恥ずかしくないように!結婚式のネクタイはマナーを守って

2018/05/07

  • スーツのシーン別マナー

 

結婚式といえば、ネクタイは必須アイテムです。スーツそのものではあまり大きく個性が出せないこともあり、ネクタイで他の人と差をつけたいという人もいることでしょう。しかし、冠婚葬祭のひとつである結婚式では、どんなネクタイでも良いという訳ではありません。場違いなネクタイをしてしまうと、恥ずかしい思いをしてしまうこともあるのです。そこで、結婚式で着用するネクタイは、マナーを守ると安心です。正しいマナーを知れば、気持ちよくおしゃれを楽しむことができるようになります。結婚式でのネクタイのマナーをしっかりと押さえて、堂々と個性を出していきましょう。

 

 

結婚式に着用するネクタイの基本

結婚式といえば、何かと服装に気を遣うものです。男性の場合は基本がスーツですが、スーツのおしゃれポイントといえばネクタイが大きなウェイトを占めてきます。しかし、結婚式においては、着用できるネクタイが限られています。基本は、白かシルバーのネクタイです。結婚式用のこれらのネクタイは、一番無難で一般的なものです。白かシルバーのネクタイは、1本持っておくと安心といえます。ただし、必ず白かシルバーのネクタイである必要はありません。
光沢のある素材ならば、パステルピンクやスカイブルーなどの淡くて華やかな色もおすすめです。結婚式は、大変めでたく華やかな場となります。そのため、女性のドレスも、明るくて華のある色が基本です。同様に、男性のネクタイも淡く華やかな色でも良いのです。あまりビビットな色や奇抜すぎる色よりも、淡い色の方が印象も良くおすすめとなります。人によって好みの差が出すぎる色よりも、万人受けする色を選んでいきましょう。また、ストライプや水玉などの柄が入っていると、さらに、おしゃれを演出することができます。この場合も、あまりに奇抜なものを選ばないように注意しましょう。

 

 

結婚式には蝶ネクタイやアスコットタイもおすすめ

 

結婚式では、一般的なネクタイ以外にも、蝶ネクタイやアスコットタイの着用が可能です。普通のネクタイをしめる男性が多い中、こうしたタイをつけていると、とてもおしゃれに見えるものです。日本でも着用する人が少しずつ増えてきた蝶ネクタイは、小さくて持ち運びが便利な点が特徴となります。そのため、昼の挙式・披露宴と夜の二次会で、蝶ネクタイを付け替えるのもおすすめです。蝶ネクタイが変われば、スーツの印象は大きく変わってきます。昼から夜にかけて長い時間を過ごす結婚式では、こうしてちょっとした変化でおしゃれを楽しむのも良いでしょう。
アスコットタイは、とてもエレガントな印象に仕上がります。日本では着用している人が少ないので、個性を出したい人には特におすすめといえます。アスコットタイは、さまざまな結び方ができる点が大きな特徴です。結び方を変えれば、簡単にスーツの印象を変えることができます。結び方のアレンジ次第で、おしゃれ度が大きく左右される点も、アスコットタイの魅力といえます。

 

 

結婚式で避けたいネクタイとは?

結婚式では、避けたいネクタイもいくつか存在します。まずは、黒のネクタイです。黒は、不幸を連想させる色となっています。特に男性はブラックスーツを着用する人が多いので、それに黒のネクタイでは全体的に黒一色となり喪服のように見えてしまいます。華やかな結婚式の場なので、こうした黒のネクタイは避けるべきものとなっています。また、派手すぎる柄も、結婚式にはふさわしくありません。主役は新郎新婦なので、それ以上に目立ってしまうような派手すぎるネクタイは避けましょう。
カジュアルな柄のネクタイも、結婚式の格式に合いません。結婚式での服装は、セミフォーマルが基本です。そのため、例えネクタイであってもカジュアルなものは避けるべきです。そして、アニマル柄のネクタイも、結婚式ではNGとなっています。ヒョウ柄やゼブラ柄などは、おしゃれではありますが結婚式にはふさわしくありません。アニマル柄は殺生を連想させるので、結婚式ではタブーとなっているのです。こうした結婚式にふさわしくないネクタイを避けて、おしゃれをすることが大切です。

 

 

結婚式のネクタイはきれいに結ぶのが鉄則

結婚式は冠婚葬祭の一種であるため、正装をするべき場所です。そのため、結婚式にふさわしいネクタイを選ぶことはもちろん、ネクタイをきれいに結ぶことも大切です。せっかくのネクタイも、結び方が悪いと台無しです。さらにネクタイの形は、ちょっとしたことで変わってしまうものです。曲がってしまうことは日常的ですし、緩んでしまうこともあり得ます。だからこそ、結婚式へ向かうときはしっかりときれいに結びましょう。そして、こまめにネクタイの形をチェックしていると安心です。
ネクタイをきれいに結ぶためには、結び目を首元までしっかり引き上げることがポイントです。結び目がしっかりと引きあがっていれば、ネクタイは緩みにくく、曲がりにくくなります。そして、全体的に引き締まって見えるので、ネクタイもきれいに演出できます。また、結び目の下にディンプルを作るのも忘れてはいけません。ディンプルを作ると、ネクタイはより華やかになります。とても細かい部分に見えますが、ディンプルがあるのとないのでは、印象が大きく変わってくるのです。ついいつも通りに結びがちなネクタイですが、こうした細かい点も注意して結んでいきましょう。

 

 

結婚式のネクタイはマナーを守るのが鉄則

結婚式は、新郎新婦のためのお祝いの場です。人生の大きな門出となる、とても大切な場所。そのため、ゲスト1人1人の存在も、とても大きなものです。新郎新婦の人生の節目に立ち会う訳ですから、全身でお祝いをしていくべきといえます。祝福の意を伝える手段はさまざまありますが、きちんとした服装もその1つです。場違いな服装でお祝いをされても、あまり嬉しいものではないのです。
新郎新婦にも他のゲストにも良い印象を持ってもらい、楽しい時間をともに過ごすためには、マナーは欠かすことができません。しかし、マナーの範疇であれば、おしゃれを楽しむことも可能です。マナーを尊重してこそ、おしゃれは成り立つものなのです。どのネクタイを選ぶのかというだけでも、マナーがあります。色や柄はもちろん、結び方にもマナーがあるのです。もちろん、一般的なネクタイ以外にも蝶ネクタイやアスコットタイの着用も良いでしょう。大切な新郎新婦の結婚式だからこそ、ネクタイのマナーも守って結婚式を楽しみましょう。

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