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スーツの着こなし・コーデ術

オシャレの幅が広がるボタンの種類いろいろ!

2018/05/07

  • スーツの着こなし・コーデ術

 

日常生活で何気なく留め外しをしているボタンには、古い歴史があることをご存じですか?ただ留め外しするためのアイテムだったものが、現在のような色とりどりのものにたどり着くまで、とても長い年月がかかっています。また、ボタンにはさまざまな形や種類があります。穴の位置や形が違うだけで、相性のよいアイテムも異なります。今やオシャレの一部として、大切な役割を担っているのです。ボタンのことをより知れば、全身のコーディネートも楽しくなるはずです。オシャレが好きなら知っておきたい、ボタンの歴史や種類、布への付け方を紹介します。

 

 

ボタンの歴史はとても古い!

服においては小さいパーツのボタンですが、実はとても古い歴史があります。人がボタンを使うようになったのは約2万年前、ウルム氷期(最終氷期)までさかのぼります。当時、人間が動物の毛皮に身を包むために、何らかの留め具が必要となりました。その際に動物の骨で皮を留めたのがはじまりです。紀元前には金属の留め具が登場し始めます。紀元前1600年のギリシア・クレタ島では、羽織りにつける飾りボタンのようなものが使われていました。紀元前700~500年頃には、ローマ人兵士の甲冑に金属の留め具が使われています。時代が進むにつれ、ボタンは徐々に装飾の要素が強くなっていきました。オシャレの一部として、人々に受け入れられていったのです。
中世になると、金銀や宝石などのきらびやかな細工が施されたボタンが、フランス貴族の間で流行します。まるでカメオのように、人の肖像が彫られたボタンも人気がありました。中世のフランスでは、ボタンは貴族がつけるもの。あくまでも自分をきらびやかに魅せる、装飾目的のものでした。今のようにカジュアルに使われるようになったのは、18世紀の産業革命以降のことです。技術の進歩で工場での大量生産ができるようになり、ボタンの用途はぐんと広がりました。普段着や軍服にもボタンが登場します。19世紀に入ると、日本の海軍・陸軍の制服に初めてボタンが採用されました。それまではヒモで布を留め合わすことが多かった日本において、ボタンはとても画期的なアイテムでした。近代以降、機能と装飾を兼ねたアイテムとして、人々に浸透していったのです。

 

 

歴史が長いだけあってボタンは種類も豊富

 

ボタンは歴史が古いだけでなく、種類が豊富な装飾品です。布を留め合わせるという役割は同じでも、材質や用途によって全く異なる名前が付けられています。例えば、スナップボタンは金属を留め合わせるボタンです。留め合わせたときに「パチッ」と音がする特徴があります。取れにくく、しっかりと留め合わせることができるボタンです。くるみボタンは、洋服と同じ布で包まれたボタンのことです。ボタンの留め具を布で包み、洋服全体のデザインと調和させることができます。プラスチックのボタンは、カジュアルな洋服に使われることの多いポピュラーなボタンです。色や形、柄のさまざまなデザインが存在します。

 

 

ボタンの形や穴の種類もたくさんある!

ボタンは種類が豊富であると同時に、形や糸を通す穴にもさまざまなタイプがあります。最もポピュラーなのは丸型のボタンで、服のデザインを選ばないのが特徴です。ほかにも楕円型や、角のある形もあります。
また、アイテムによってボタンの穴の数や位置が違うこともめずらしくありません。シチュエーション問わず使われやすいのが、表面に穴が開いている表穴ボタンです。4つ穴ボタンは布に固定する箇所が多いので、安定感があります。ジャケットやコートなどのアウターによく使われることの多いボタンです。対して2つ穴ボタンはカジュアルなイメージが出やすく、シャツやブラウスによく使われます。しっかり固定する4つ穴に比べて留め外しがしやすいのが特徴です。
一方で、表面から穴の見えないボタンは「足つきボタン」と呼ばれます。丸みのある形で、子ども服やレディースの洋服、雑貨に使われることの多いタイプです。ボタンの表面に細かい装飾が施されていることも多く、デザイン性が高いのが特徴です。裏面に糸を通す穴をつけるので、そのぶん表穴ボタンよりも大きくて重い傾向があります。

 

 

基本のボタンの付け方をマスターしよう。

外出先で急にボタンが取れてしまったときのために、基本のボタンの付け方をマスターしておくと安心です。裁縫道具ひとつ持ち歩いていれば、いつでもどこでもボタンを付け直すことができます。ボタンの形によって付け方が違うので、それぞれ覚えておくと便利です。
まずは、ポピュラーな2つ穴ボタンの付け方から解説しましょう。糸を針に通して、2本取りで玉結びをつくります。そして、ボタンをつける場所の布を表から針ですくうようにして、穴に糸をとおします。これを3~4回繰り返します。実際に留めたときのことも考えて、布の厚みのぶんだけボタンを少し浮かせるようにするのがポイントです。そのあと、ボタンと布の間から糸を出し、針についている糸をぐるぐるとボタンの裏側に巻き付けます。そうすると、ボタンがしっかりと固定された状態になります。最後に、針をボタンの付け根近くに刺して、布の裏側で糸を玉止めすれば完成です。4つ穴ボタンも同様に糸を通します。穴に糸を通す回数が増えるぶん、しっかりと固定されるのが特徴です。
足つきボタンは表面から糸が見えないタイプのボタンです。足つきボタンの場合の糸は1本取りで玉結びをつくるのがポイントです。まず、ボタンの足がまっすぐにつくように、布に置きます。次に布の裏に針を刺し、ボタンの穴に糸を通らせ、また針を布の裏に戻します。これを3~4回繰り返してから、糸を玉止めすれば完成です。手順を間違えるとうまくボタンが付けられない可能性もありますので、注意しましょう。

 

 

ボタンもオシャレの一部!種類を変えて楽しんで

最初は布と布を留め合わせるために誕生したボタンですが、今やオシャレの一部として、欠かせないパーツとなっています。機能的な意味合いだけでなく、デザイン性の高いボタンも多いです。ボタンもオシャレの一部として、トータルコーディネートを考えてみましょう。シーンによってボタンだけ付け替えてみるのもおすすめです。ヴィンテージのものに付け替えれば、一気にこなれたイメージになります。自分のセンスをアピールするポイントにもぴったりです。豊富な種類のボタンの中から、自分にしっくりくるものが見つかれば、おしゃれがぐんと楽しくなります。

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