ドレスコードを意識して!パーティーにふさわしい服装とは?

2018/05/07

  • スーツのシーン別マナー

 

パーティーのお誘いを受けたとき、「パーティーにふさわしい服装ってなに?豪華な服を着ていけばいいの?」と思う人もいるのではないでしょうか。
パーティーの服装で困ったときは、ドレスコードの基本を押さえて、かつ、出会う人に与える印象を考えることが大切です。
ドレスコードとは、時間や場所に応じて求められる服装のルールのことです。特に格式の高いシーンには、男性にも女性にもドレスコードがあります。
服装のルールと相手を気遣うマナーを押さえておけば、フォーマルな着こなしに困ることはないでしょう。
記事では、パーティーの服装で気を付けることや、パーティー会場に合わせた服装の選び方、印象を損なわない服装の大切さなどについて解説していきます。

 

パーティーの服装で気をつけたいこと

パーティーはたくさんの人と交流を持つための場所で、会場や規模、開催時間によってドレスコードに違いがあります。ホテルや記念行事、結婚式、屋外パーティーなど、それぞれの場面にふさわしい服装をしましょう。

 

その場にふさわしくない服装で参加すると、会場の雰囲気に合わなくなり居心地が悪くなってしまいます。必ずドレスコードの確認をしてから、パーティーに参加しましょう。

 

ドレスコードの指定は招待状に記載されているので、確認してみてください。平服が指定されている場合はセミフォーマルかインフォーマルの服装に合わせていくと、失敗がありません。
立食パーティーの場合はヒールや革靴で足が疲れやすくなります。普段、履き慣れていないので靴ずれや足の痛みに悩まされてしまうかもしれません。

 

女性の場合、パーティーではヒールの着用がマナーとされており、ミュールやサンダルはNGです。ヒールのあるパンプスは履いても問題ないので、ヒールが苦手な人はパンプスでもいいでしょう。
ヒールは履けるけれど、足が痛くなりやすい人は5センチほど低めのヒールがおすすめです。

 

男性の場合は軽量の革靴を選ぶと、足が疲れにくくなります。パーティー用の靴を選ぶときは疲れにくい素材を選ぶ、歩いたときの衝撃を吸収するジェルパッドを中敷きに入れるなど、過ごしやすくなる工夫をしましょう。

 

パーティーの服装は会場の格式に合わせる

パーティーの服装に迷ったときは、まず会場の格式を確認してみましょう。格式さえ押さえておけば、スーツやドレスを選びやすくなるからです。

 

格式の高い会場の場合、男性はモーニングコートやタキシード、女性はアフタヌーンドレスやイブニングドレスが一般的な服装です。屋外での立食パーティーやおしゃれなレストランでのパーティーであれば、もっとカジュアルな服装で参加ができます。

 

一般的にホテルで開催されるパーティー、結婚式、記念行事は格式が高く、フォーマルスタイルを求められるでしょう。会社の設立記念パーティーやレセプションパーティーの場合は平服やビジネススーツ着用OKの場合もあるので、パーティーの目的も確認が必要です。

 

格式と目的を押さえておけば、服装選びに迷うことはありません。格式の高い会場や式典に参加するときカジュアルな服装にしてしまうとマナー違反になりますし、親しい人たちのパーティーに礼装で参加してしまうのも違和感があります。どのような場面でもTPOを意識した服装にしましょう。

 

 

 

フォーマル・セミフォーマルの服装

フォーマルとセミフォーマルには昼と夜でドレスコードが変わるというルールがあります。午後6時(冬は5時)までは昼の服装、それ以降は夜の服装と決められています。

 

フォーマルの場面では、男性であれば昼はモーニングコート、夜はタキシード。女性であれば昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスを着用するのがルールです。

 

セミフォーマルの際もこのルールは同じです。男性はディレクターズスーツかブラックスーツですが、ブラックスーツは昼夜共に着用ができます。女性の昼はスーツやワンピーススタイル、夜はセミイブニングドレスかカクテルドレスを選んでください。
日本のパーティーではあまり意識しない人も多いのですが、昼のフォーマルでは露出を少なめにしておくのが基本です。夜は肩や胸元を出してOKですが、あまりにも露出してしまうと品を欠いてしまいますので注意しましょう。ミニスカートや大きく胸元の開いているドレスではなく、エレガントさを演出できるドレスの方がおすすめです。

 

フォーマルの服装

  • ・男性の場合
    昼はモーニングコート、夜はタキシード。

  • ・女性の場合
    昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレス。

 
セミフォーマルの服装

  • ・男性の場合
    ディレクターズスーツかブラックスーツ、夜はブラックスーツ。ブラックスーツは昼夜兼用が可能。

  • ・女性の場合
    昼はスーツやワンピーススタイル、夜はセミイブニングドレスかカクテルドレス。

 

 

日本のパーティーではあまり意識しない人も多いのですが、昼のフォーマルでは露出を少なめにしておくのが基本です。夜は肩や胸元を出してOKですが、あまりにも露出してしまうと品を欠いてしまいますので注意しましょう。
ミニスカートや大きく胸元の開いているドレスではなく、エレガントさを演出できるドレスの方がおすすめです。

 

 

きれいめカジュアルの服装

きれいめカジュアルは平服とも呼ばれており、結婚式の二次会やちょっとしたパーティーなどで着用するものです。かしこまり過ぎないオシャレで清潔感のある服装と言ってもいいでしょう。

 

カジュアルと言っても、普段着ではなく清潔感とかっちり感のある服装を選ぶようにしてください。デニムやパーカー、サンダル、ミュールなどはカジュアル過ぎるので、キレイめカジュアルには向いていないアイテムです。
男性の場合はジャケットとパンツを組み合わせた「ジャケパンスタイル」をおすすめします。落ち着いた色のジャケットを何着か持っておくと着回しがきくので、コーディネートの幅も広がります。

 

ジャケットカラーはブラック、グレー、ネイビーなどを選んでおくといいでしょう。できれば、どんなシーンでも着られる無地のジャケットもおすすめですが、柄入りジャケットも遊び心を演出できるので1着は持っておくと便利です。
ジャケットの中に着るシャツは上品かつさわやかに見えるホワイト系をベースにしましょう。パンツはいろいろと種類がありますが、チノパンやウールパンツなど、ジャケットの雰囲気に合うものを選ぶのがベターです。

 

奇抜過ぎるデザインやダメージジーンズなどを合わせてしまうと、パーティーで浮いてしまうので避けてください。靴も革靴を選ぶとフォーマル度がアップします。

 

女性の場合はワンピース、ブラウスとスカートといったスタイルがいいでしょう。ワンピースを選ぶ場合はシフォン地やレースをあしらったものを選ぶとエレガントさが出ます。

 

丈が短すぎたり、胸元が開きすぎているセクシー系の服装は避けるようにしましょう。また、ニットやデニム地もカジュアル過ぎてしまうのでおすすめできません。このNGポイントはスカートとブラウスであっても同じです。

 

キレイめカジュアルが分かりにくい、コーディネートが選びにくいときは、女子アナウンサーの服装を思い浮かべてください。きれいめカジュアルですが、かっちりしているはずです。

 

男性でも女性でも「通勤のときに着ても違和感がないコーディネート」を意識すると、服装が選びやすくなります。

 

 

パーティーではその場にふさわしい服装を心がけて

ドレスコードを指定されると、どんな服装をしていけばいいのか悩んでしまうものです。
しかし、コンセプトや規模に合わせて服装を選べば決して難しくはありません。

 

格式の高いホテルであれば、あらかじめドレスコードの指定があるので、服装に迷うことも少ないでしょう。カジュアルなパーティーに招待されたときは、きれいめカジュアルを意識しておくと服選びがスムーズです。

 

ドレスコードの基礎知識を押さえておけば、どんなパーティーでも怖くありません。TPOとマナーを守った服装で、パーティーを楽しみましょう。

 

パーティーは見た目の印象も大切

パーティーなどたくさんの人が集まり、一定の格式があるシーンでは、ドレスコードを押さえたコーディネートだけでなく、見た目の印象を考えることも大切です。
体型にフィットしていないアンバランスなスーツでは、格式ある重要なパーティーで同じ会場にいる人達から浮いてしまうことも。
特に第一印象は、そのあとのコミュニケーションにも影響しますので、着ていく服装が与えるイメージはとても大切です。
そこでおすすめしたいのが、オンリーのミニマルオーダーのスーツです。
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