収納をしましょう。フックがスライドするように設置すると、ベルトを移動するのにも便利です。
その一つとして、カーテン用具(レールとフック)をタンスやクローゼットに設置する方法があります。タンスやクローゼットのバーに空きがあれば、S字フックを吊るすだけでベルト収納スペースに使えます。また、部屋のドアやクローゼットの扉に引っ掛けて使うフックを活用してもよいでしょう。登山グッズのカラビナをハンガーのフックに取り付ける方法もあります。ネットやパネルにS字フックを取り付けて、見せる収納をするのもよいですね。

 

 

3-2.ネクタイハンガーを代用

ベルトを吊るすグッズには、あえて他の用途のものを活用するのも一案です。ネクタイハンガーもその一つ。フックがたくさん付いているタイプを選ぶことで、何本も吊るすのに役立ちます。同様の理由から、スカーフハンガーを活用する方法があります。また、スカート用ハンガーは幅が広いため、こちらの活用も候補に入れるとよいでしょう。

 

3-3.突っ張り棒

ベルトの収納場所として、デッドスペースを有効活用する方法があります。そのためのグッズとして、突っ張り棒とS字フックとの組み合わせに注目です。タンスやクローゼットをはじめ、住まいには思わぬデッドスペースが存在します。そのため、工夫次第では小スペースのベルト収納がつくれます。突っ張り棒を使うメリットは、壁や押し入れなどに傷を付けずに設置できることです。ただし、重量が心配なため、吊るしすぎないことも大切です。

 

3-4.壁掛けフック

市販の壁掛けフックをベルト掛けに活用して、見せる収納にしてもよいでしょう。壁に直接付けられる5連フックのような形が代表的です。ネジ式や粘着フックなどがあり、素材もアルミ製をはじめ、いろいろなものが存在します。壁だけでなく、クローゼットの扉などに設置することも可能です。

 

3-5.ベルトハンガー

ベルトハンガーを選ぶ方法もあります。ベルト専用グッズのため、使い勝手がよいことが大きなメリットです。12本収納、24本収納などのタイプもあり、省スペースで保管できる、使いたいベルトの出し入れに便利という点でも注目されています。ネクタイやスカーフを吊るすのに活用してもよいでしょう。

 

正しい保管でベルトが長持ち!お気に入りのベルトをONLYで!

ベルトは、靴やバッグ、ネクタイなどと色を合わせて使いたいものです。気に入ったベルトは使う頻度も増えますが、それだけ劣化も早まります。しかし、正しく収納することや何本かを使い分けることにより、ベルトを長持ちさせることができます。ベルトの活用シーンはいろいろです。ビジネスシーンで使うベルトならONLYのスーツ売り場で探してはいかがでしょうか。

ONLYブランドサイトへはこちら

オーダースーツを取り扱うお近くの店舗をお探しの方はこちら

SEARCH