押さえておきたい!結婚式でのお呼ばれスタイルのマナーとは?

2018/11/13

  • スーツのシーン別マナー

 

結婚式にお呼ばれしたときに悩むのが、服装という人も少なくありません。季節や結婚式場の雰囲気、出席する立場などによっても変える必要があります。結婚式のお呼ばれスタイルのマナーは守りたいけれど、自分らしさも演出したいと願う人もいるでしょう。お気に入りのドレスを着て、好きなヘアスタイルと小物でコーディネートすればよいというわけにはいきません。この記事では、服装だけでなく、小物やヘアメイクについてのマナーもご紹介します。1人だけ場違いな服装で出席し、恥をかいてしまわないよう、基本的なマナーを押さえて魅力的な女性を目指しましょう。

 

結婚式でのお呼ばれスタイルの基本マナー【服装】

お呼ばれスタイルの基本は、新婦よりも目立たない服装です。しかし、華やかさに欠けてしまうと場の雰囲気に合わなくなります。派手過ぎる色や柄、奇抜なデザインは避け、ベージュやピンク、ブルーなど淡い上品な色を選ぶようにしましょう。お呼ばれスタイルは、正礼装と準礼装と略礼装の3タイプに分類できます。正礼装は主賓として出席する場合、準礼装は新郎新婦の親族や友人、知人、仕事関係者として出席する場合の服装です。略礼装は、カジュアルな結婚式や披露宴の場合です。招待状に平服の記載がある場合は、略礼装となります。
準礼装の場合、フォーマルなワンピースが基本です。光沢のない素材で、ひざ下丈くらいがベストです。過度に露出が多い服装や、体のラインがはっきり出るタイトな服装は避けてください。袖がないワンピースを着用する場合には、ショールかボレロを必ず羽織るようにしましょう。殺生をイメージする毛皮やファー、動物柄、革製品も結婚式にはふさわしくありません。また、新婦と同じ白のドレスも着てはいけません。写真写りによっては、ベージュや薄い黄色などのドレスも白に見えるため、避けたほうが無難です。ただし、披露宴が夜に開催される場合には、露出のあるドレスを着用しても問題ありません。挙式では必ず羽織ものなどで露出を避けましょう。和装で出席する場合、未婚なら振袖、既婚なら留袖が基本です。

 

結婚式でのお呼ばれスタイルの基本マナー【小物】

アクセサリーも時間帯によって適したものが異なります。昼のフォーマルウェアにはパール、夜はスワロフスキーやダイヤなどキラキラするものと決まっています。昼にキラキラするアクセサリーを付けると、室内で写真を撮るときにアクセサリーが反射し、写り具合に影響するためです。ラメやさりげないラインストーンなどは問題ありません。一方、夜はゴールドやシルバーなども取り入れ、華やかなデザインのアクセサリーを選ぶとよいでしょう。ただし、ゴールドやシルバーはカジュアル感が強くなってしまいがちなので、華奢なデザインのものや、服装に合ったデザインのものを慎重に選ぶことが大切です。略礼装の場合は、時間帯を気にしなくても身につけられます。
バッグは、小ぶりのパーティーバッグが基本です。大きすぎるサイズのバッグを避け、上品な素材のものを選びます。殺生を連想させるアニマル柄やファー、革のバッグは避けてください。また、綿やビニールのバッグもカジュアルすぎるためマナー違反です。スパンコールが散りばめられていたり、全体がゴールドやシルバーだったりとキラキラした素材のバッグも昼の結婚式では避けましょう。靴はつま先が隠れるパンプスが基本です。つま先が開いたオープントゥパンプスやブーツ、スニーカーなどは避けてください。ヒールが細めのタイプを選ぶと、エレガントな雰囲気になります。妊娠中など理由がない場合には、ヒールのあるタイプを選びましょう。また、ストッキングはベージュや肌色のものを必ず着用します。正装は露出を避けてストッキングをはくのがマナーなので、必須です。黒のストッキングは喪服を連想させるため、避けてください。伝線したときのために予備のストッキングを常備しておくと安心です。

 

 

結婚式でのお呼ばれスタイルの基本マナー【ヘアメイク】

髪型は特に目に入りやすい部分です。ダウンスタイルで出席する人もいますが、セットの仕方によってはきちんとセットしていないと捉えられてしまうこともあります。そのため、アップスタイルが基本と言えます。また、新婦と同じ髪型になる可能性があるため、夜会巻きも避けたほうが無難です。もちろん新婦より派手になってしまうのもマナー違反です。髪全体にラメを散りばめたり、トップにボリュームを出して派手に盛ったりするのは避けてください。ヘアアクセサリーは、ドレスの色に合わせるとコーディネートとして統一感が出ます。一方、服装や小物と同じくファーや革などを使ったヘアアクセサリーは、結婚式という場にふさわしくありません。お葬式で使われることが多い、ブラックパールなど黒一色のヘアアクセサリーもやめておきましょう。白や大きなパール、花などを使ったヘアアクセサリーは、新婦を連想させたり、新婦と被ってしまったりする可能性があるため、避けます。特に正花や造花など花をモチーフにしたヘアアクセサリーは、花嫁と被りやすいです。キラキラしたものや、大きな飾りのついた派手過ぎるものも、新婦より目立ってしまうため要注意です。
メイクも、あまりに濃すぎて派手になると、マナー違反となってしまいます。ウォータープルーフのアイラインやマスカラを使い、化粧崩れしにくいように仕上げましょう。アイシャドウは、ドレスの色に合わせることで統一感を演出できます。ただし、濃い色にすると厚化粧になるため、ナチュラルな印象の色を選びましょう。リップを選ぶ際は、淡いピンク系かパールが入ったものにすると上品で華やかになります。真っ赤な口紅は血を連想させるため、結婚式ではマナー違反です。

 

マナーを守った上でおしゃれを楽しもう!

ゲストは、結婚式に華を添える大切な役割です。しかし、服装や持ち物、ヘアメイクのマナーを知らずおしゃれだけにこだわってコーディネートしてしまうと、華を添えるどころか雰囲気を壊してしまうことになりかねません。また、自分だけでなく新郎新婦にも恥ずかしい思いをさせてしまうのです。社会人になると、マナーは知っていて当たり前と捉えられがちです。特に、年配の人が参加することの多い結婚式では、マナーにこだわるべきと言えるでしょう。しっかりマナーを守りつつ、自分らしさを演出したコーディネートで、結婚式を楽しみましょう。

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