スーツの雨の日対策とは?お手入れ方法や機能性スーツを紹介

2019/09/10

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

雨の日にはスーツがぬれてしまったり湿気が気になったりしますよね。せっかく高価なスーツを着ていても、シワなどが目立てば台無しです。雨や湿気がシワや臭いの原因になってしまうことがあるので、注意が必要です。この記事では雨の日でもスーツを守るための対策や長く着続けるためのお手入れ方法、雨に強いスーツ選びのポイントなどについて解説します。

 

1.実は多い!雨・湿気がスーツに与える影響とは?

スーツがぬれることによる影響は多くあります。まずは、型崩れです。スーツが雨にぬれることによって型崩れが起こってしまい、シワやよれの原因になってしまうのです。また、シミになる可能性もあります。雨はホコリやちりを含んでいることもあるため、そのままにしてしまうとシミになってしまうケースもあるのです。
臭いが発生してしまうことも考えられます。スーツの多くはウール、つまり羊毛を原材料にしています。そのため、雨にぬれてしまったり湿度が高い状態が続いたりすると、素材特有の動物臭が発生してしまう可能性があるのです。高価なスーツであっても、嫌な臭いがしていたらそれだけでイメージダウンになってしまいますし、気分も下がってしまいます。
雑菌が繁殖する危険性もあります。スーツは普段着とは違い日常的に洗うことはありませんよね。洗うことが少ないため、汗や皮脂がたまってしまっているのです。その状態で雨にぬれると、雨水に含まれたホコリやちりと混じってしまって雑菌が繁殖してしまいます。カビなどが繁殖することもあるので、注意が必要です。

 

2.スーツを長持ちさせるための雨の日対策とは?

大切なスーツを長持ちさせるためには、しっかりとした対策が必要になります。雨の日にはどのような対策を取ればいいのか、詳しく見ていきましょう。

 

2-1.雨の日に水・湿気からスーツを守る対策

雨の日に水や湿気からスーツを守る対策としては、撥水加工をすることが挙げられます。一般的なスーツは撥水加工されていないことが多いので、撥水スプレーなどをかけるとある程度の効果があります。撥水加工すれば、水分を弾いてくれるので多少の雨ならスーツを守ることが可能です。撥水スプレーにも種類があり、素材によっては使えないものもありますから、きちんと確認することが大切になります。衣類に使用可能なものを選んで、目立たない部分でテストしてから全体に振りかけましょう。自分で撥水加工するのが不安なら、クリーニング店でおこなう方法もあります。
また、スーツの色にも気をつけることがポイントです。雨の日には色の濃いダークスーツを選ぶようにすると、雨の跡などが目立ちにくくなります。雨によるジメジメ感を軽減させるには、通気性の高い夏用のスーツを着用してもいいですね。

 

2-2.雨の日で濡れてしまった場合のお手入れ方法

雨の日にスーツに水分が付いてしまったら、すぐにタオルやハンカチで水分を吸い取るようにすることがもっとも大切です。ぬれたまま放置してしまうのはいけません。放置する時間が長ければ長いほどスーツが傷みやすくなってしまいます。ぬれた場合にはこまめに拭きとるように習慣づけましょう。擦ってしまうと生地が傷むので、ポンポンと優しく拭い取るのがポイントです。
水分を拭き取ったらハンガーにかけて乾燥させます。風通しのいい場所や乾燥している場所で自然乾燥させましょう。ハンガーは針金ではなく、木製などの厚みがあるものを使うと型崩れしにくくなるのでおすすめです。中にタオルを挟むと湿気を吸ってくれるので効果的ですよ。直射日光にさらしてしまうと、スーツの生地が傷んでしまうので陰干ししましょう。
乾いた後はブラッシングをします。目に見えないホコリやちりが付いているので、取り除くために優しくブラッシングするのがポイントです。このような対策を取っても汚れやシワ、臭いが気になってしまう場合には早めにクリーニングに持っていくといいでしょう。

 

 

3.雨でも平気!雨に強い高機能スーツとは?

通常のスーツは防水加工がなされていないものが多いのですが、中には撥水加工が施されており汚れや水ぬれに強い高機能スーツもあります。一般的なスーツの撥水加工とは、通常の生地の表面にコーディングをして撥水・防汚効果を出すタイプです。そのため、やや通気性に劣ることがあり、梅雨時や夏場などには不快感を覚えてしまうケースもあるでしょう。ある程度の価格帯のスーツなら、生地の編み込みを非常に細かくすることで撥水機能を出す技術が使われているものもあります。このタイプは、通気性も生地の風合いも損なわないので、着心地やスーツの見た目にこだわりつつ、雨への対策もしたい人にとっては向いています。
高機能スーツならONLYの撥水加工ブルーフィールがおすすめです。ブルーフィールは、着心地と撥水・防汚機能を両立させており、通気性が良く遮熱作用が高いことが特徴です。そのため、体温上昇を低減できるという効果も期待できます。ジメジメした梅雨や暑い夏場でも、快適に過ごすことができるのです。

 

梅雨や雨の日は撥水加工スーツで快適に過ごそう

スーツはぬれたままにしてしまうと、型崩れやシワ・シミ、臭いなどのトラブルが発生してしまいます。スーツを長持ちさせたいのなら、すぐに水分を拭き取る、乾燥させるといった対策が必要です。また、梅雨や雨の日の対策として、高機能スーツを1着持っていると便利です。ONLYなら、撥水効果だけでなく通気性にも優れた生地を用意しているので、購入する際はおすすめとなっています。一度店舗に足を運んでみてはどうでしょうか。

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