黒無地スーツがおしゃれに見える!着こなしのポイントを押さえよう

2019/11/20

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

黒の服というとクールな印象でかっこよく着こなせるイメージを持つ人も少なくないでしょう。しかし、黒無地のスーツとなると意外と着こなしが難しいものです。合わせるネクタイやシャツによってはその場の雰囲気に合わなくなってしまうことも考えられます。そこで、この記事ではどのような着こなしをすれば黒無地のスーツをおしゃれに着こなせるのかポイントを紹介していきます。

 

礼服用とビジネス用がある黒無地のスーツ

黒無地のスーツといってもすべて同じではなく礼服用のものとビジネス用のものでは、生地の色や質感、デザインなどに違いがあります。礼服用とビジネス用のものをシーンに合わせて着る必要があり、間違えてしまうとマナー違反となるので気をつけましょう。しかし、なかなか見分けるのが難しいという人もいるのではないでしょうか。礼服用とビジネス用の黒無地のスーツを見分けるのにはいくつかのポイントがあります。
室内では違いに気がつくことは難しいものの、礼服用とビジネス用では同じ黒でも色に差があります。礼服用の黒は深みを感じる濃い黒であり、ビジネス用の黒は礼服用のものに比べるとグレーがかったように見え薄い黒色に見えるでしょう。屋外で見ることでより違いが分かりやすくなります。また、光沢感にも違いがあるのが特徴。礼服用のスーツは弔事にも使用されるため、マナー違反とならないように光沢のない生地を使用しておりややマットな印象です。ビジネス用スーツの生地は光沢感があるものが使われていることが多いでしょう。
光沢以外の質感にも違いがあり、ビジネス用スーツでは安価なポリエステルが含まれていることが多く、シワになりにくい生地で気軽に着られるようになっています。礼服用のスーツはフォーマルな場所に着ていくものなので上質なウールの生地が使われています。デザイン的にも差があり、礼服用は買い替える頻度が少ないので将来体型が変わってしまうことを見越して少しゆったりとしたデザインが主流です。ビジネス用ではシルエットが細身のものなど、そのとき流行っているデザインというものがあります。また、ビジネス用にはベントというジャケットの切り込みがあるものが多いのですが、礼服用は基本的にはノーベントです。

 

黒無地スーツに合わせるシャツの特徴は?

黒無地のスーツを着るときにはシーンに合わせてシャツを選ぶ必要もあります。色は礼服用であれば基本的に白を合わせ、柄のないシンプルなものを選ぶことが好ましいでしょう。ビジネス用であれば、白か淡いブルーのシャツを合わせるとモノトーンでシックな印象になります。柄のあるものを選ぶときもさりげない織り柄程度のものを選ぶことでシンプルでおしゃれに着こなせるでしょう。
襟の形にも選ぶポイントがあり、礼服用のときには襟の開きが大きいホリゾンタルカラーやカッターウェイ、または襟がボタンで固定されているボタンダウンは避けましょう。しかし、結婚式などの祝いの席やパーティーなどの場合はホリゾンタルカラーやカッターウェイ、そしてウイングカラーでも大丈夫です。ビジネス用の場合は、レギュラーカラーかワイドカラーのものを選ぶことでシックな印象に着こなすことができます。また、礼服用のシャツの生地はブロードを選びます。

 

黒無地スーツに合うネクタイとは?

黒無地のスーツを着るときのネクタイ選びに迷うという人もいるでしょう。礼服用の場合は、弔事であれば黒の光沢のないネクタイを選びます。結婚式などの慶事であれば白のネクタイを選びましょう。シルバーや柄の入ったものを選んでも良いのですが、格式の高い式典などの際には原則として白のネクタイを選ぶ必要があります。ビジネス用の場合は、よりフォーマルな印象を与えたいシーンでは黒やシルバーの無地ネクタイを合わせると良いでしょう。雰囲気を和らげたいのであれば、ストライプや小紋柄、ドットやチェックといった柄物と合わせると印象が変わります。
サックスブルーのシャツに合わせるネクタイは青系や緑系、黄色系が爽やかな雰囲気を出すことができ合わせやすいのではないでしょうか。白シャツに合わせるのであれば、レジメンタルストライプのような柄物やワインレッドのようなはっきりした色のネクタイを選ぶことでスタイリッシュでクールなビジネスマンの雰囲気をだせます。

 

 

黒無地スーツを着用するときに履く靴は?

黒無地のスーツを着用するときは履く靴にも気をつかわなくてはなりません。黒無地のスーツを着用するときは礼服用ビジネス用ともに黒の靴を合わせるのが基本となります。濃い茶色の靴などでカジュアルダウンしてしまうと途端に着こなしが難しくなってしまうのが黒無地のスーツなのです。ビジネスでの着用であればつま先に切り替えがあるストレートチップでかまいませんが、冠婚葬祭として履く場合は夕方までの靴であるため夕方以降の準礼装でストレートチップを履くことは好ましくありません。一方、つま先に装飾のないプレーントゥーであればビジネス用としてはもちろん、夕方以降の冠婚葬祭でも問題なく履くことができます。
また、甲の部分のデザインにも気をつけなくてはいけません。靴紐を通す部分が出ている外羽式と靴の革と一体になっている内羽式の2種類があり、内羽式のものの方がよりフォーマル度は高く礼服と合わせて履くことができます。ビジネスシーンであれば外羽式の靴でもカジュアルさを出したいのならば履くことができますが、礼服用とビジネス用両方に使用したいのであれば内羽式を選ぶと良いでしょう。

 

目的に合う黒無地スーツの着こなしを覚えよう

黒無地のスーツと一口にいっても着用する場面によって生地の素材やデザイン、色味など選ぶものが異なります。また、冠婚葬祭のどの場面で着用するのかビジネスシーンで着用するのかに合わせてシャツやネクタイ、靴を選ぶ必要もあるのです。シーンに合わせたアイテムを選ぶのであれば豊富なアイテム数があるお店を選ぶ必要があります。ONLYの店舗であれば目的に合ったアイテムを揃えることができるでしょう。

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