何着必要?最低限そろえておきたいスーツの数とデザイン
2018/05/22
- スーツTips(豆知識)
社会人になり毎日スーツを着ることになると、「当面は何着あれば困らないか知りたい」「どんな色や柄のスーツを選べばよいのか」などが気になるかもしれません。
社会人3年目ともなると、入社したての新社会人とは少し差をつけようとする人もいることでしょう。気持ちを新たに買い替えや買い足しを考えてみたものの、何をどう選んだら良いかわからず迷うことあるかもしれません。
そこで本記事では、最低限そろえておくべきスーツの数や、キャリアに合わせておすすめの色味やデザインなどを紹介します。
加えて、仕事内容に関係なく社会人として用意しておくべきスーツや、見た目の印象の大切さなどについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
スーツは最低限何着そろえるべき?
社会人になるとスーツは1着だけでは着回していくことが難しいでしょう。1着のスーツをクリーニングに出している間にも、ひどく雨に濡れたり汚したりということがあるかもしれません。
そう考えると、いざというときにもう1着あれば安心です。そのため、新社会人の場合、最低限そろえておきたいスーツの枚数は3着が無難でしょう。春秋、夏、冬の3シーズンでそれぞれ3着用意しておくのがおすすめです。
最初のうちは2着用意して、勤務先の雰囲気や先輩たちのようすを見て、もう1着購入する新社会人もいます。 1日着たスーツは汗を含み着衣ジワが付くものです。スーツが3着あれば、1日着たスーツを中2日で休ませるため、スーツを長持ちさせることができます。
内勤の人はジャケットを脱いでハンガーにかけるなどしてシワや汚れる心配がなければ、2着でもOKかもしれません。しかし、営業などで外出する機会が多い人は、それだけ汗や汚れでクリーニングに出す機会も増えます。取引先に出向くときにもやはりアイロンがかかっているピシッとしたスーツであいさつしたいものですよね。そのため、やはり3着あったほうが着回しがラクです。
春秋用、夏用、冬用などのスーツは必要に応じて買い足していくことも良いでしょう。毎日の3着のローテーションを考えると、それぞれの季節で3着ずつそろえておくことを押さえておきましょう。
社会人1年生が最低限持っておきたい3着とは?
就活で活躍してくれたリクルートスーツは、黒を選ぶ人が多かったかもしれません。新社会人は、ワイシャツやネクタイで変化をつけて着こなすこともできます。
しかし、実際は職場で黒のスーツはあまり歓迎されません。なぜなら、仮に大勢が黒のスーツを着ていたら、重苦しく暗い雰囲気になってしまうからです。
これからスーツを買いそろえる人が持っておきたい3着のスーツは、無難な落ち着いた色が一番です。ファッション関係なら流行りのスタイリッシュな個性的なデザインや色を選ぶのもありかもしれません。しかし、それも社会人1年生では張り切りすぎと見られることもあります。
そう考えると、どんなネクタイやワイシャツにでも合いやすく、毎日のコーディネートに困らない無地のライトグレー、ダークグレー、紺がおすすめです。
これらの3色はスーツの定番色ともいえるオーソドックスなものなので、どこに出ても恥ずかしくなくどんな業種でも浮くこともありません。持っておくと何かと便利な色です。紺でも深みのあるネイビー、明るめのネイビーなどさまざまな色味があるため、自分の顔色や雰囲気で「どんな色が似合うか」について店員さんに相談してみると良いアドバイスがもらえるでしょう。
社会人3年目以降はスーツのバリエーションを増やして
社会人3年目にもなると、仕事もバリバリこなし後輩に指導も行うようになるでしょう。新卒の社会人とはちょっと差をつけたくもなってくるころかもしれません。
そんなときは心機一転スーツを新調するのもおすすめです。体型が変わってきたりデザインが少しずつ変化したりすれば、新しいスーツもほしくなるでしょう。新社会人のころとは違い経済的にも余裕が出てくるころなので、少しずつスーツのバリエーションを増やしていくことをおすすめします。
年令を重ねてキャリアを積んでいくと、若いころにはまだ早いと思われたデザインのスーツが似合うようになります。チャコールグレーやダークブラウンなどの渋めの色味やストライプやチェックなどにも挑戦してみてください。生地の質にこだわった1着なら、格調高い大人のビジネスパーソンを演出できるでしょう。
ビジネス以外で用意しておきたいスーツ
若いうちなら冠婚葬祭のときには学生服やリクルートスーツで許されることもあります。しかし、社会人となったからには、正式な冠婚葬祭用のブラックスーツが必要になります。黒であれば何でもいいというわけではありません。
正礼装用のブラックフォーマルスーツは深い漆黒の上質の生地を使っています。黒が濃いほど格式が高くなり礼服や喪服として認められます。リクルートスーツのブラックスーツとは色味も生地の質も異なります。社会人になれば、仕事上のつきあいで着る機会も増えるものです。正式なものを1着準備しておくことをおすすめします。
弔事の場合は、ネクタイは黒無地、ワイシャツは無地のシンプルなもの、黒い靴下なども一緒にそろえましょう。
また、経済的にも余裕が出てきたころ、新たなスーツが必要だと思ったら、勝負服としてオーダーメイドのスーツを1着用意することがおすすめです。完成品の既製服と違って、オーダーメイドは自分の体にぴったり合ったスーツが作れます。人それぞれの体型にフィットするため着心地も良いし、見た目の印象がかなり良くなるでしょう。
社会人生活が長くなるとスーツの数も増えていく
社会人生活が長くなるとだんだんとスーツの数は増えていくものです。中には、くたびれたり流行遅れになったりして着られなくなるスーツも出てきます。
「万一のときに必要になるかもしれない」「やせたらまた着るかもしれない」「子どものために取っておこう」などクローゼットにしまっておくとタンスの肥やしです。衣類をすき間なく並べてかけるのは、湿気がこもり型くずれや生地の劣化の原因にもなるためおすすめできません。
また、スーツもそのときどきの流行に合わせて、襟や身頃、スラックスの幅など少しずつ変化するものです。長く保管しておいても見た目に時代遅れになってしまい、「子どもが喜んで着てくれるか」はわかりません。
スーツは1着あたりの価格が高いため、処分するのに抵抗があるかもしれません。しかし、何着ものスーツをタンスの肥やしにしないように、定期的に整理をしておくことをおすすめします。
既製のスーツがイマイチならオーダースーツという方法も
新社会人のときには、既製のスーツでも特に気になることがなかったとしても、社会人生活が長くなると状況が変わることもあります。社会人としての経験値が増え、気持ちや経済面で少し余裕が出てくると、それまで何も思わなかった既製のスーツでは満足しきれないことも出てくるかもしれません。
例えば、体型に合わせて流行りのデザインを取り入れたい、仕事先で与える印象にメリハリを加えたいなど、スーツ選びの基準が変わってくるものです。
そのようなときには、オーダースーツを作ることをおすすめします。
オンリーのミニマルオーダーは、体型に合わせたスーツを、流行を取り入れながら手頃な価格で仕上げます。
しかも、実用性を考えてシーンを想定した生地をそろえており、長年培ってきた技術で作りますので、好みに応じた高品質のスーツをご提供できます。既製品では得にくかった満足感も、きっと得られることでしょう。
スーツ選びに迷ったら、オンリーのミニマルオーダーを是非ご活用ください。
オンリーミニマルオーダーについてはこちらをご覧ください。
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