ネクタイのおしゃれな柄と種類とは?ネクタイ選びのポイントも押さえよう

2019/05/31

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

スーツを着る男性に欠かせないアイテムといえばネクタイです。柄や形にさまざまなバリエーションがあり、どれを選ぶか迷ってしまう人も多いでしょう。オシャレだと感じるデザインは人によって異なるため、意外と選びにくいものですよね。今回は、主なネクタイのデザインをふまえ、選ぶ際のポイントについて解説していきます。

 

ネクタイの形もチェックする

ネクタイを選ぶ際、まずチェックしたいのがです。ネクタイは一見すると同じ太さの1本の布に見えますが、実は両端でそれぞれ太さが異なります。着用したときに前に来る幅の広い部分を大剣、裏側に来る細い部分を小剣といい、小剣と大剣をつなぐ首周りの部分を中継ぎと呼びます。これらの名称はどのネクタイも同じなのですが、大剣の幅によっていくつかのタイプに分かれるので注意が必要です。幅が10cm以上あるネクタイはワイドタイ、4~6cmほどの細いものはナロータイ、この2つの中間にあたる幅7~9cmほどのものをレギュラータイといいます。
ネクタイの幅は時代や流行などにより変化しますが、最もスタンダードなのはレギュラータイです。ビジネスシーンでもプライベートでも違和感なく使用できるため、ネクタイ選びに迷ったらレギュラータイにしておきましょう。よりオシャレで洗練されたシルエットを目指したい場合は、ナロータイがおすすめです。レギュラータイよりも幅が狭く、シンプルかつスタイリッシュな印象に仕上げることができます。ただし、あまり細いネクタイはビジネスシーンには適していないと考える人も多いので注意が必要です。見た目だけでマイナスの印象を持たれないようにするためにも、大切な商談やプレゼンなどが控えているときはレギュラータイを身に着けたほうが無難です。
ワイドタイは見た目のインパクトもあり、着用すると重厚感やクラシカルな雰囲気を演出できます。体格の良い男性や背の高い男性によく似合うとされており、パーティーシーンなどで着用すると存在感をアピールできます。ただ、ナロータイと同様にビジネスシーンにはあまり向いていないので注意しましょう。また、よりオシャレにネクタイを着こなしたいなら、スーツとの相性も考えなければなりません。レギュラータイはごく一般的なタイプなのでどんなスーツにも似合いますが、ナロータイはラペル幅が太いスーツに合わせると全体的な印象がアンバランスになりがちです。
ナロータイは細くスタイリッシュなデザインが特徴なので、ラペル幅も同じように細いタイプを選んだほうが一体感が出てオシャレに見えます。ワイドタイも同様に、ネクタイ幅に合わせたラペル幅のスーツを選びましょう。

 

ネクタイの素材にも種類がある

ネクタイにはさまざまな形や柄がありますが、素材についてもいくつかの種類に分けられます。最も高級かつ見た目にも美しいのがシルクで作られたものです。シルク100%のネクタイはなめらかな手触りと美しい光沢が魅力で、生地も柔らかいため非常に締めやすいのが特徴です。ビジネスシーンはもちろん、プライベートや結婚式など場所を問わず使用できる基本アイテムなので1つは持っておくと役立ちます。シルクは高価すぎるという場合は、リーズナブルな価格のポリエステルがおすすめです。シルクによく似た光沢を備えており、手入れも簡単で使い勝手が良いなどのメリットがあります。
光沢のないネクタイを探している場合はウールリネンなどがおすすめです。ウールは羊毛から作られたネクタイで、温かくシックな印象を与えてくれます。光沢のないスーツやツイードのスーツなどとも相性が良く、秋冬にはピッタリの素材です。リネンは麻で作られたネクタイで、ウールとは対照的にサラリとした薄い生地をしています。吸汗速乾性に優れ見た目にも涼しげなので、夏に着用すると季節感を演出できます。ただし、比較的カジュアル感が強い素材なので、業種や職種によっては着用を避けるようにしましょう。
このほかにも、コットンやレーヨン、ニットなどさまざまな素材が存在します。素材ごとに見た目の印象が大きく異なることもあるので、スーツの相性や季節感なども意識しながらトータルコーディネートしてみましょう。

 

 

おしゃれな柄つきシャツとネクタイのコーディネート例

ネクタイを着用する機会としてもっとも多いのがビジネスシーンですよね。そのビジネスシーンにおける代表的なインナーといえば、白シャツです。白はどんな色とも良く似合うため、お気に入りのネクタイをアピールしたいときにも最適です。特におすすめなのが、白シャツにネイビーのネクタイを組み合わせたコーディネートです。ネイビーは一見地味な色に見えますが、どんなシャツやスーツとも合う定番中の定番カラーと言えます。1本持っておくとどんなシーンでも使えて便利ですし、シンプルかつ落ち着いた色から誠実さや清潔感などを表すこともできます。
一方で、ネイビーはどうしても地味な印象になりがちなので、ストライプ柄が入ったネクタイにしたり、デザイン性が高いスーツを選んだりして華やかさも演出するようにしましょう。商談やプレゼンなどの場で着用する場合は、白シャツとボルドーのネクタイの組み合わせも魅力的です。落ち着いた色でありながら情熱的な印象も与えられるボルドーは、自信ややる気を表す効果も持っています。明るさが強いと自己主張しすぎるネクタイになってしまうので、あくまでも暗めのシックな色を選ぶのがポイントです。
ストライプシャツと組み合わせる場合、最も定番と言えるのが無地のネクタイです。ストライプシャツでオシャレさを演出しつつ無地のネクタイで誠実さもアピールできるため、ビジネスシーンで着用しても問題ありません。ストライプとネクタイの色をそろえるのが基本ですが、よりオシャレに着こなしたいなら互いの補色を選ぶと良いでしょう。カジュアル感の強いチェックシャツを着用する場合は、無地のネクタイを選ぶのがおすすめです。チェックシャツはデザインが目立つため、ネクタイまで柄物を選ぶとガチャガチャとした印象になってしまいます。バランスをとるためにも、ネクタイは無地のものを選んだほうが良いでしょう。
チェックシャツとストライプのネクタイを同時に着用する場合は、特に注意が必要です。どちらも柄物だと統一感のない印象になってしまうため、目立つ色よりも暗めな色を選ぶのが基本です。ただし、同系色にするとチェックとストライプが視覚的な違和感を呼び起こしやすいので、補色関係を意識したほうが良いでしょう。スッキリとした印象にするために、ストライプの幅はできるだけ広いタイプがおすすめです。
カジュアルなコーディネートが認められる職場であれば、チェックシャツとドットのネクタイの組み合わせも魅力的です。ただし、ドットが大きかったり間隔が広かったりすると、オシャレな印象が強くなってビジネスシーンにはふさわしくない可能性もあるので注意しましょう。ドットシャツを着用したい場合は、柄物ではなく無地のネクタイを組み合わせるのが無難です。シャツは面積が広くドットが目立つので、あえて同系色のシンプルなネクタイにすることで悪目立ちを避け、オシャレさを際立たせることができます。

 

おしゃれなネクタイは印象も変える

ネクタイはスーツの脇役というイメージもありますが、実は柄ひとつで全身の印象を変えることもできる重要な存在です。たとえば、ストライプ柄のネクタイはフレッシュで知的な印象を与えられますし、チェック柄はカジュアルで親しみやすい印象を与えられます。ドット柄は一見するとカジュアルですが、小さなドットを選べばフォーマル度も高く、上品な印象を演出することもできます。無地であるソリッド柄は、シンプルさゆえ誠実さや品格をアピールできるうえに、最もコーディネートが簡単で人気の高い柄です。
また、さまざまな柄をデザインした小紋柄は、上品さとともにユニークさも表現できるので好印象を持たれやすいです。大きな柄にするとカジュアル感が強く、小さくするとクラシカルな印象が強くなるなど、同じ柄でも大きさによってイメージが変わる面白さもあります。このように、ネクタイは柄によって見る人にさまざまな印象を与えられるため、着用するシーンに合わせて選ぶことが大切です。

 

おしゃれな柄のネクタイでコーディネートを楽しもう

一口にネクタイと言っても、柄や色、形にいたるまで実にさまざまなバリエーションがあります。手持ちのネクタイが多ければ多いほど、シーンに合わせた最適なコーディネートが可能になります。オシャレを楽しめるのはもちろん、いざというときに手持ちのネクタイが足りず慌てる心配がありません。ONLYでは、オーダースーツだけでなく小物類も販売しています。ネクタイをもっと増やしたいという場合は、ぜひONLYをご利用ください。

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