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スーツの着こなし・コーデ術

イギリス製スーツでスマートに!特徴や着用のメリットは?

2018/08/29

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

スーツは国によってスタイルが異なります。そのなかでも、イギリス製スーツは代表的なスタイルのひとつです。イギリスといえば英国紳士やチェック柄をイメージする人も多いですが、イギリス製スーツには具体的にどんな特徴があるのでしょうか。実は、色や生地の柄だけでなく、ポケットなどのデザインや生地の厚さにも特徴があります。ここでは、イギリス製と並んで代表的なイタリア製スーツと比較しながら、イギリス製スーツの特徴やメリットを紹介します。スーツを着るシーンや目的に合わせて、スタイルを選んでみてはいかがでしょうか。

 

イギリス製のスーツの特徴とは?

現代のスーツは、イギリスのモーニングが原型だといわれています。そのため、イギリス製スーツはスーツのなかでも正統派といえるものです。ブリティッシュスタイルとも呼ばれており、格式高い雰囲気を持ちます。具体的には、張りのあるショルダーラインが特徴です。シルエットをつくるための肩パッドが入っており、袖山が盛り上がった堂々としたディテールになっています。また、スラントポケットと呼ばれる、斜めにつけられたポケットもイギリス製スーツによく見られる特徴です。ポケットが斜めになっていることで、胸のたくましさが強調されます。さらに、ウエストが細めに仕立てられていることが多いので、ボディラインがより立体的に見えます。ネクタイが見えるVゾーンは浅く、かっちりとした印象を与えます。特に、イギリス製スーツの生地は固めに仕立てられているので、重量感のある雰囲気を醸し出します。ツイードやフランネルなどのしっかりとした生地が代表的です。イギリスは一年を通して湿度が高い気候なので、生地がよれてしまうのを防ぐために丈夫になったといわれています。スーツの色もくすんだトーンで落ち着いたものが多く、派手さはあまりありません。

 

イギリス製とイタリア製のスーツの違い

 

一方、イタリア製スーツは、イギリス製スーツとは異なり、中世的で華やかな雰囲気を持っています。イギリス製スーツにおいて特徴的だったショルダーラインは、イタリア製では肩から自然につながるようなナチュラルなディテールになっています。イギリス製に比べてパッドは薄く、ソフトな印象です。また、イタリア製スーツのポケットは、胸元のバルカポケットが特徴です。「バルカ」というのは「船底」という意味で、胸ポケットが船のようにカーブした形をしています。さらに、袖口の重ねボタンも特徴的です。イタリア製スーツの場合、袖口のボタンが外せるようになっている、いわゆる本切羽(ほんせっぱ)のものがあります。イギリス製スーツでは、袖口のボタンが外れるタイプのものはあまりありません。イタリア製スーツは、胸ポケットや重ねボタンによって美しいラインが作られています。Vゾーンは広めに設計されており、セクシーさが表現されていることも特徴です。イタリア製スーツの生地は柔らかな仕立てが特徴で、ドレープ感のあるものが多いため、エレガントさを一層演出できます。イタリアは温暖な気候が特徴なので、生地を薄くすることができたといわれています。個性的なデザインのものもあり、ファッションを常に意識するイタリア人らしさが表れているといえます。

 

イギリス製のスーツを着用するメリット

イギリス製スーツは、重量感のある丈夫な生地でできています。そのため、イタリア製に比べて耐久性が高い点がメリットです。湿度が高いイギリスの気候に合うように作られているため、日本においても長持ちします。また、生地の重量感だけでなく、色やデザインにおいても伝統を感じる落ち着いた雰囲気のものが多く、ビジネス感やフォーマル感を出しやすいのもメリットです。イギリス製スーツは、もともと身分の高い人が着用していた服が原型になっているため、フォーマルの場に着ていけば、英国紳士のような礼儀正しさを引き出せます。さらに、肩パッドがしっかり入っており、ウエストも細めに作られているため、男性のたくましさを強調できるところもメリットです。ビジネスにおいては、威厳とリーダーシップを演出できる仕上がりとなっています。イギリス製スーツは、よいものを長く身につけたいという人、リーダーとしてビジネスの場に着ていきたいという人に特におすすめです。

 

イギリス製スーツ選びのポイントは?

似合うスーツを選ぶ際には、デザインよりもサイズが重要です。そのため、イギリス製スーツを購入するときは、以下の点に注意しましょう。最初にチェックする点は、肩のサイズです。正しい肩幅のジャケットは、見た目が美しいだけでなく、動きやすく着ていてストレスを感じません。肩幅が広すぎるとだらしがない印象を与えてしまいますし、逆に狭いと腕の上げ下げが窮屈になります。ジャケットを試着するときは、腕の動かしやすさを確認するようにしましょう。つぎに、胴回りのサイズを合わせます。身体に合うシルエット、少しゆとりのあるシルエットなど、好みに合わせて選びましょう。スタイリッシュなシルエットにしたい人は、ボタンを閉じた状態でVゾーンにこぶしを入れたとき、少しきついと感じるぐらいが目安です。
また、ボタンを閉じたときにX字のしわがよれば、タイトなスーツの目安となります。ただし、スーツのポケットにペンや手帳を入れる人は、こぶしが入るぐらいのゆとりを持たせるようにしましょう。さらに、ジャケットのサイズにおいては袖丈も重要です。腕を下ろしたとき、少しシャツが見えるぐらいがちょうどいい長さです。基本的には、親指の先からジャケットの袖口まで11~12cm程度が目安なので確認してみましょう。以上の点を確認したら、最後に首筋から背中部分にかけてくぼみが入らないかをチェックしましょう。背中にぴったり吸いつく程度のサイズが理想です。一方、パンツのサイズは、ウエストのサイズと丈の長さがポイントです。ウエストは手のひらが自然に入るぐらいのゆとりを持たせます。丈の長さは、裾が靴の甲に十分触れるぐらいの長さがトレンドです。スーツに合わせたい靴を履いて確認してみましょう。

 

フォーマルやビジネスならイギリス製スーツで決まり!

イギリス製スーツは、正しいサイズで着用すれば身体が立体的に見え、男らしさや威厳を引き出してくれます。イタリア製スーツに比べて誠実でスマートな印象を与えてくれるため、スーツを着用するのがフォーマルシーンやビジネスシーンであれば、イギリス製スーツがぴったりの選択肢となります。

 

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