冬の結婚式のドレス選びのコツ!色や素材で素敵女子に!

2018/11/13

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

結婚式の服装を選ぶのは楽しい反面、マナーを意識しなければならないため、悩んでしまいがちです。招待されたらドレスアップをすることでお祝いの気持ちをあらわしますが、式場のなかで目立ちすぎないように気をつける必要があります。特に、女性のドレスは色や素材がさまざまあるので、迷ってしまうでしょう。とはいえ、ドレスは豊富な素材から選べるということで、季節感を演出したりおしゃれな着こなし方を楽しんだりすることが可能です。そこで今回は、結婚式のマナーを守りつつ、すてきな女性をアピールできる冬の結婚式で着るドレスの選び方を紹介します。

 

冬の結婚式で着るならどんなドレス?

冬の結婚式で着るドレス選びで気をつけたいポイントは「素材」と「色」の2つです。冬に着るドレスのおすすめ素材には、ベロア生地や厚手のジャガード生地があります。どちらも冬だからこそ選べる素材です。ベロア生地はあたたかみのある光沢が魅力で、華やかながら派手すぎず、上品に仕上がります。ジャガード生地も、程よい光沢できちんとした印象になるためフォーマルな場にぴったりです。一方、夏には涼しげでドレスの素材としても人気のある、シフォン生地のような透け感のある生地は冬には向いていません。寒々しいイメージになってしまうので避けましょう。また、カジュアルな印象のニットやコットンは結婚式では避けるべき素材です。
ドレスの色は暖色系が向いています。花嫁が着る色である白はもちろん、照明によっては白っぽく見えてしまうベージュは避けたほうが安心です。さらに、黒や紺は季節を問わず無難な色ですが、会場を華やかにするためにも色味のあるドレスのほうがおすすめです。ワインレッドや落ち着いたトーンのピンクやオレンジなどを選ぶと暖かい印象になります。ただし、バイカラーのドレスは「別れる」という意味合いがあるので避けてください。結婚式のドレスといえばノースリーブのデザインが主流ですが、冬なので5分袖や長袖を選んでも大丈夫です。露出度の高いドレスは結婚式には向きません。そのため、背中が大きく開いたデザインや太ももがあらわになるミニ丈は避けるのがマナーです。

 

羽織ものにもこだわろう!

長袖のドレスを選べば防寒対策はそれほど気にする必要はないのですが、定番のノースリーブドレスを選んだ場合は羽織ものが必須です。暖房のないところを移動しなければならないケースや、外での写真撮影を求められることもあります。結婚式でも着用できるような素材のジャケットはあるものの、披露宴が始まったら会場が暖かすぎて汗が止まらなくなる可能性も考えられます。ノースリーブで肩を出すのはマナー違反となるため、暑くても脱ぐことができません。そこで、ベストといえるのがボレロやショールです。
ボレロは長袖でも7分袖でも問題はありませんが、7分袖のほうが暑すぎで困ってしまう心配が少なくなります。ボレロの素材もコットンやニットは避けましょう。また、毛皮やファーは殺生をイメージされるので、本物でもフェイクでも結婚式では好ましくありません。気の知れた友達同士のみが集まり、レストランなどで簡略的に行う結婚式では許容される場合もあります。しかし、食事中にファーが飛んで、ほかの人の口の中に入ることも考えられるので避けたほうがよいと言えます。ショールの場合は、柔らかくて持ち運びしやすい素材を選ぶと便利です。色の組み合わせによってドレスを華やかに演出することができますし、ひざ掛けとして使用することもできます。ボレロやショールの色はドレスとのコーディネートも大切ですが、白やベージュを選ばないようにするのもポイントです。なぜなら、結婚式では座っている時間が長く上半身のほうが目につくので、白い服を着ていると勘違いされる可能性があるからです。

 

結婚式はコートにもマナーがある!?

結婚式ではコートを会場内に持って行くのはマナー違反です。そのため、式場に着いたらクロークに預けます。預けるとはいえ、クロークの前でコートを脱ぐのは少し格好が悪い印象です。建物に入ったところで脱いでクロークではスムーズに手渡しするのがスマートです。預けるのならコートは何を着ても大丈夫と考える人もいるでしょう。しかし、式場に到着するまでに、ほかのゲストや新郎新婦の親戚の目に触れる可能性があります。これから結婚式に向かうのにカジュアルなタイプや、マナー違反なコートを着ていては印象がよくありません。そのため、コートも結婚式に向いているものを着ていきます。色は落ち着いた黒やベージュ、グレーなどがぴったりです。どんな色のドレスにも合わせやすいですし、きちんとした印象になります。素材はウールやカシミアなど、冬らしくて高級感のあるものがおすすめです。
一方、カジュアルすぎるコートは避ける必要があります。たとえば、ダウンコートやダッフルコートは防寒対策には向いていますが、カジュアルすぎます。ドレスにもマッチしないので避けましょう。毛皮やアニマル柄のコートも殺生をイメージさせるため不向きです。それから、コートであっても白は結婚式には向きません。仮に、会場までタクシー移動などでほかの人には会うことがなくても、式が始まったらどんなシチュエーションになるかは分からないものです。ゲストが退場するときに、建物の外で新郎新婦やご両親がお見送りをするというケースもあります。その場合、式は終わったとはいえ、マナー違反のコートを着てお見送りをされるのは恥ずかしいことですし新郎新婦に対して失礼です。コートにもきちんと気を配りましょう。

 

冬だからこその着こなしを楽しむ!

冬の結婚式では、夏とは違ったおしゃれを楽しむことができます。ベロア生地やジャガード生地は高級感があり、おしゃれなだけでなく、季節感も演出できる優れものです。また、ドレスと羽織ものの組み合わせ次第で印象を変えることもできます。色のほかに素材の組み合わせで周りの人とは違ったおしゃれをアピールできるはずです。それから、気を抜いてしまいがちですが、コートまで意識することを忘れてはいけません。色や素材にこだわって、恥ずかしい思いをすることや新郎新婦に失礼のないよう心がけましょう。マナーを守りつつ冬だからこその着こなしで、ドレスのコーディネートを楽しんでみてください。

 

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