シーンごとに持ち替えたいバッグの種類とおすすめファッション

2018/05/22

  • スーツのシーン別マナー

 

社会人にとって、必須アイテムともいえる「バッグ」。バッグと一口にいってもたくさんの種類があり、それぞれ特性や適した用途も異なります。それに、バッグはただ荷物を収納するだけではなく、コーデの印象を左右する重要なポイントです。頭からつま先までお気に入りの服や小物でそろえたとしても、そのコーデに合わないバッグを持っていたら、残念なイメージになってしまいます。きちんとバッグの種類や合わせ方のポイントを押さえて、ワンランク上のコーデを目指しましょう。ここでは、社会人としてとりあえず持っておくと、シーンごとに使い分けができるバッグの種類や、おすすめファッションについて紹介します。

 

ビジネスマンの必需品ブリーフケース

男性用のビジネスバッグとして、言わずと知れたアイテムが「ブリーフケース」です。ブリーフケースは横長方形で、持ち手が中央についているデザインが一般的といえます。書類を入れるためのバッグであるため、内側にポケットがついていたり仕切りがあったりと、整理整頓がしやすいという点が特徴です。必要な荷物をさっと取り出すことができるため、まさにビジネスの場に適したバッグといえるでしょう。 素材はナイロンや合皮など、さまざまな素材から作られています。ちなみに、あまり知られていませんが、箱形のアタッシュケースもブリーフケースの一種です。ブリーフケースはかっちりとした堅牢なデザインであるため、相性の良いファッションには、やはりスーツが挙げられます。機能性とデザイン性に優れたブリーフケースは、シンプルになりがちなスーツスタイルの良いアクセントとして活躍してくれるでしょう。

 

男女問わず愛されているトートバッグ

 

男女問わず人気の高いアイテムには「トートバッグ」が挙げられます。男性の場合はカジュアルシーンで使用されるケースが多いですが、女性の場合はA4サイズの書類が入るトートバッグを、ビジネス用として使用している人も少なくありません。トートバッグは台形で荷物の出し入れがしやすいことに加えて、ヒモの長さにより肩にかけられる機能性の高さが魅力です。 ビジネス用にトートバッグを使うのであれば、品があるスムースレザー素材を選ぶことがおすすめです。また、カジュアルシーンで使用するのなら布製のキャンバストートを選ぶと、カジュアルでラフな服装にぴったりでしょう。トートバッグは素材によって与える印象が大きく異なります。そのため、使用するシーンや合わせる洋服を充分に考慮したうえで、素材選びをすることがポイントです。

 

有名都市へ旅行のおともにボストンバッグ

アメリカ・ボストンの学生が使っていたことが名前の由来だとされる「ボストンバッグ」。ボストンバッグはマチが広く、長方形に近いデザインが多く見られます。本革製のボストンバッグは上質な雰囲気が漂い、使い込むごとに味や風合いが増していきます。さりげないスマートさを演出してくれるボストンバッグは、スタイリッシュなファッションと好相性です。男女ともに、きれいめな大人カジュアルのファッションに合わせると、おしゃれな雰囲気がぐっと高まります。

 

最小限の荷物でOKショルダーバッグ

カジュアルシーン向けの「ショルダーバッグ」は、ワンショルダー、もしくは肩から斜めにかけるタイプのバッグを指します。肩からかけて使用できるため、両手を自由に使える機能性の高さが魅力です。ただ、斜めがけで使用する場合は、身長が低かったり童顔だったりすると、子どもっぽい印象を与えやすくなる場合があります。 子どもっぽい印象から遠ざかるためには、革素材のショルダーバッグを選ぶと良いでしょう。革素材を選ぶことで、高級感があり大人っぽいコーデに近づけます。それから、斜めがけをする場合は、洋服のラインが崩れやすくなるため注意が必要です。自然なラインのカジュアルファッションを心がけることで、リラックス感のある大人スタイルを実現できます。

 

街歩きからアウトドアまで!バックパック

バックパックという言葉をテレビや雑誌で耳にしたことはあるものの、「どのようなアイテムなのか詳しく知らない」という人は珍しくありません。「バックパック」とは、いわゆるリュックサックと同じバックのことです。バックパックは両腕が開くため、アウトドアにもってこいのアイテムといえるでしょう。バックパックには革製や布製など、さまざまな素材の商品があります。街歩きなら洗練された雰囲気を持つ革製、アウトドアなら軽量で耐久性に優れたナイロン製を選ぶことがおすすめです。 また、バックパックは「カジュアルで動きやすい」ファッションが似合います。バックパックと同系色のキャップやスニーカーなどのアイテムを使ってコーデを考えると、統一感のあるラフスタイルが完成します。寒い季節はモッズコートやダッフルコートと合わせて、カジュアルムードを高めるのもおすすめです。小物やコートとのバランスをきちんと計算してコーデを考えることで、こなれ感のあるハイセンスな装いを叶えられます。

 

女性だけじゃなく男性にもおすすめのクラッチバッグ

パーティーなどで女性が持つことの多い、持ち手のついていない小さなバッグを「クラッチバッグ」と呼びます。パーティーで着用するようなドレスにはポケットがついていないデザインが多く、最低限の荷物や化粧品などを入れる目的で使用されるのです。 クラッチバッグはデザインや大きさなどのバリエーションが豊富で、男性向けや普段使い向けなどさまざまな種類があります。男性用としては、A4サイズくらいの大きさのクラッチバッグがおすすめです。A4サイズのクラッチバッグなら、財布や携帯などの日常必需品をしっかり収納できます。また、クラッチバッグは上品な雰囲気があるため、きれいめカジュアルとの相性が抜群です。テーラードジャケットやセットアップなどのアイテムと組み合わせると、シティライクな装いを楽しめます。 ただし、クラッチバッグを使用する際は「荷物を入れすぎない」ことがポイントです。荷物を詰め込みすぎるとバッグがパンパンにふくれてしまい、スマートなイメージから遠のく原因につながります。荷物は最小限に抑えて、スタイリッシュなデザインを崩さないように注意しましょう。

 

バッグは多種多彩!TPOに合わせて使い分けよう

バッグの種類はたくさんあり、同じ種類のバッグでもデザインが違えば、合わせる洋服も変わってきます。社会人らしく洗練された印象に近づくには、その日の服装やシーンに合わせてバッグを選ぶことが欠かせません。TPOに合わせて使い分けられるように、何種類かのバッグをワードローブに備えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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